木曽駒ヶ岳 〜暴風雪のため乗越浄土まで〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 1.9km
- 登り
- 281m
- 下り
- 288m
天候 | 2/29 暴風雪 3/1 暴風雪〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
乗越浄土手前、鉄階段あたりからクラストしているので注意が必要。 乗越浄土から先もほぼクラスト状態。 |
その他周辺情報 | 2/29 千畳敷ホテル泊 シンプルパックでバス、ロープウェア代往復と 二食付きの宿泊で9800円。かなりお得でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
スノーシュー
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
カメラ
|
備考 | カメラケースの閉めがあまく、風雪の餌食になり死亡・・・ ログの記録を忘れたので参考タイムありません。もっとも乗越浄土往復なので参考にもならないか(^_^;) |
感想
2/29
始発からロープウェイ運行休止となり、問い合わせるも、ホテル前は立っていられない程の暴風雪で今日は見込みがないという事で、他のホテルを手配しますとの事。
終始ホテルの方の対応は親切でした。
他のホテルに泊まる気も、すぐに帰る気にもならないので、最終のロープウェイまで待ってダメなら帰ると決め近くの観光センターでお土産を買ったり仮眠しながら時間を潰しました。
待つこと4時間、13:15ごろホテルからの電話で14:15のバスに乗ってくださいとありがたい連絡あり♪
バスの乗客、宿泊者は3組4人のみ。ホテルに着くとまさに暴風雪!その日は明日の
天気回復を願いつつトン汁を食べて早めに就寝。。。。。
3/1
4:30
に起きるも相変わらずの暴風雪。。。そしてふて寝(~_~;)
6:00
出発予定時間になっても相変わらずの暴風雪。。。そしてふて寝(~_~;)
8:00
相変わらずの暴風雪。。。撤収準備
8:30
ん・・・?風、おさまってきた?青空もちょくちょく見える?
8:35
出発準備〜開始!トレース残すぞぉ〜と気合を入れた。。。。おれ・・・
とは対照的に嫁ののりじーは「私はホテルで見物」との事。。。
それではと準備を整えトンネルを出た瞬間、『風、おさまってなぁ〜い!』
『暴風雪ですぅ〜(T_T)』心が折れそうになるが時折静まる合間をぬって
前進前進また前進!気が付くと同宿だった山の大先輩がスノーシューで僕のトレースに乗ってくれました。(この山の大先輩(73歳)が写真を撮ってくれました)
オットセイ岩手前までは膝ラッセル、オットセイ岩直前から少し超えたあたり
までは腿ラッセルのうえ急登。。。。声を上げながら山の大先輩のために頑張り
ましたぁ〜でも笑いが出るほど楽しかった♪
鉄階段手前あたりからクラスト状態になり、慎重にアイゼンの前爪でステップを
作り乗越浄土まで辿り着いた瞬間にまたも暴風雪・・・気温-15度、押し返されな
くて良かった〜
今日はスタートも遅く、帰りの時間も決めていたので残念ながらここまで!
宝剣岳と木曽前岳方面の写真を数枚とり下山。ここでダブルストックからピッケル
に持ち替えました。
乗越浄土からの下りは自分のステップを拾いクライムダウンで慎重に慎重に
鉄階段手すり数メール下まで行ければ後は普通に前を向いて下る事ができました。
オットセイ岩(今回良く出てくる)過ぎて下を見ると、なんと同宿の山の大先輩が
下方50Mぐらいにいるではないですか!自分のスマホで撮影していたら不覚にも
グローブを落としてしまい、大先輩のところまで滑落していきました(~_~;)
予備のグローブをアウターから出し大先輩のところまで尻セードで滑降♪も雪が
深くあまり滑らなかったっす。。。。お互い写真を撮りあい連絡先を交換して
僕は、11:55のロープウェイで帰路に着きました。
山の大先輩はもう一泊し、翌日千畳敷の雪原とご来光を楽しまれ帰られたそう
です。
暴風雪で一日潰れるというハプニングはありましたが自然の事ですし、翌日には
トレースのない雪面に自分のトレースを残す。という目標が叶えられたので満足
な山行でした。なによりも自分がラッセルしている姿の写真を撮ってもらえたの
がとても嬉しかったです。
山と山の大先輩、千畳敷ホテルの皆様、そして嫁に感謝!
最後に、週末の荒れた天候で遭難された方が数名いらしてまだ発見されて
いない方もいると山の大先輩から聞きました。無事に発見される事を祈る
ばかりです。
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