武奈ヶ岳 吹雪の中、雪と氷のモノトーンの世界
- GPS
- 07:25
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:25
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はないように思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
飲料
水筒(保温性)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
---|
感想
天気予報を見ると鈴鹿方面は良さそうだったので、御池岳に行こうかと思ってましたが、朝一出遅れたため、行き先変更。
前日、比良に雪が積もったのは知っていたので、武奈ヶ岳に。
イン谷口に着くと、駐車場あたりはあまり雪はありませんでしたが、山は真っ白。
用意を済ませ、大山口へ。
本日は、先週行けなかった北比良峠と八雲ヶ原へ。
大山口から沢を渡り、登山道へ。
出発時点では、晴れ間も覗くまあまあの天気。
予報は曇り時々雨か雪。
標高600m位まで登ると、雪は深々と積もっており、雪山へ来たな、という感じ。
ダケ道は昨年夏に下山に通ったけど、こんなに見通し良かったっけ?
木に葉がないからかな?
時折日が差し、琵琶湖も見える。
気持ちいいスタートです。
ザクザクと新雪を歩いて登ると、神爾谷との分岐に到着。
道が細くて夏でも高度感のある場所ですが、雪で道が更に狭く、緊張感が走り、少し慎重になりました。
ここを抜けると、北比良峠に到着。
北比良峠は比良の中でも好きな場所です。
武奈ヶ岳は少しだけ見えましたが、瞬時に雪とガスにまかれて消えました。
勿論、琵琶湖は見えず。
この辺りから強い吹雪に見舞われます。
北比良峠は、とにかく凄い風。
粉雪が風で吹き飛ばされ、凄まじい光景。
寒〜っい!
飛ばされる程ではありませんが、吹きつける風と雪でどうしょうもなし。
さあ、先を急ごう、と思った矢先に八雲ヶ原方面からスノーシュー履いた男性が。
この先も雪が深そうだな。
進んで行くと、やはり雪はどっさり。
トレースはありますが、所々膝くらいまでの踏み抜きあり。
ここで新兵器の投入!
ワカン買ったので持ってきたのだ♪
早速装着し、吹き付ける吹雪の中、八雲ヶ原へ向けて雪山ハイクの再開。
いやぁ〜、気持ちいいですね!
ワ・カ・ン・!
確かにズボッと行くこともありますが、ツボ足と比べたら快適です。
前回、前々回としんどいかったから、助かります♪
そしてあっという間に「八雲ヶ原」へ到着。
ここもなかなかの吹雪・・・
視界ゼロ・・・
池も凍ってるし・・・
でもこれはこれでなかなかの景色!
そしてこのままの流れでスキー場跡を通り抜けます。
ここで更に吹雪が強くなってくるのですが、どこへ行っても雪を避けられないのでこのままゲレンデ跡の急斜面を登ります。
しかしなかなかの風と雪。
でも、そう言えば腹が減ってきた。
吹雪きの急斜面で少し小降りになったタイミングで腹ごしらえ♪
さっさと食って再開です。
すると、またまた吹雪は激しくなってきた。
トレース辿るが結構沈み、雪は吹き付けるが登り切った。
しかしコヤマノ岳へ通じる道はまだ先。
上から人が下りて来られたので確認し、そのまま辿らせて頂き、コヤマノへ。
すると・・・先週引き返したトレースの場所へ出た。
反対からだとあまりにも急な崖みたいな道だったので躊躇して引き返したが、道は合ってたということです。
ま、何はともあれここもクリア。
振り返ると雪が止み、北比良峠が見えた。
そして一瞬だけ琵琶湖も見えた。
が束の間、又吹雪に・・・
そのままコヤマノ岳に登り返し、その後武奈ヶ岳を目指しました。
先週、あれだけ綺麗に見えた武奈ヶ岳は、これだけ近くなのにまったく見えず。
ただひたすら雪の壁のような斜面を登ります。
左手には夏道。
辺り一面、真っ白に霧で煙った雪と氷の世界・・・
先週から2回目なので、山頂は何だか近く感じた。
しかし山頂の稜線はほぼホワイトアウト状態。
視界はほとんどなし。
しかし登山者が続々!
年配の団体さんばかりだが、皆さんお元気ですね!
どこまで雪に沈むか、遊んでおられたり、またあの暴風の吹雪の中、ランチされたり・・・(笑)
まあ、長居しても仕方ないので、雰囲気を堪能して下山開始。
山頂から下る際に見える雪と氷の世界を焼き付けてコヤマノ岳へ。
そろそろ帰宅、下山のタイムリミットも迫ってる、っていうか、予定より遅れてる。
しかし慌てても仕方ないし、下山にかかる時間も距離感もわかってるので、淡々と下山。
ひたすら金糞峠を目指して下りました。
あっという間に八雲ヶ原への分岐へ辿り着き、そしてそのまま金糞峠に。
何とここで登山あるある・・・
正面谷を見下ろすと晴れ間と琵琶湖が見える!
と思ったらまた即吹雪きに。
ワカンを外し、青ガレを下りました。
すると青ガレ終盤、今度は本当に晴れてきた。
琵琶湖と空が青くて綺麗(笑)
青ガレを通り抜け、沢沿いの谷には雪はありましたが、大山口まで来るともう雪はありませんでした。
今日はこんなコンディションでしたが、多くの登山者がおられました。
流石、人気の武奈ヶ岳ですね!
ほぼ1日中吹雪きという、なかなかの激しいコンディションで、少しは冬山の厳しい環境も経験出来(初心者が雪山を舐めんなよ!という山からの洗礼でしょうかね・・・)、ワカン使用での雪山ハイクも経験出来、結果的には中身の濃い楽しい1日でした。
何はともあれ、無事安全な山行が出来、良かったです。
お付き合い頂きましてありがとうございます♪
しかし・・・寒かった〜〜〜!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する