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Yamareco

記録ID: 821036
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ハイキング
中国

安芸小富士(高山)に登る

2016年02月28日(日) [日帰り]
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kariogaryu その他2人
GPS
--:--
距離
6.1km
登り
462m
下り
450m
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
コース状況/
危険箇所等
安芸小富士(高山)に登る

日時:2016年2月28日(日)    天気:曇り
コース:似島(にのしま)学園桟橋〜高山(安芸小富士277.8)〜似島峠〜下高山登山口〜     水平道〜尾根道〜下高山(202.8)〜似島峠〜似島港(家下やじた桟橋)
メンバー:3人

  2年ぶりの似島。始め8日前の20日(土)を予定していたが、天気予報ではかなり激しい雨が降るとの事で本日に延期。結果的には予報が当たりお陰で快適な山登りを楽しむことが出来た。地形図を見ると高山(地元呼称)と下高山との中間点あたりが込み入って迷い込み易いのではないかと心配したが、過去の記憶を辿りながら歩くと何とか間違えずに歩けた。それにしても地形図にはない登山道があったり逆に廃道になったと思われる道が点線路で残っているので地図もあまり頼りにならない。それどころか道迷いの原因にもなるのでGPSは必携である。
  
  今日のコース全体を振り返ってみると最初の似島学園から縦走路までの上りが一番きつく二番目は縦走路に出てから高山までの上り(とくに高山手前)であろう。所々緩い上りもあるので呼吸を整えながらゆっくり登る事である。学園桟橋から高山までは約40分。
  
  桟橋を出ると学園のグランドの中を歩くが、グランドと言っても真ん中ではなく山際の端を歩く。すると学園のトイレに出くわし、ここから目の前の「いのちの塔」に向かう。するといきなり石や木の急な階段が始まる。その後まさ土(つち)のえぐれた窪地を登ると明るい小さなザレ場に出る。これを登ると展望良好地で向かいの島が見渡せる。
  このあたりで少し平坦地となるがじき急登が始まる。10分足らずで縦走路に出て右(北)に折れて10数分尾根道を登ると安芸の小富士と呼ばれる高山山頂。山頂は余り広くないものの展望は良好で広島市内をはじめ周辺の山々が手をとるように見渡せる。おまけにパノラマ風の山名を記した展望写真もあり、写真と山を照合させる楽しみもある。
  
  ところで学園桟橋を降りたときには50名近い登山者がいたので狭い山頂は登山者でごった返しているのではないかと思っていたらわずか3人しかいなかったのでびっくり。彼らは一体どこに行ったのだろうか?
  
 山頂で展望を楽しんだ(残念ながら曇って展望はよくなかったが、それでも展望用のパノラマ写真に記されている山で登っていないのは岩国山だけだった)後は下高山に向かっての縦走が始まった。中間点の似島峠までは多少上りはあるものの殆どが下り。その中でとくに気を付けなければならないのは分岐が次々と現れることだ。
 山頂から10数分下ると左手に似島学園からの登ってきた道が現れる。この道を見送ってさらに5分足らず下ると比較的大きな分岐に出くわす。ここは地形図上の156mで左に行くと尾根伝いに下り展望台を経て少年自然の家に達する。しかし地形図上ではこの登山道は記されていない(2016年2月現在)ので注意を要する。
 下高山に向かって縦走するのであれば右に折れる(標識には家下と記されている。また少年自然の家まで降りて似島峠まで車道を上がれば下高山への縦走も可能)。すると緩やかな尾根道が続き、左や右に何の跡か分からないが大きな穴がいくつか見られる。ここを通り過ごすと急な下りが始まり、そのうち竹藪の中に入る。少年自然の家への分岐から12〜13分下ると竹藪から抜け出て再び分岐に出くわす。この分岐を直進(右)すると家下(やじた)の似島港への道で下高山へは左に折れて山に向かって登る。するとすぐ道は再び分岐し、左は少年自然の家に向かって下る道。下高山方面へはそのまま直進(右)し、山の中を登り続ける。その後荒れ気味の道を下ると墓場に出くわし、さらに墓場の中を下るとじき狭い車道が走る似島峠に出る。

