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Yamareco

記録ID: 818806
全員に公開
山滑走
甲信越

阿寺山

2016年02月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:11
距離
9.2km
登り
1,180m
下り
1,162m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:42
休憩
0:29
合計
5:11
6:58
223
広堀橋
10:41
11:10
59
12:09
広堀橋
06:58 広堀橋 -> シール登行
10:41 阿寺山 11:10 -> スキー滑降
12:09 広堀橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
parking 広堀橋手前の最終除雪地点に数台駐車可能
その他周辺情報 spa 五十沢温泉ゆもとかん \500
広堀橋からの阿寺山
2016年02月27日 06:58撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
2/27 6:58
広堀橋からの阿寺山
まずは未除雪の車道歩き
2016年02月27日 07:09撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
2/27 7:09
まずは未除雪の車道歩き
中ノ沢出合の広場からは八海山最高峰の入道岳が
2016年02月27日 07:25撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
2/27 7:25
中ノ沢出合の広場からは八海山最高峰の入道岳が
尾根への取り付き。ひどいヤブだが最初だけ
2016年02月27日 07:28撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
2/27 7:28
尾根への取り付き。ひどいヤブだが最初だけ
そこそこの傾斜で直登不可。ジグザグのラッセルが続く
2016年02月27日 07:51撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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2/27 7:51
そこそこの傾斜で直登不可。ジグザグのラッセルが続く
左に八海山を見ながら尾根を登る
2016年02月27日 08:04撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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左に八海山を見ながら尾根を登る
西斜面ゆえ日が当たりにくく、雪質が保たれやすい
2016年02月27日 08:47撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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2/27 8:47
西斜面ゆえ日が当たりにくく、雪質が保たれやすい
登るにつれ魚沼平野が望めるように
2016年02月27日 09:17撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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登るにつれ魚沼平野が望めるように
八海山もますますきれい
2016年02月27日 09:20撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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八海山もますますきれい
ラッセルを代わっていただく。以降は交代で山頂を目指す
2016年02月27日 09:47撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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2/27 9:47
ラッセルを代わっていただく。以降は交代で山頂を目指す
ブナの疎林帯。滑るのが楽しみ
2016年02月27日 10:03撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
2/27 10:03
ブナの疎林帯。滑るのが楽しみ
上部は霧氷がきれい
2016年02月27日 10:11撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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上部は霧氷がきれい
最上部は広い緩斜面。例年だと木は全部埋まってるらしい
2016年02月27日 10:24撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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最上部は広い緩斜面。例年だと木は全部埋まってるらしい
魚沼平野。その向こうにスキー場の連なる魚沼丘陵
2016年02月27日 10:28撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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2/27 10:28
魚沼平野。その向こうにスキー場の連なる魚沼丘陵
まもなく山頂
2016年02月27日 10:31撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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まもなく山頂
越後駒ヶ岳
2016年02月27日 10:40撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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越後駒ヶ岳
越後三山。尾根つながりの八海山と、
2016年02月27日 10:41撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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越後三山。尾根つながりの八海山と、
越後駒ヶ岳、中ノ岳
2016年02月27日 10:41撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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越後駒ヶ岳、中ノ岳
巻機山。太陽のある南側は霞がひどくて不明瞭
2016年02月27日 10:42撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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巻機山。太陽のある南側は霞がひどくて不明瞭
滑降開始。最上部は緩斜面だが雪が良くて快適
2016年02月27日 11:10撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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滑降開始。最上部は緩斜面だが雪が良くて快適
越後駒ヶ岳とはこれでお別れ
2016年02月27日 11:10撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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越後駒ヶ岳とはこれでお別れ
振り返る
2016年02月27日 11:12撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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振り返る
快適なツリーラン
2016年02月27日 11:14撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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快適なツリーラン
往路の尾根を外れジャバミ沢へ
2016年02月27日 11:16撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
2/27 11:16
往路の尾根を外れジャバミ沢へ
快適な斜面が続く
2016年02月27日 11:18撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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快適な斜面が続く
この辺りは雪も深い
2016年02月27日 11:20撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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この辺りは雪も深い
2016年02月27日 11:23撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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ジャバミ沢の沢底へ
2016年02月27日 11:35撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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ジャバミ沢の沢底へ
割れている箇所はあるが、普通に滑れる
2016年02月27日 11:40撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
2/27 11:40
割れている箇所はあるが、普通に滑れる
広堀川合流。道路に戻るべく左岸をトラバース
2016年02月27日 11:43撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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広堀川合流。道路に戻るべく左岸をトラバース
最後はトレース上を滑ってあっという間
2016年02月27日 12:07撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
2/27 12:07
最後はトレース上を滑ってあっという間
広堀橋の手前の駐車スペース
2016年02月27日 12:09撮影 by  COOLPIX AW120, NIKON
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広堀橋の手前の駐車スペース
撮影機器:

装備

個人装備
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)

感想

八海山周辺に厳冬期に楽しめる山スキーコースがあるというのは以前から聞いていたのですが、今年になってコース詳細がわかり、冬型の気圧配置が緩むというこの土曜日に行ってみることにしました。
それがこの阿寺山。期待以上の面白さでした。
降雪後でも比較的安全にツリーランを楽しめますし、スケールも手頃。アクセスもしやすいですし、確かに厳冬期にもってこいです。
少雪ゆえ例年に比べはるかにコンディションは悪かったと思うのですが、それでも十分に楽しむことができました。今後は個人的に定番の山になりそうです。

