市川遺跡巡り
hirokok510
体力度について
- GPS
- 01:27
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 11m
- 下り
- 23m
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- 山行
- 1:27
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:27
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
自転車
|
写真
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午前中のセッションだけ聞いて、午後から「弥生時代の市原」という別のシンポジウムの出席するために五井駅に移動、レンタサイクルで会場の市原市民会館まで走り、
上総国分尼寺は昭和23年以降、千葉県、早稲田大学の調査から始まり、昭和48年度からの第二次調査で3回目の平成元年前後の調査で「法花寺」の墨書土器が多数出土したことから国分尼寺跡であることが確定したらしい
大陸からはるばるやってきた仏教建築の様式美へのあこがれや国家・地方建設・開発への地方豪族の野望など――古代人の息遣いが聞こえてきそうーー
弥生後期初頭では4基（最大で13基）、後期中葉では4基、四隅陸橋（よすみくきょう）型に加え、4隅が周溝でつながる全集型は初めて出現する
感想
この日は元々市原市の「弥生時代」に関するシンポジウムと埋文センター＋遺跡見学の予定だったが、佐倉の歴博のイベントとも重なり、午前中に歴博、午後市原という忙しい移動になり、中途半端な一日。とりあえず歴博の会場に行き資料を受け取り、午前中は日本の専門家の報告二本、これを終えてすぐ会場を出てバスでJR佐倉駅に出て五井駅に向かう。五井駅でレンタサイクルで市川市民会館に向かう。結構距離はあった―会場に到着するとアイドルが来るのか大ホール前はすごい行列で小ホールで午後のシンポジウムを聴講。纏向学の寺沢氏と狗奴国幻想の赤坂氏が講演と対談。本当は午前中の地元の研究者の報告を着聞くべきだったがーー。16時、会場を出てチャリでまず上総国分尼寺跡の展示館と回廊＋金堂基壇復元の様子を見学、それから「王賜鉄剣」で著名な稲荷台古墳記念公園を見学、さらに埋文センターまで走る。今日はシンポジウム後に来る人を予想して閉館時間を一時間伸ばして6時まで見学できる。さほど広くない展示スペースでは邪馬台国時代の市原を中心に展示構成している。これもシンポジウムとの連動だ。弥生後期の方形周溝墓から古墳時代に移行する時期の天神台遺跡や諏訪大古墳群における墳墓形式の変遷、出土副葬品、土器などの展示を見る。とりわけ墳丘の形式における北陸や東海、畿内との関係は重要だ。東国最古の神門五号墳は3隻前半の纏向型墳丘の可能性があり、この時期の畿内と東国などの関係を探るうえで重要らしい。時間が限られていてゆっくり見られなかったのは残念だが、市原の遺跡や展示施設の見学は初めてなのでよしとしよう。この後、さらに神門五号墳を見学、そろそろ暗くなり始めたが墳丘まで登って下を見下ろし、古代人の見る風景を体感、最後に上総国分寺跡を見学して五井駅まで戻った。
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