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記録ID: 810979
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

【木曽駒ケ岳】白銀の雪景色と雲ひとつない紺碧の空に満悦の一日

2016年02月11日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.1km
登り
475m
下り
491m

コースタイム

日帰り
山行
2:58
休憩
0:29
合計
3:27
9:48
62
10:50
10:55
24
11:19
11:19
25
11:44
12:06
34
12:40
12:42
33
13:15
13:15
0
13:15
ゴール地点
天候 ・雲ひとつない快晴
・千畳敷〜乗越浄土はほぼ無風時折微風
・乗越浄土〜木曽駒ケ岳は多少風を感じたがこの時期としては微風と思う
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・菅の台バスセンター駐車場にマイカー駐車(1日600円)
 中央道駒ケ根インターから2KMくらい

・菅の台バスセンター〜しらび平〜千畳敷
 千畳敷ホテルの冬の日帰りプラン 4100円
 バス往復&ロープウェー往復&ホテル千畳敷昼食orお土産。
 
コース状況/
危険箇所等
9日〜10日の降雪からか朝一の千畳敷はノートレースだった。
雪質は軟らかい乾雪。午後はモナカ状になりアイゼンに雪の塊が付着。
菅の台バスセンターから絶好の晴天に期待膨らむ。始発臨時便(8:00頃)はチャーター?のスキーヤーと僅かの登山者を乗せて出発。我々は8:15の定時第1便に乗車。
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菅の台バスセンターから絶好の晴天に期待膨らむ。始発臨時便(8:00頃)はチャーター?のスキーヤーと僅かの登山者を乗せて出発。我々は8:15の定時第1便に乗車。
バス&ロープウェーを乗継ぎ千畳敷へ到着。飛び込んできたまさに絶景。ただノートレースが気になるので少々様子を見る事に。
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バス&ロープウェーを乗継ぎ千畳敷へ到着。飛び込んできたまさに絶景。ただノートレースが気になるので少々様子を見る事に。
宝剣岳の看板。ここまで露出しているという事は、やはり例年の同時期と比較すると積雪が少ないとうことだろうか。
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宝剣岳の看板。ここまで露出しているという事は、やはり例年の同時期と比較すると積雪が少ないとうことだろうか。
積雪期はカール下部を迂回するルートが示されている。
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積雪期はカール下部を迂回するルートが示されている。
ゆっくり準備を済ませた後、ここからクライムオン。
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ゆっくり準備を済ませた後、ここからクライムオン。
先頭集団は早くもカール中部まで到達している。後続の登山者もまだまばらである。
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先頭集団は早くもカール中部まで到達している。後続の登山者もまだまばらである。
それまで快調に進んでいたと思われる先頭集団もラッセルの苦労からかこの辺りではさすがにペースダウンしていたようだ。後続の我々としてはトレースに誠に感謝である。
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それまで快調に進んでいたと思われる先頭集団もラッセルの苦労からかこの辺りではさすがにペースダウンしていたようだ。後続の我々としてはトレースに誠に感謝である。
我々もカール下部までやってきた。徐々に人の列が増えてきた。我々は引き続き後方から様子を伺いつつ進むこととする。
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我々もカール下部までやってきた。徐々に人の列が増えてきた。我々は引き続き後方から様子を伺いつつ進むこととする。
カールの中腹くらいだろうか。斜度がどんどん急になってくる。懸念されたアリの行列状態にはならない。
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カールの中腹くらいだろうか。斜度がどんどん急になってくる。懸念されたアリの行列状態にはならない。
カール上部まできた。斜度はMAX。先人のつけてくれたトレースとステップを最大限頼りにしつつ慎重に歩を進める。
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カール上部まできた。斜度はMAX。先人のつけてくれたトレースとステップを最大限頼りにしつつ慎重に歩を進める。
稜線まであと少し。夏道の柵が見えるところまで登れば一安心である。
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稜線まであと少し。夏道の柵が見えるところまで登れば一安心である。
乗越浄土到着。さすがに稜線は風を感じるのでインナーを一枚多く羽織る。
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乗越浄土到着。さすがに稜線は風を感じるのでインナーを一枚多く羽織る。
伊那前岳とその向こうに八ヶ岳や浅間山も見える。
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伊那前岳とその向こうに八ヶ岳や浅間山も見える。
宝剣岳。山頂に人影らしきものが見えた。
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宝剣岳。山頂に人影らしきものが見えた。
中岳方面へ進む。
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中岳方面へ進む。
南八ヶ岳のほうまで見渡せた。
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南八ヶ岳のほうまで見渡せた。
中岳への登り。ここは空の碧さがひと際濃く感じた。
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中岳への登り。ここは空の碧さがひと際濃く感じた。
中岳山頂辺りから見た御嶽山。近く大きく見えた。
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中岳山頂辺りから見た御嶽山。近く大きく見えた。
中岳から一旦下って木曽駒ケ岳へ登り返す。
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中岳から一旦下って木曽駒ケ岳へ登り返す。
木曽駒ケ岳山頂到着。
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木曽駒ケ岳山頂到着。
北アルプス乗鞍岳とか槍穂あたり。
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北アルプス乗鞍岳とか槍穂あたり。
言葉が出ない絶景。
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言葉が出ない絶景。
雲ひとつなく空気も澄み切っている。
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雲ひとつなく空気も澄み切っている。
南アルプスも一望。
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南アルプスも一望。
北アルプスを向こうにmutsuki佇む。
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北アルプスを向こうにmutsuki佇む。
南アルプスを向こうにmutsuki佇む。
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南アルプスを向こうにmutsuki佇む。
此方も山頂標識
またまた御嶽山。
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またまた御嶽山。
山頂の景観も十分堪能し引き返す。復路は南アルプスを眺めながら贅沢である。
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山頂の景観も十分堪能し引き返す。復路は南アルプスを眺めながら贅沢である。
本日、一眼レフ2台態勢のbreezing氏。
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本日、一眼レフ2台態勢のbreezing氏。
中岳への地味な登り返し。
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中岳への地味な登り返し。
宝剣岳と中央アルプスの稜線。
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宝剣岳と中央アルプスの稜線。
伊那前岳。既に十分景観を堪能しているので伊那前岳には特に立寄ることはなかった。
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伊那前岳。既に十分景観を堪能しているので伊那前岳には特に立寄ることはなかった。
乗越浄土まで戻ってきた。
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乗越浄土まで戻ってきた。
breezing氏は宝剣岳方面を撮影。
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breezing氏は宝剣岳方面を撮影。
乗越浄土から急斜面の下り。今日イチ気を引き締めて進む。
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乗越浄土から急斜面の下り。今日イチ気を引き締めて進む。
雪が軟らかくステップもしっかりついていたので助かる。
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雪が軟らかくステップもしっかりついていたので助かる。
カール側の斜面は風がほぼ無風で昼ごろになって気温も高くなったこともあってか下りでも暑かった。
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カール側の斜面は風がほぼ無風で昼ごろになって気温も高くなったこともあってか下りでも暑かった。
下りはあっという間に下りてきた。ここまでくればもうちょっとで千畳敷駅。
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下りはあっという間に下りてきた。ここまでくればもうちょっとで千畳敷駅。
千畳敷駅辺りで名残惜しくカール側を振り返る。
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千畳敷駅辺りで名残惜しくカール側を振り返る。
breezing本日の一枚「いざ!木曽駒へ」
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breezing本日の一枚「いざ!木曽駒へ」
breezing本日の一枚「雪の波」
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breezing本日の一枚「雪の波」
breezing本日の一枚「山頂より南アルプス奥の富士を臨む」
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breezing本日の一枚「山頂より南アルプス奥の富士を臨む」
breezing本日の一枚「絶景の下山」
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breezing本日の一枚「絶景の下山」

