ヤマレコ

HOME > 山行記録一覧 > 山行記録の表示
記録ID: 822812 全員に公開 キャンプ等、その他富士・御坂

中道往還(上井出から富士宮へ)

日程 2016年03月05日(土) [日帰り]
メンバー ayawaka, その他メンバー1人
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
電車バス
富士宮駅から富士急バスにて立石バス停に向かう。
時間は30分程度、大人一人630円。
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
Web Services by Yahoo! JAPAN
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
3時間35分
休憩
1時間59分
合計
5時間34分
S立石バス停08:0908:22白糸の滝バス停08:3408:37白糸の滝無料駐車場08:4708:56静岡富士病院入口バス停08:5709:07コンビニ寄り道09:1109:25同行者待ち09:3609:58北山中井出の道祖神10:0010:04北山高田の道祖神10:0710:15北山上組の道祖神10:1710:19北山上組の馬頭観音10:2210:34道間違い10:3911:00道間違い11:0711:22外神上谷の指導石11:2711:35昼食12:0812:56高砂酒造13:1513:18宝町・神立町の道祖神13:2013:43富士宮駅G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
95%は舗装道路のため、危険個所なし。
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図 [pdf]

写真

曽我の隠れ岩
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
曽我の隠れ岩
1
上井出の題目塔
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
上井出の題目塔
上井出新田の道祖神
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
上井出新田の道祖神
北山中井出の甲子塔と秋葉神、最左は判らず
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山中井出の甲子塔と秋葉神、最左は判らず
北山中井出の題目塔
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山中井出の題目塔
北山桟敷西の馬頭観音、題目塔二基、最左は判らず
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山桟敷西の馬頭観音、題目塔二基、最左は判らず
北山御園の秋葉神
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山御園の秋葉神
北山高田の観音像、題目塔四基
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山高田の観音像、題目塔四基
北山高田の文字道祖神、右は判らず
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山高田の文字道祖神、右は判らず
北山上組の道祖神、秋葉神、題目塔、最左は判らず
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山上組の道祖神、秋葉神、題目塔、最左は判らず
北山上組の馬頭観音、題目塔、石柱は判らず
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山上組の馬頭観音、題目塔、石柱は判らず
北山天満宮前の観音像、題目塔
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山天満宮前の観音像、題目塔
北山下組の文字道祖神、六地蔵
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山下組の文字道祖神、六地蔵
北山下組の甲子塔、秋葉神
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山下組の甲子塔、秋葉神
前坂稲荷神社
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
前坂稲荷神社
北山郵便局裏の題目塔
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山郵便局裏の題目塔
道は真っ直ぐに続いているが、富士宮市の観光マップでは迂回している。私有地で通行不可なのか?
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
道は真っ直ぐに続いているが、富士宮市の観光マップでは迂回している。私有地で通行不可なのか?
北山東下組西の道祖神
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山東下組西の道祖神
北山東下組南の道祖神
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山東下組南の道祖神
道祖神近くの高台に祀られているので、氏神かもしれない
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
道祖神近くの高台に祀られているので、氏神かもしれない
北山東下組の馬頭観音群
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山東下組の馬頭観音群
北山栄組の道祖神、北山本門寺旧参道の出合
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山栄組の道祖神、北山本門寺旧参道の出合
北山本門寺旧参道の山桜
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山本門寺旧参道の山桜
北山本門寺旧参道の階段。摩耗しており埋もれているものもある
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山本門寺旧参道の階段。摩耗しており埋もれているものもある
北山本門寺旧参道の題目塔
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
北山本門寺旧参道の題目塔
外神上谷の指導石
正面は「左 本門寺道 従是十五町五拾間」
右側面は「右 やまみや あわくら まんの むらやま 道」
左側面は「左 きたやま ひとあな かみいで ゐのかしら はらむら 甲州道」
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
外神上谷の指導石
正面は「左 本門寺道 従是十五町五拾間」
右側面は「右 やまみや あわくら まんの むらやま 道」
左側面は「左 きたやま ひとあな かみいで ゐのかしら はらむら 甲州道」
外神上谷の馬頭観音
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
外神上谷の馬頭観音
外神上谷の題目塔
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
外神上谷の題目塔
県道414号の交差点、東に外神スポーツセンターあり
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
県道414号の交差点、東に外神スポーツセンターあり
宮原の題目塔
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
宮原の題目塔
宮原・宮原下の道祖神、秋葉神、題目塔
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
宮原・宮原下の道祖神、秋葉神、題目塔
光町・立宿上の道祖神群
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
光町・立宿上の道祖神群
琴平山秋葉神社
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
琴平山秋葉神社
1
宝町・神立町の道祖神、秋葉神
拍手 / こっそり拍手 | 詳細ページ | 元サイズ | ▶ 類似写真を探す
宝町・神立町の道祖神、秋葉神

感想/記録

今回は上井出の静岡富士病院入口バス停から富士宮駅まで歩く予定だったが、昨年5月に南部町上佐野から長者ヶ岳・天子ヶ岳に登った際のログと繋ぐべく、立石バス停からスタートすることにした。

立石バス停から県道414号(朝霧・富士宮線)を東に少し歩くと梅園らしきを掠める。頃合いなのか梅の香がする。また、人家の庭木には早咲き種なのか桜が花を付けていた。この辺りは静岡県でもまだだいぶんと山手だと思うのだが、それでも山梨県よりは暖かいのだろうか?春が近いことはわかった。

白糸の滝バス停の前は使われていない駐車場が広がっている。白糸の滝自体は何度か訪れているのだが、工事で近づけず地図アプリにピンを落とし忘れていたので近道から寄ることにした。

