羅臼岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,514m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 8:11
天候 | 曇り / 風強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
用事があって道東までやって来た。折角冬の道東まで来たのだから…、ということで羅臼岳を登ってみることにした。
前日、早めに用事を済ませてウトロの国道334号線の除雪最終地点まで移動。そのまま車中泊。快晴の空で星空が綺麗な夜だった。
ルートは除雪されていない国道334号線を知床峠まで登って、そこから尾根に取り付く冬の一般的な?ルートで登った。
午後から雨の予報なので午前中までに下りられるようにスタート。まずは暗闇の国道334号線をひたすら進む。予報では暖かくなるとのことだったけど朝はマイナス10度と普通に真冬並みの気温だった。雪は全体的にほぼ氷といった感じで超硬め。国道にあった新旧たくさんのトレースが結構デコボコしていて歩きにくかった。
薄ら明るくなってくると正面に羅臼岳がドーンと見えてモチベーションが上がった。ただ国道の時点で風が強くて、この感じだと上の方の風はもっと強いんだろうなと考えるとモチベーションが下がった。
知床峠手前でスキーアイゼンを装着し車道左側の尾根に取り付いた。最初は急斜面だけど少し登ると緩やかになる。その後、標高1130m辺りでアイゼンに履き替えてスキーは背負う。相変わらず風が強くて何度もよろけてしまった。ガスで何も見えないし氷の急斜面でザックを下すこともできないので、ひたすら黙々と目の前の斜面を登った。
標高1600m辺りまで登ると斜度が緩む。そこから真っ白な中をトボトボと歩いていると突然山頂だと思われる氷のタワー?が見えた。右から回り込むような感じで登ったら山頂に到着した。山頂でもガスで真っ白だった。ただ一瞬だけど視界が広がるときもあって知床連山方向の風景を見ることも出来た。嬉しい!
下山は登ってきたルートをアイゼンのまま下る。標高1200m辺りまで下りてようやくスキーを履いた。登りで背負ったスキーは結局ずっと背負ったままだった。デポするのが正解だったかも。
スキーを履いてからはしんどい滑りだった。斜面はほぼ氷で超スピードが出るしシュカブラとハイマツで油断すると転んでしまう。超恐怖の下りだった。太ももが超疲れた。
国道に合流後の下りは、ほぼ高速道路状態で滑って行けた。ただここもデコボコ斜面でそれなりに面倒だった。車に着いたころに雨が降り出す。濡れずに済んでラッキーだった。
今度は天気のいい日に登ってみよう!
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