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Yamareco

記録ID: 823705
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

黒百合ヒュッテ〜東西天狗岳

2016年03月05日(土) 〜 2016年03月06日(日)
 - 拍手
tarobon その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:24
距離
11.8km
登り
904m
下り
893m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:24
休憩
0:15
合計
2:39
11:18
11
スタート地点
11:29
11:29
68
13:15
13:15
42
2日目
山行
3:36
休憩
1:04
合計
4:40
7:07
7:07
43
7:50
7:53
9
8:02
8:04
14
8:18
8:29
16
8:45
8:45
36
9:21
9:21
7
9:28
10:15
22
10:37
10:37
19
11:27
11:28
12
11:40
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
2016年03月05日 12:53撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 12:53
ここのダケカンバはすごく太いです
2016年03月05日 13:19撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 13:19
ここのダケカンバはすごく太いです
2016年03月05日 13:19撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 13:19
うさぎさん(^^)
2016年03月05日 13:49撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 13:49
うさぎさん(^^)
黒百合ヒュッテに到着しました。
2016年03月05日 14:01撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 14:01
黒百合ヒュッテに到着しました。
2016年03月05日 14:02撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 14:02
テン場を踏み固めます
2016年03月05日 14:09撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 14:09
テン場を踏み固めます
テントを張り終え、お散歩へ出かけます
2016年03月05日 15:18撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/5 15:18
テントを張り終え、お散歩へ出かけます
ヒュッテ前の小高い山で何グループかが雪上訓練をしていました
2016年03月05日 15:22撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 15:22
ヒュッテ前の小高い山で何グループかが雪上訓練をしていました
明日アタックするダブル天狗。しかし天気予報は良くない
2016年03月05日 15:29撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 15:29
明日アタックするダブル天狗。しかし天気予報は良くない
お散歩ってこんな場所?
2016年03月05日 15:37撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/5 15:37
お散歩ってこんな場所?
今日は少し時間が余ったのでクライミングの練習です
2016年03月05日 15:44撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 15:44
今日は少し時間が余ったのでクライミングの練習です
黒百合ヒュッテは太陽光発電で殆どの電気を賄っているそうです
2016年03月05日 16:20撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 16:20
黒百合ヒュッテは太陽光発電で殆どの電気を賄っているそうです
雪だるま〜
2016年03月05日 16:32撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 16:32
雪だるま〜
水作り用の雪をゲットしました
2016年03月05日 16:38撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 16:38
水作り用の雪をゲットしました
今夜はしゃぶしゃぶです(^^)
2016年03月05日 16:59撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/5 16:59
今夜はしゃぶしゃぶです(^^)
暴風の中を進み、なんとか東天狗をゲット!
2016年03月06日 08:07撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/6 8:07
暴風の中を進み、なんとか東天狗をゲット!
奥に見えるは昨年一緒に走破した南アルプスの稜線です
2016年03月06日 08:23撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 8:23
奥に見えるは昨年一緒に走破した南アルプスの稜線です
西天狗では絶好の天気に
2016年03月06日 08:30撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/6 8:30
西天狗では絶好の天気に
さっき越えてきた西天狗
2016年03月06日 08:26撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/6 8:26
さっき越えてきた西天狗
阿弥陀の右に昨年登った南アルプスが見えます
2016年03月06日 08:26撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/6 8:26
阿弥陀の右に昨年登った南アルプスが見えます
赤岳も姿を見せてくれました
2016年03月06日 08:31撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/6 8:31
赤岳も姿を見せてくれました
それにしても、先ほどまでの防風がウソのような晴天です
2016年03月06日 08:32撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/6 8:32
それにしても、先ほどまでの防風がウソのような晴天です
小屋に泊まっていた人たちも続々と登ってきています
2016年03月06日 08:34撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/6 8:34
小屋に泊まっていた人たちも続々と登ってきています
西天狗山頂からシリセイドで下ります
2016年03月06日 08:37撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/6 8:37
西天狗山頂からシリセイドで下ります
山頂で食べようと持っていったのに、すっかり忘れていました(笑)
2016年03月06日 09:14撮影 by  NEX-5R, SONY
1
3/6 9:14
山頂で食べようと持っていったのに、すっかり忘れていました(笑)
ちょっと早いですが、下山しま~す
2016年03月06日 10:20撮影 by  NEX-5R, SONY
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3/6 10:20
ちょっと早いですが、下山しま~す
無事下山(^^)
2016年03月06日 11:30撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/6 11:30
無事下山(^^)