 この峠から下高山への登山口は二つある。一つは車道を横切って向かいの鉄塔を目指して登る道ともう一つは峠下から大黄(だいおう)に向かって1分足らず車道を下った地点で、道路脇には「下高山203m登山口」の標識がある。この登山道は一旦縦走路から離れて別の尾根を登るもの。いずれにしてもこの登山口から車道と別れて右手の谷あいの狭いコンリート舗装の道を上る。するとそのうち道は水平となりみかん畑を下に見ながら歩く。標識のあった登山口から20分足らず歩くと右手に尾根に取っ付く道に出くわす。ここで左手の直進路と別れ、右に折れて尾根伝いに登る(標識あり)。この尾根道を10数分登ると似島峠からの縦走路と合流する。この尾根伝いの道は思ったほどでもなく今日のコースを振り返れば3番目にきつい位か。その後この合流点から176mまでは短い急登が続き、さらに下高山手前のピーク(下高山と間違え易い)を越すと明るく展望良好の下高山。高山からの展望と異なり、ここは江田島など南方面の島々が見える。ベンチもあるのでのんびりと展望を楽しみたいものだ。

 下山は北に向かって尾根道を下るのみ。山頂から10数分下ると登ってきた尾根道との分岐に出くわし、ここで左(北)に折れてどんどん下る。分岐から10分ばかり下ると鉄塔のある明るい平坦地に出る。鉄塔の左脇を下るとじき似島峠。峠に出ると狭い車道を左に折れて狭い平坦地に密集する民家の間を縫うように10分歩くと似島港だった。

(参考タイム)

似島学園桟橋(0.25)縦走路との合流点(0.13)高山(安芸小富士)(0.18)156m地点(家下と少年自然の家との分岐)(0.23)似島峠(0.01)下高山登山口(0.20)尾根伝い道への取っ付き(0.13)似島峠からの道との合流点(0.16)下高山(0.24)似島峠(0.10)似島港(家下港)

したがって   似島学園桟橋〜高山(安芸小富士)    約40分
        高山〜少年自然の家分岐          18分
       少年自然の家分岐〜似島峠          23分
       似島峠下高山登山口〜水平道〜尾根道〜下高山 47分
       下高山〜似島峠               24分
       似島峠〜似島港               10分

       本日のコースの歩行時間は合計 約2時間45分

  宇品港〜似島学園港 所要20分 似島学園港〜似島港 所要20分 
  なお運賃は似島学園港に立ち寄っても立ち寄らなくても片道440円 
 詳しくはネット検索で  
南端の下高山からのパノラマ写真。これはその左半分。
右手の島が江田島。真ん中が呉で左が坂町。
2016年02月28日 12:59撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
2/28 12:59
南端の下高山からのパノラマ写真。これはその左半分。
右手の島が江田島。真ん中が呉で左が坂町。
同じパノラマ写真で右半分。左から江田島・能美島・宮島そして廿日市市へとつながる。
2016年02月28日 13:00撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
2/28 13:00
同じパノラマ写真で右半分。左から江田島・能美島・宮島そして廿日市市へとつながる。
下高山より安芸の小富士を振り返る。山の背後にうっすら見えているのが広島市街。
2016年02月28日 13:00撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
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2/28 13:00
下高山より安芸の小富士を振り返る。山の背後にうっすら見えているのが広島市街。
同じく下高山より東側の海岸線を俯瞰する。手前に似島
小学校と中学校、真ん中に大黄(だいおう)港そして少年自然の家へと連なる。似島港は左手(西側)の海岸にあるがこの写真では見えない。
2016年02月28日 13:04撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
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2/28 13:04
同じく下高山より東側の海岸線を俯瞰する。手前に似島
小学校と中学校、真ん中に大黄(だいおう)港そして少年自然の家へと連なる。似島港は左手(西側)の海岸にあるがこの写真では見えない。
似島港から似島学園港に寄港する際に撮った海上からの安芸小富士(高山)。この角度からも小富士に見える。
2016年02月28日 14:38撮影 by  Canon PowerShot SX610 HS, Canon
2/28 14:38
似島港から似島学園港に寄港する際に撮った海上からの安芸小富士(高山)。この角度からも小富士に見える。
今日歩いたコースの概念図。スタート地点が似島学園。最初に安芸小富士(高山)に登り、似島峠から島の東側の水平道を経て下高山に登る。矢印が足跡。
2016年03月02日 12:59撮影
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3/2 12:59
今日歩いたコースの概念図。スタート地点が似島学園。最初に安芸小富士(高山)に登り、似島峠から島の東側の水平道を経て下高山に登る。矢印が足跡。
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