牧ノ戸峠からくじゅう連山周回/箱庭感がたまりません
- GPS
- 07:02
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 867m
- 下り
- 868m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:01
天候 | 朝のうちは雲が少々、のち快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・牧ノ戸峠の駐車場(無料)を利用。キャパは40台くらいに見えました。 ・登山口のトイレは使用可能。山中のトイレは冬季使用不能でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して顕著な危険箇所なし。 この日の状況では気をつけて歩けば滑り止めなしでも何とかなる感じでした。 私はチェーンアイゼンを使用しましたが、スペック的に丁度良かったと思います。 星生山から牧ノ戸峠方面に下る場合は傾斜が少々急で、段差が大きいところもあるのでなるべくなら登りで使った方が良いと思います。 また星生山方面への案内は見当たりませんでした。あまり登ってほしくないのでしょうかね? |
その他周辺情報 | 道の駅ながゆ温泉まで移動して入浴、飲食、車中泊と思っていたのですが、水曜日を休みにしているお店が多く、また道の駅の規模が非常に小さいため車中泊向きでないと判断しました。 結局別府まで移動しカプセルホテル「ニューグロリア」に宿泊しました。楽天トラベル経由で当日予約し、料金は税込み2000円、駐車料金が別途500円(1泊)でした。カプセルホテルとは言え流石は別府、お風呂は温泉でした。 |
写真
感想
●●宮崎県中部から一般道で移動です●●
前日の高千穂峰を終えて、一旦実家に戻りました。その後少々仮眠をして午前3時頃実家を後にし、延々と一般道を走り、牧ノ戸峠の登山口を目指しました。
道中『滑り止め必要』との警告を見かけましたが、路上に全く雪は無く無事に登山口に到着。予報ではくじゅう連山は高気圧のど真ん中。天気は大丈夫…って思ってたんですがどうもイマイチ。まあ、日が高くなるに連れ回復するでしょ、と気持ちを切り替え7時半頃出発しました。
●●箱庭感がたまりませんな〜●●
天気の回復を信じ、歩くことしばし。木の枝に着いたエビの尻尾が良いです。しかしこういうのを綺麗に写真に撮るには太陽の光があたって、背景が青空でないとね〜。
それはともかく何ですかこのコース。めちゃめちゃ緩いじゃないですか。しかも火山性の土壌のため高い樹木が無く見晴らし抜群(のはず)。と思っていたら天気はどんどん回復し、周りの山が青空背景で見えてきます。コンパクトなエリアに顕著なピークがボコボコと見える。しかもそれらは登ってみると大したことない標高差。まさに箱庭って感じです。
うーん、何と言う幸せな山域か♪
●●天気はますます絶好調●●
予定通り往路での星生山はパスしてもう少し奥の方へ進みます。まずはくじゅう連山を歩いているので、その名を冠す久住山は外せませんね。登り頃のちょうど良い傾斜を登るに従い、天気はさらに回復してきます。阿蘇山と祖母・傾山などを眺めつつ久住山に到着。さすがに稜線上で少々風が強く、寒さを感じます。
では、次に進みましょう。
稲星山との鞍部に下りてから中岳を目指します。どうやらこれが九州本土の最高峰とのことなので一応登っておかないと。ところでこの辺りの顕著なピークはどれもほぼ同じ標高なんですね。なのでどれかが何かの邪魔になったとしても2〜3峰登ってしまえば、結局360°の視界が得られるところも良いです。
中岳も鞍部からの標高差は100mそこそこ。いっや〜あ、楽ちんだ〜♪
この程度の労力でこの眺望が得られるとは…。ガスがないのでカップラは楽しめませんが、日が高くなって来てポカポカの中、阿蘇山に乾杯しました。
●●御池・星生山も楽しいです●●
中岳の次は御池に下りて凍った湖面を楽しみ、星生山に向けてゆるゆると歩きます。復路で気が向いたら登ろうと決めていましたが、気が向かないわけがありません。小屋の裏手から登り始め、序盤ちょっと急な箇所もありましたが、稜線に上がってしまえばあとは緩い。サザエBGMの鼻歌とともに機嫌よく歩くことが出来ました。ここも鞍部からの標高差は100mチョイ。素晴らしいです。
星生山から本日登ってきたピークをたっぷりと眺めたら、下山します。牧ノ戸峠からの下山路は結構傾斜がきつく、面倒なところがありました。本来は登りで使った方が良さそうな道なので、牧ノ戸峠からのスタートでピストンの場合、星生山は往路で登った方が良いと思います。
星生山からの下山後は牧ノ戸峠へ向かいます。ここは泥地獄でしたね。朝のうちはカッチコチに凍っていましたが、これだけ天気が良くて気温が上がるとしょうがないです。
●●感想●●
眺望抜群、標高差控えめ、天気最高と来ては楽しい以外の何物でもありませんね。ここは相当好みです。九州に来るたびに訪れたいと思うほどです。坊ガツルや大船山にも行ってみたいので、次回登るとしたらそちら方面の登山口を選択すると思いますが、その後はまた牧ノ戸峠からの周回に戻ってくることになるでしょう。実に素晴らしいコースでした。満足度は125%としておきます。
muscatさん、こんにちは
貴殿の故郷九州の山、素晴らしいです
学生時代に由布岳の麓をヒッチハイクして大分に向かったことがありますが、九州の山には一度も登ったことがありません。何とも美しい景色に見とれました
数年後には引退して、暇にまかせて遠征し、のんびりと九州の山を歩いてみたくなりました。今から楽しみです
Pinballさん、こんばんは。
コメントありがとうございます
九州の山もかなり良いですよ。
標高の高い山はほとんどないですが、火山性の土壌のところが多くて森林限界が低いので眺望は良いのです。火山だと景観もダイナミックになりますしね。
今までに実家帰省の託け登山で由布岳、開聞岳、韓国岳、阿蘇山、高千穂峰、そして今回のくじゅうと登ってきました。天気に恵まれた効果が大ですが、今回のくじゅうが一番良かったですね。
引退後のお楽しみが出来てよかったですね。九州の山、きっと気に入って頂けると思います
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