再出発してすぐに無料駐車場に着く。中道往還に入る前にトイレを済ませて、音止めの滝の遊歩道方面に進むと滝の少し上手に曽我橋という吊橋が架かっている。東海自然歩道の根原の吊橋ほどには揺れない。
芝川本流で水量が多いため橋の辺りからでも爆音がとどろき、確かに神に祈らなければ謀議など出来なかっただろう。

釣橋を渡り東に進むと、曽我の隠れ岩がある。仇である工藤祐経を狙って曽我兄弟が隠れていた場所とのこと。
更に東に東に進むと、やや小高い古墳状の工藤祐経の墓がある。

曽我兄弟の仇討ちは日本三大仇討ちの一つに数えられ、最も古くに発生し本懐を遂げているため後代には「武士の鑑」と賞賛され演芸作品の題材にもなっている事件。

現代の倫理観を過去の事例に持ち込むなど無粋の極みだが、なぜ曽我兄弟が後々まで賞賛され続けるのか全く理解出来ない。

工藤祐経は、父・祐継が早世したことで義理叔父にあたる伊東祐親の後見を得て成長し、祐親の娘を娶って義理の親子となる。おりしも時代は平家の全盛期、都に上って小松内大臣・平重盛に仕えることになる。

工藤祐経が在京している間に義父となった伊東祐親は祐経の所領・伊東荘を押領したばかりか、嫁がせた娘を連れ戻して土肥遠平に再嫁させる。祐経は都において所領押領の訴訟を起こすが悉く敗訴してしまう。

深く恨んだ祐経は、郎党を使って伊東祐親親子を謀殺しようとして祐親嫡男の河津祐泰のみを射殺する。祐泰の妻が幼い兄弟を伴って曽我祐信と再婚したことで幼兄弟は後に曽我兄弟となる。

時代は少しずつ動き、頼朝挙兵後も平家方に付いた伊東祐親は富士川の戦いで捕虜になり自害し、 一方の工藤祐経は弟の宇佐美祐茂が早くから頼朝方に付いていた縁で本人も頼朝に臣従、所領も取り返せたと思われる。

刻は流れて十数年後、富士西麓で大規模な巻き狩りが行われ、その最中に曽我兄弟は工藤祐経を討ち取ることに成功したものの兄・祐成は討たれ、弟・時致は頼朝の詮議を受けた後、祐経の子に引き渡されて晒し首になっている。仇討ちが成功さえすれば本望で自らの命など軽かったのだろうか?

曽我兄弟からすれば確かに工藤祐経は親の仇ではあるが、元はと言えば祖父・祐親が祐経に在らん限りの悪態をついたことにある。いわば祖父の業が孫に報いた形。恨むべきは自らの祖父ではないのだろうか?

全く以って釈然としない。


中世初期の事件現場を後にして、上井出交差点から南に折れて富士宮を目指す。


中道往還の山梨県内部分については、教育委員会が調査して報告した「山梨県歴史の道調査報告書第3集 中道往還」を参考にした。
昭和59年3月末発行なので当然GPSなど無い時代、報告されたルートや設置物が微妙にズレているのはやむを得ないと考えて歩いた。

一方の静岡県分に関しては、図書館に通い詰めて資料を漁ることが物理的に困難なため専らWebでかき集めた。
大正4年頃の地形図を現在の地図と照らし合わせたものをベースに歩いて来たが、北山天満宮近辺のルートに関しては富士宮市が「歩く博物館」で紹介しているルートを採った。
北山郵便局西側に出たところから先で道はそのまま続いているのだが、資料には県道414号を迂回するように記載されていた。
地権者の了解を得られなかったのだろうと判断して資料通り迂回したが、県道414号と中道往還と思われる道の合流点の向こう側にそのまま続いていた。

古い地形図との照らし合わせでは県道414号を進むのだが、現地に立つと県道414号を跨ぐ格好の道が如何にも街道のように見えて仕方なかった。
誘惑に負けて街道のように見える道を進んだ。古くからある集落の中を真っ直ぐにはしる道を進むと北山本門寺の参道に出合った。
参道をそのまま進むと石段が出てきたが、その摩耗具合や土砂への埋もれ具合からみて旧参道だろうと想像した。

旧参道を道なりに進み続けたところ、富士宮市立体育館の北西で外神の道標に当たった。
道標を南側正面から見ると「左 本門寺道」とあり、降りて来た道が北山本門寺への参道であったことが証明された。
東側に廻ると「右 やまみや あわくら まんの むらやま 道」と山宮・村山両浅間神社がある古い富士山登山道があった地を示している。
西側に廻り、よくよく眼を凝らしたが一番上の左と下の道は読めるが一番重要な真ん中が読み取れない。
帰宅後に再トライしたところ何となく「きたやま」と読めなくもない。東側と同じ彫り方なら他にも何か所かの地名があったと思われる。

この道標を観る限り少なくとも、本門寺道=中道往還ではなさげである。
やはり地形図照らし合わせのルートである県道414号を後日、回収すべきか?

※後日追記
「左 きたやま ひとあな かみいで ゐのかしら はらむら 甲州道」 (「歴史を旅した石たち-富士山南麓-」より)


道標から県道414号に出ると進むごとに街らしい雰囲気になって行く。
高砂酒造の南角まで来たら一筋入り込んでから繁華街に出る。旧大宮宿の中心部を東に進んで富士宮駅に出た。

※後日追記・修正した際の参考図書
富士宮エース出版 「歴史を旅した石たち-富士山南麓-」
富士宮市教育委員会 「富士宮市の道祖神 改定版」
訪問者数:198人
-
拍手
関連する記事 by
登山 登山用品 山ごはん ウェア トレイルラン
トレッキング クライミング 富士山 高尾山 日本百名山

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録へのコメント

まだコメントはありません

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。
この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら
ページの先頭へ