厳冬期八ヶ岳縦走 強風で撤退

2016年02月10日(水) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,414m
• 下り: 1,400m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:45
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:53

4:03 八ヶ岳山荘
4:51 4:52 やまのこ村
4:57 5:00 赤岳山荘
5:07 5:07 美濃戸山荘
5:51 5:51 堰堤広場
9:05 9:16 赤岩の頭
9:44 9:45 硫黄岳
10:00 10:10 硫黄岳山荘
10:38 10:40 硫黄岳
10:53 10:53 赤岩の頭
11:21 11:21 ジョウゴ沢
11:28 11:28 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
11:39 12:19 赤岳鉱泉
12:46 12:46 堰堤広場
13:17 13:17 美濃戸山荘
13:20 13:20 赤岳山荘
13:20 13:20 赤岳山荘
13:20 13:20 やまのこ村
13:56 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳山荘駐車場1日500円利用しました。

コース状況／危険箇所等

八ヶ岳山荘（美濃戸口）〜赤岳山荘
以前からヤマレコにもあがっていましたが、林道は溶けた雪が凍ってつるつる。その上に前日からの雪がうっすらつもってさらにスリップしやすかったです。
また、わだちが深い所もあります。
赤岳山荘駐車場はほとんどチェーン着用でした。

美濃戸山荘〜堰堤広場
上記と同じく凍結路の上にパウダースノーでたいへん滑りやすくなっています。
何度か足をとられました。アイゼンあると安心です。

堰堤広場〜赤岳鉱泉
前面積雪で歩きやすいです。前日の雪でノートレースでしたがトレースつきました。

赤岳鉱泉〜硫黄岳
樹林帯トレースつき歩きやすいです。赤岩の頭直下は雪崩注意喚起がされています。
雪庇は例年より少ないものの気温や今後の降雪次第でリスクが高まります。

今後の天候次第で状況は大きく変わるとおもいます。

その他周辺情報

下山後原村の「もみの湯」大人500円に寄りました。夕方5時以降は300円とリーズナブルです。

写真

2/10 3:55

赤岳山荘の温度計はマイナス12度を表示(kita)

2/10 6:15

早朝の北沢歩き
まだ小雪が舞ってる

2/10 6:26

やっと明るくなってきたころ
すでに白銀世界の中

2/10 6:30

少し空が焼けてきた
晴れることを願って(>人<)

1/30 10:34

これは先月のアイスキャンディーフェスのときに登山道脇に作ったuraだるま⛄

1/30 15:05

その日の帰り通ったら、優しい人に素敵にしてもらったあとだった(´ー｀)

2/10 6:34

埋没後

2/10 6:36

救出後
その後ネクタイまでつけてもらったのね…
なんだか愛着がわきますな

2/10 6:40

ノートレースいただきました☆

2/10 6:42

橋も一番乗り

2/10 6:54

まっさらな雪原

2/10 5:50

赤岳鉱泉に近づく(kita)

2/10 5:52

アイスキャンディーがお迎え(kita)

2/10 5:54

散水風景(kita)

2/10 6:57

10日ぶりくらいのアイスキャンディー
少し稜線も見えてる

2/10 6:58

シャワーをかけてまだ成長中
こうやって育てていくのね

2/10 7:19

2/10 8:09

赤岳見え隠れ（kita)

2/10 8:28

登りが始まります
気温は−15℃を下回ってました(；゜Д゜)

2/10 8:32

白の森

2/10 8:51

寒くて休憩も長くとれない(◞‸◟)

2/10 8:58

森林限界
晴れ間がみえてきた

2/10 9:03

白銀の珊瑚

2/10 9:03

キラキラ✨

2/10 9:11

赤岩の頭ロックオン！

2/10 9:13

吹き荒れる銀嶺の稜線

2/10 9:13

ふんわりもふもふをいちばん乗り！

2/10 8:09

冬山の風景（kita)

2/10 9:18

舞い上がる雪煙

2/10 9:18

稜線に上がりました
向かう稜線はガスの中

2/10 9:18

硫黄岳方面
こっちも雪庇は小さいながらも確実に成長してる
雪崩危険エリアだもんね

2/10 9:20

赤岩の頭方面
雪庇成長中

2/10 9:20

ものすごい強風

2/10 9:21

赤岩の頭

2/10 9:21

山頂へ向かう

2/10 9:23

雪煙を上げる硫黄岳山頂

2/10 9:24

美しすぎるシュカブラの曲線

2/10 9:44

自然界の厳しさが育む芸術

2/10 9:45

凍てつく山頂

2/10 9:48

休んでいられない強風

2/10 9:49

硫黄岳です！

2/10 8:46

強風の山頂でした。。（kita)