感想

昨年12月から木曽駒ケ岳は狙っていた山だが天候に恵まれず先延ばしにしていた。
1月〜2月は気象条件も厳しく積雪も多く、行けるとしたら3月以降と思っていた。
ところが、来る2月11日、全国的に高気圧に覆われるとの事で絶好の好天予報。
当初、谷川岳を計画していたが、中央アルプスはより気象条件がいい予報だった。
とすれば、この期に行くしかない。こうして木曽駒ケ岳計画を実行に移した。
予報通りこの日の気象条件は絶好だった。雲ひとつない晴天で風も穏やか気温も高め。
空気も澄み渡っていて南アルプスや八ヶ岳や北アルプス等の名峰が一望できた。
登山行程は短いものの、乗越浄土へ至る急登(急下り)は程良い緊張感を味わえた。
一冬に何度もないであろう好条件に恵まれ、私もbreezing氏も満悦で一日を終えた。

今回も成功。

この日は谷川岳を予定していたが、mutsuki氏より谷川岳よりも八ヶ岳、アルプス方面がより良い天気であることを伝えられた。ならばペンディングとなっていた木曽駒ヶ岳に行く以外の選択はないと言って良い。今回の山行は中央アルプスの木曽駒ヶ岳で決定だ。
この日は雲一つない快晴。乗越浄土までは風も穏やかで日差しも強く予想以上に暑かった。上着を脱いで乗越付近の急登にチャレンジ。雪山の醍醐味をたっぷりと味わった。
乗越から木曽駒山頂へは比較的緩やかで広い稜線を進む。気象条件の悪い日は注意が必要なエリアであろう。
この日は山頂から360°の大眺望が楽しめた。個人的には南アルプスとその後ろにそびえる富士山がお気に入りの景色。やはり冬は景色が最高、これだからやめられない。
木曽駒ヶ岳はロープウェイがありお手軽な山だが眺望は抜群。短時間で冬山の魅力を堪能できる貴重な山だと感じた。

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