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) 計画書(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(1) 保険証(1) 雨具(1) 携帯電話(1) ストック(1) タオル(1) 着替え(1) 手袋(1) ヘルメット(1) 防寒着(1) 水(2) 水筒(1) 時計(1) 非常食(1) 無線(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) カメラ(1) 車(1) ツエルト(1) シュラフ マット ピッケル アイゼン ヘルメット 食料 お湯
共同装備
テント コンロ(1) ガス(1)

感想

金曜の夜に「明日暇?」と先輩からメールが入る。黒百合にテント泊して天狗岳へ行こうとのお誘いでした。土曜は歩荷トレーニングの予定をしていたが、初雪山テント泊のチャンスだったので、「行きます!」と返事。
初日、渋の湯からアイゼンを付けて急登を登り始める。高山特有の森を抜け、分岐で軽めのお昼ごはんにする。その後もダケカンバやシラビソの森が続く。そんな急登の森を抜けたところに黒百合ヒュッテが見えてきました。
「14時かぁ」。明日は天気が崩れるので今日中に天狗へ行こうかと思っていたが、ちょっと遅い。
じゃあ、テントを張ろう。
まずはテン場の雪を踏み固めるんだね。
今日は南風。風の抵抗を減らすため、テントの長辺を南北に向ける。
晩ごはんまで時間が有ったので、「ちょっとその辺を歩こうか」ってことに。目の前の小高い山では何組かが雪上訓練をしていた。
その横を抜け、天狗の奥庭にある数mの岩場でクライミングの練習をした。アイゼンで岩に立つ方法、どうやったら腕を使わずに登れるかなどを教わった。
夜はしゃぶしゃぶです(^^)。が、出汁を忘れてきた!しかたなくお肉、ウィンナーを出汁代わりに「キャベツしゃぶしゃぶ」(笑)ワインもしこたま飲んでいい具合に酔っ払ったところで「水作り」。雪から水を作るのも初体験です。「楽しいのは最初の数回だけだよ」って言葉をふんふんと聞きながら、レジ袋一杯の雪で水を作った。気がつけば外は満天の星空になっていました。明日もこのまま晴れてくれないかなあ・・・
二日目、くもり。風も強い。天気図を確認したが、南風が強そうだ。
小屋泊の人達もどうするか悩んでいる様子だった。
昼から雨の予報なので、早めに頂上を目指すことにした。
中山峠までは樹林帯の中だったが、稜線に出たとたんもの凄い南風が右から吹き付けてくる。風でトレースも消え、山頂も見えない。東側の崖へ落ちないように耐風姿勢を取りながら慎重に進む。何とか東天狗岳登頂。このまま下山か?と思った矢先、西天狗が姿を現した。やっぱり俺って晴れ男!
西天狗岳を目指す間にも天候がどんどん回復し、一昨年登った阿弥陀岳や昨年縦走した南アルプスが姿を現してくれた。振り返ると小屋泊の面々が東天狗を目指して列を成している。
しばし眺望を堪能したあと、頂上からシリセイドで鞍部まで滑り落ちる(降りるではなく落ちる)。方向が少しずれたので腰までのラッセルをしながらルートへ復帰。
東天狗の北側をトラバース。振り返ると天狗は黒い雲に覆われていた。
突然、「桃缶どうした?」と先輩。「あーーっ、忘れてました!」。登頂のご褒美は桃缶と決めていたのに、眺望とその後のシリセイドが気になり、すっかり忘れていました。気を取り直して桃缶を頂く。やっぱりうまい(^^)。
テントを撤収し、昨日作った水を一滴も使わないまま全部捨て、下山。先輩はとにかく下りが速い。アイゼンを付けずに凍った急斜面を「今回の山行で一番難易度が高い!」と言いながら激下る。こっちはアイゼンを付けて後ろから必死に付いて行く。
アイゼンが氷でしっかりグリップすることも初めて経験した。

初めてづくしの雪山テント泊を無事に終えることができた。
心残りは、寒くなかったこと。厳冬期のテント泊を体験してみたかったのだが、朝の気温がマイナス3℃と、冬の八ヶ岳ではありえない暖かさだった。
帰宅してニュースを見たら、熊本で夏日だったそうな。

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