野塚岳

2016年02月20日(土) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 7.3km
• 登り: 959m
• 下り: 953m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:24
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:39

7:34 スタート地点
10:15 0:00 1147m
11:00 0:00 1223m
11:55 12:10 野塚岳
12:40 0:00 1223m
13:10 0:00 1147m
14:13 ゴール地点

スタート時が圏外でしたので、登りのGPS軌跡が迷走してます。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道236号線を浦河側から走り、野塚トネンルをでて広尾側の駐車場。
天馬街道の途中に駐車場と24時間使用可能なWCありました。

その他周辺情報

新冠　レ・コードの湯　日帰り入浴　10:00-22:00　500円
貴重品ロッカー・ボディシャンプー・リンスインシャンプー・ドライヤーあり。
最寄り湯ではありません

写真

2/20 6:12

国道236号線天馬街道に入りました。
おはようございます！朝食中ですね。

2/20 6:22

天馬街道は平成9年9月25日に開通とのことです。日高山脈を貫くトンネル工事には27年間の歳月を要したそうです。
看板がGOOD！

2/20 6:42

天馬街道沿いの駐車場のお手洗いが24時間利用可能で、ありがたいです。

2/20 6:55

ようやく道路に積雪がありました。野塚トンネル手前から行く方法もあるみたいです。この川結構大きいですね。
野塚岳は雲の中ですね。

2/20 7:30

野塚トンネルを抜けて(広尾側）すぐ左手にある駐車場です。
野塚トンネルは全長4,232m、この中を歩くのはちょっと・・・
トンネル左上の尾根に取り付きます。

2/20 7:35

真新しい雪面です。

2/20 7:40

左手には雪崩柵があり、なかなかの急斜面です。

2/20 7:46

尾根に取り付いてすぐ、駐車場と建物が見えます。
まずは1147ピークを目指します。

2/20 8:25

積雪は15-20cm位で脛ラッセルです。
この下はザラメ雪があり硬いです。

2/20 8:26

表面の雪。

2/20 8:28

中はザラメ雪でした。

2/20 8:35

左に見えるのは1151ピークへの尾根ですね。
強風対策にと着込みすぎで汗かいてしまいました。
地形のおかげで、あまり強風の影響はうけませんでした。

2/20 8:35

最短とかは考えられずに、ジグを切りながら登りやすいところを歩きました。

2/20 8:55

細尾根は慎重に歩きました。

2/20 10:15

1147ピークのある箇所へ出ました。今まで見えていない景色が広がるのが大好きなポイントです。

2/20 10:17

次は1223ピークを目指します。

2/20 10:27

雪庇は怖いので樹木側を歩きました。

2/20 10:52

1223ピークへ到着。結構なアップダウンを地味に繰り返します。

2/20 10:57

ようやく樹木越しではない、クリアな野塚岳本峰との感動のご対面です。

2/20 11:14

本峰に登り始めましたが、結構な深雪に苦戦します。

2/20 11:21

急斜面で下が硬い面に雪が乗っているので、ズルズルと滑りなかなか前進できずに難儀しました。
シューで上の雪をどかしてから下の硬い面を出して、シューの刃をかませてから次の足という感じですが、目の前にして撤退もありかもと思いました。

2/20 11:42

大きな岩もありました。

2/20 11:43

本峰まで結局、スノーシューでおしきりましたが、強風で雪がとばされている箇所などは凍結箇所もあり、急坂ではアイゼン・ピッケルの使用がよい箇所もありました・・・

2/20 11:49

美しい銀世界に、感動と恐怖感が入り混ざります。

2/20 11:56

トヨニ岳までの遥かなる稜線が望めました。
なんて遠いのでしょうか・・・

2/20 11:56

野塚岳山頂はもうすぐです。

2/20 11:59

野塚岳山頂からの眺望。
オムシャヌプリ、十勝岳、楽古岳でしょうか。

2/20 12:00

野塚岳山頂からの眺望。
天馬街道、浦河側が望めました。
美しい景色にウットリです♪

2/20 12:00

野塚岳山頂からの眺望。
西峰は真っ白です。

2/20 12:00

山頂では強風でしたから、長居はできませんでした。
西峰の美しい斜面に魅了されました。
山スキーが上達したら、いつか滑走してみたいです♪

2/20 12:06

圧倒的な存在感を誇るトヨニ岳。

2/20 12:07

積雪量も結構あるので、沢には下りずに尾根ルートをピストンで下山します。

2/20 12:11

楽古岳でしょうか。

2/20 12:12

また来ます。野塚岳、今日は安全に迎えいれていただきまして、どうもありがとうございました。

2/20 12:12

いつか歩いてみたいトヨニ岳への稜線です。

2/20 12:13

トヨニ岳をズームで。

2/20 12:20

登りにズルズル滑り落ちた急坂は、尻滑りでおりました。
あ〜ラクラクです。

2/20 12:39

ありがとうございました。野塚岳。また逢いに来ます！！
アイヌ語の　ヌプカペッ　原野を流れる川　の意味とのことです。

2/20 12:39

いつか滑走したいと思ったばかりですが、西峰のこの斜度を見ると無理そうです・・・

2/20 12:47

雪庇が発達しています。

2/20 13:00

雪庇が発達しています。

2/20 14:12

駐車場が見えまして、無事に下山できました。
雪山で誰にも会わないことはあったかしら・・・
こんなに安堵しましたのは初めてのことです。

2/20 14:17

積雪量は1mぐらい？！

2/20 14:29

浦河から41Kmの距離になります。

2/20 14:34

帰路に野塚トンネル浦河側の駐車場にて偵察。
こちら側は風の影響？！雪つきが少ないようです。

2/20 14:39

帰路　野塚岳を登った側の反対側から、右が本峰です。
十勝岳への取り付き口も確認しました。どなたか登られていたようです。

2/20 15:07

下はすっかり春景色です。
ちょっとドライブしてから帰ろうと。

2/20 15:31

冬のアポイ岳も美しいです。

2/20 16:53

しばらくぶりの、襟裳岬にて。
強風体験してみたかったのですが、温泉がまだで汗冷えしているところに強風体験は、低体温症になってしまいそうでパス・・・笑

2/20 16:57

あれ、火事があったのですかね・・・

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

mikuri

この冬の目標であった、北海道百名山の野塚岳に登頂して来ました。
毎週末、天気予報とにらめっこしていましたが、襟裳や南日高は強風地域であり、なかなか機会に恵まれていませんでした。
ならば強風に備えて行こうと、着込み過ぎてしまいましたが・・・
地形のおかげで山頂に着くまでは、耐風姿勢が必要な強風に煽られることはなかったです。

誰も歩いていない、一面の銀世界に足を踏み入れる快感と恐怖感。
地形図とGPSで確認しながら、進路を決めていく楽しさ。
山座同定は未踏の山だらけで、さっぱり自信がないので間違っているかもしれません。

アップダウンを繰り返しながら、野塚岳の山頂が、樹木越しではなくクリアに望めた時は感動しました。
そして西峰の真っ白な山容に、それに続く稜線の先に見えたトヨニ岳。
いつか私にも行けるでしょうか、遥か遠くの頂きにいつかは立ってみたいと思いました。

雪山で誰にも会わないことが、今まであったかしら・・・
夏山なら贅沢なことと思えますが、雪山ではまだ経験が浅いのでちょっと不安でしたが、無事に下山することができました。
山と自然に感謝する1日となりました。