2/10 9:50

それでも少し先へ行ってみる
爆裂火口がかっこいい

2/10 9:52

ケルンの道しるべを頼りに

2/10 9:54

厳しい稜線歩き

2/10 10:12

硫黄岳山荘の陰で強風から避難
ここで撤退を決め引き返す

2/10 10:42

硫黄岳への登り上げが地味につらかった

2/10 9:53

強風から逃れて穏やかな下降風景（kita)

2/10 10:59

赤岩の頭から降りると風に当たらなくなってみんな復活！
思い思いに下りを楽しむ♪

2/10 11:05

自分たちがつけたトレースって幸せ( *´艸｀)

2/10 11:11

至る所にあるボブスレーコースを楽しみながら

2/10 11:13

突然現れる！！

2/10 12:21

赤岳鉱泉でのんびりお昼食べながら反省会とリベンジへむけ話す

2/10 12:22

アイスブルーにお別れ
また会いにくるからね

2/10 12:27

もふもふの北沢歩き

2/10 12:30

川も雪が増えてもこもこ

2/10 12:32

元気でね

2/10 12:51

堰堤広場
青空が広がるもなお強風の稜線

2/10 12:53

ながい林道歩き
新雪数センチの下のスケートリンク
本日一番の核心部

2/10 13:10

ショートカットコースは氷の滝

2/10 13:25

赤岳鉱泉まできました
あともう少し

2/10 14:00

美濃戸口到着♪

2/10 15:40

温泉後のソフトクリーム♪
kitaさまごちです♪♪
背景はお気になさらず(^^;)w

2/10 15:55

帰り道悔しくも絶景をみせてくれた歩けなかった稜線たち
この景色にリベンジを誓って

撮影機器：

COOLPIX S2900 ニコン

Optio WG-1 GPS ペンタックス

感想

kitayan

南八ヶ岳、冬季縦走は初挑戦。硫黄岳〜横岳〜赤岳のルートを計画実行です。が、稜線上は強風です。硫黄岳から硫黄岳山荘まで行ってはみるものの、その先は強風吹き荒れる厳しき岩稜帯が連なる。山荘脇で強風をしのぎ、この先へ進むかの判断をしなければならない。ここで撤退を決めさっさと戻ります。しかし、強風吹き荒れる硫黄岳の登り返しは歩みもなかなか進まないです。そそくさに山頂を後にし、樹林帯へ。強風を受けない樹林帯は別天地のように感じました。ふかふか雪を楽しみつつ下山しました。
凍った林道はあなどれない危険地帯でした。

uradoori

寒い寒い1日でした。久々に暗い内から歩き始めましたが明るくなってからもなかなか陽が射さず、末端冷え性の自分は足が冷たい。。もう8000M級で使うようなエクスペディションな靴でないとダメなんでしょうか。。
モフモフな新雪もキレイで楽しいのも分かるんですが、何しろ足がつべたい。稜線へ出てからは天気予報通りの西風で、シュカブラがキレイなのは分かるんですが。。。途中の山小屋でUターンしてきましたが、風邪気味なのも相まってなかなかの苦行でございました。冷たくなったパンもホントはチンして食べたかったです。
下山後の樅の湯が暖かくて幸せでした！とまあ今回は反省だらけというか自分の弱さが際立ち同行のお二人に対しては足を引っ張ってしまった感がありましたがぜひリベンジしましょう！！

treetop83

今シーズンのいちばんの目標であるこの冬期縦走
1年前からこのために色々な経験をつんできました
前日の雪と当日の風が心配…

厳冬期の硫黄岳はちょうど1年ぶりでノートレースでも不安なくいけました
雪は最高のドライパウダーで念願のふわふわもふもふのラッセルが楽しめました
極上のノートレース頂いてきちゃいました( *´艸｀)♡
全く疲れを感じないさらふわパウダーにもう夢中！って感じ♪
赤岩の頭直下のルーファイも楽しかった！！まだ雪庇が大きくなかったので夏道よりにルートをのせました

森林限界付近からうなりを上げる風の音に不安を感じるものの青空も見えてきてたので期待を込めて登り上げました、が
歩くことがやっとな強風。視界も10〜20mくらいでしょうか…
なんとか硫黄岳まで行き横岳方面へも向かいますが、横岳通過は危険と判断し撤退を決めました(◞‸◟)
赤岩の頭〜硫黄岳が一番の強風でした。気をつけないとほんとに飛ばされるかと思った。
登り慣れて見慣れてる風景も、今日みたいに阻まれると険しさが増して見えます

またリベンジ、あと逆回りも行きたいと思ってます。