6:58 382m 広堀橋。
まずは未除雪の車道をシール登行。
先行はスノーシューのボーダーさん2名とワカンの登山者1名。新雪はこの辺りで20〜30cmほどで、樹林帯はさらに深い。トレースがあるのはありがたい。
道路は途中で迂回するところがあり、ショートカットも可能だが、トレースもあるので素直に道路上を歩き続ける。

15分ほど歩いたところでまずいことに気づく。
水を忘れてきた・・・。
時間はまだ早く、コンビニもそう遠くないのでいったん戻って出直せばいいのだが、なんだか面倒くさい。コーヒーならマグボトルに入れてきてるし、このまま進んでしまおう。いざとなれば雪を溶かして飲めば良い。

7:28 528m 道路終点。ここから尾根に取り付く。
取り付き箇所はひどいヤブでうんざりするが、ちょっと中に入ればそれほどでもない。例年に比べればだいぶヤブも多いのだろうが、少なくとも登る分には邪魔にならない。
尾根はそこそこの勾配。スノーシューのボーダーさんは直登しているが、シールの自分はジグザクに斜登行しないと登れない。ほどなく追いついて先頭に立つが、歩く場所が違うのであまりラッセルの役には立てないかも。

その後は一人黙々とラッセル。勾配のきつい箇所などそれなりに潜るが、雪が軽いのでそれほど苦にはならない。ただ、ところどころ尾根が狭まってシールでは登りにくいところもあり、歩く場所に迷ってろくでもないトレースを残してしまうことも。
後続の方々、ゴメンなさい。
それより水がないのがつらく、雪をしゃぶりながら登る。結果的にさほど影響は感じずに往復できたが、電解質不足のためか時々足は痙りそうになる。

9:47 1210m 単独のテレマーカーさん2名が追いついてきてラッセルを代わっていただく。もはやこのまま山頂まで一人でラッセルする気でいたのでちょっと残念な気もしたが、やはり代わってもらえるとありがたい。以降はラッセルを交代しながら3人で山頂を目指す。

1400mまで登ると傾斜がぐっと落ちて広い平原となり、目の前が一気に開ける。阿寺山ももうすぐそこだ(実際のピークはちょっと奥に隠れている)。
いっしょに登っているお二方はこれまで何度もこの山に登っているそうだが、口を揃えて言うには「景色が違う」。
例年なら木はすべて埋まり、守門のように完全な雪の平原になるそうだ。

10:41 1508m 阿寺山。
展望は見事。これまで北側の八海山は見えていたが、西側の越後駒ヶ岳と中ノ岳も加わり、越後三山そろい踏みで圧巻の姿を見せている。
南側は間近に巻機山など上越国境の山々が望めるが、残念ながら霞がひどく、特に太陽のある南側はうっすらとしか見えない。
まぁもともと今日はここまでの晴天は期待しておらず、雨・雪やガスでなければいいやぐらいに考えていたので、越後三山がきれいに見えただけで十分だ。

11:10 滑降開始。
まずは木の少ない緩斜面。勾配はゆるやかだが、雪が良いので景観を楽しみながら快適に滑っていける。
そしてブナの疎林帯。これはもう文句なしに面白い。ラッセルの甲斐があったというもので、フカフカパウダーのツリーランを思う存分に楽しむ。

1350mからは往路の尾根を外れて北西のジャバミ沢方向へ。雪が少ないので尾根ルートのほうが無難かとも思ったが、山頂で出会った人が2月始めにジャバミ沢を滑ったそうで、いちおう沢は埋まっているらしい。先に滑っていた方のシュプールも残っていたので、自分もこちらを滑ることにする。
往路の尾根はところどころ狭いところもあったが、こちらは広い斜面を自由に滑ることができる。引き続き新雪のツリーランを堪能する。

770mでジャバミ沢の沢底へ。沢は部分的に割れている箇所もあるが、ほぼ埋まっていて問題なく滑ることができる。
ただ凹凸は埋まりきっておらず、また、日当たりの良い場所はすでに雪が腐っている。これまでのように快適にとはいかない。

広堀川合流の手前でジャバミ沢の滑降は終了。あとは左岸尾根を巻いて道路まで戻る。基本的には下りなのでシールを付ける必要はないが、木が邪魔だったりして思い通りには進めない。ところどころ階段登行しながら往路の道路を目指す。

12:03 526m 登りルートに合流。あとはトレース上を滑って駐車地点まであっという間だ。

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コメント

お疲れ様でした
ワカンの登山者です。
スキーの皆様とシューのお二方のトレースを辿ってもなおラッセルで、山頂直下の雪原でギブアップでした。もっと雪がある年のもっと締まった時期にまた行きたいと思います。翌日平標山に登頂して帰宅しました、
見れなかった景色を見せて頂きありがとうございます。
2016/2/29 10:54
Re: お疲れ様でした
Delicoさん、こんにちは。
スノーシューでも大変そうだったのに、ワカンではなおさらだったでしょう。お疲れ様でした。
日曜は平標山に登られたのですね。実は私も考えていたのですが、日曜は天気が崩れると思い込んでそのまま帰宅してしまいました。
実際は天気が良かったようですね。十分楽しめたのではないでしょうか。
2016/2/29 21:31
プロフィール画像
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