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記録ID: 824074 全員に公開 アルパインクライミング谷川・武尊

谷川岳ーノ倉沢Г激流のスノーシャワーにほうほうの体で撤退」

日程 2016年03月06日(日) [日帰り]
メンバー echigonogaku, その他メンバー1人
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
谷川岳ベースプラザまで車で行ける。その先は車が入られないので、ーノ倉沢の出合を経由し、一ノ倉沢の出合まで徒歩
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
6時間0分
休憩
1時間0分
合計
7時間0分
S土合口駅/谷川岳ベースプラザ04:3006:00一ノ倉沢06:3008:30三俣下大滝下部09:30一ノ倉沢10:0011:30谷川岳ベースプラザG
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
谷川岳の山の一ノ倉沢等の登攀は、条例により事前の届出、承認が必要(詳しくは谷川岳登山指導センターへ)
また、アルパインコースなので、アルパインの経験者か、カイドや経験のある人が同行する場合のみ入山するべきであろう。(届出に実力、経験欄の記載あり、承認印が受けられない可能性もあり)
今回は、一ノ倉沢の出合いから、雪に埋まっている一ノ倉沢の雪渓上を登っていき、途中から左手の沢に入り、東尾根に出て第1岩峰を経由し、山頂のオキの耳まで登る予定であった。
雪は例年同時期の半分程度と非常に少雪、一部、雪渓下の滝が露出している。
一般的な東尾根へのルートの一ノ沢は、出合から人の背丈以上の雪崩のデブリの山、目に見える範囲は斜面の不安定な大型の雪は沢に落ち切っている様に見えるが、沢から見えない山の上部の斜面にどの程度雪が残っているか不明
これはーノ倉沢本谷も同様
さらにその奥のニノ沢は、雪質は暖冬のため雪が締まっておらずユルユルの状態
今回は途中で、表層雪崩並の、スノーシャワーが発生したため撤退
沢内には既に深さ3m以上のクレパスが走っている。
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖インナー アウター手袋 予備手袋 防寒着 ザック アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 行動食 地図(地形図) トポ ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 携帯 サングラス ツェルト ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ クイックドロー スリング セルフビレイランヤード アングルハーケン
共同装備 ロープ

写真

一ノ倉沢の出合いへ通ずる道路は、なんと一部の地面が露出したいる。
暖冬少雪がここまでとは.
2016年03月06日 05:59撮影 by F-02G, FUJITSU
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一ノ倉沢の出合いへ通ずる道路は、なんと一部の地面が露出したいる。
暖冬少雪がここまでとは.
1
出合いから望む一ノ倉沢
ガスが掛かっていて視界が悪い。
2016年03月06日 06:11撮影 by F-02G, FUJITSU
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出合いから望む一ノ倉沢
ガスが掛かっていて視界が悪い。
1
一ノ倉沢の雪渓を進む
なんと、雪下の滝が露出している。
まだ向かって右側から捲けたが、この先雪解けが進むと、通行が面倒になるだろう。
2016年03月06日 06:37撮影 by F-02G, FUJITSU
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一ノ倉沢の雪渓を進む
なんと、雪下の滝が露出している。
まだ向かって右側から捲けたが、この先雪解けが進むと、通行が面倒になるだろう。
4
ーノ倉沢の大岩壁が口をぱっくり開けて待ち構えている様
2016年03月06日 06:43撮影 by F-02G, FUJITSU
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ーノ倉沢の大岩壁が口をぱっくり開けて待ち構えている様
左手ーの沢の出合から、正面仁掛けて巨大な雪崩のデブリの帯
2016年03月06日 06:43撮影 by F-02G, FUJITSU
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左手ーの沢の出合から、正面仁掛けて巨大な雪崩のデブリの帯
1
このとおり。
2016年03月06日 06:43撮影 by F-02G, FUJITSU
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このとおり。
正面にも雪崩のデブリ帯
2016年03月06日 06:49撮影 by F-02G, FUJITSU
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正面にも雪崩のデブリ帯
3
人の背丈並のデブリがゴロゴロしている。
こんなのを食らったら、ひとたまりもない。
2016年03月06日 07:03撮影 by F-02G, FUJITSU
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人の背丈並のデブリがゴロゴロしている。
こんなのを食らったら、ひとたまりもない。
2
デブリの山を乗り越えて、さらにニノ沢方面へ偵察に行く。
2016年03月06日 07:03撮影 by F-02G, FUJITSU
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デブリの山を乗り越えて、さらにニノ沢方面へ偵察に行く。
4
ガスの中に見えるのは衝立岩だろうか?
2016年03月06日 07:27撮影 by F-02G, FUJITSU
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ガスの中に見えるのは衝立岩だろうか?
1
国境稜線と正面奥壁が霧の中から顔を出す。
2016年03月06日 07:29撮影 by F-02G, FUJITSU
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国境稜線と正面奥壁が霧の中から顔を出す。
1
なんという険しさ。衝立岩
2016年03月06日 07:30撮影 by F-02G, FUJITSU
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なんという険しさ。衝立岩
もう1枚
2016年03月06日 07:31撮影 by F-02G, FUJITSU
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もう1枚
3
しばらく見とれる。
雪で沢が嵩上げされていなければ、ここまで近寄れない。
2016年03月06日 07:31撮影 by F-02G, FUJITSU
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しばらく見とれる。
雪で沢が嵩上げされていなければ、ここまで近寄れない。
5
結構な傾斜
2016年03月06日 07:44撮影 by F-02G, FUJITSU
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結構な傾斜
ニの沢をさらに詰める。
急に傾斜が増してくる。
2016年03月06日 07:44撮影 by F-02G, FUJITSU
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ニの沢をさらに詰める。
急に傾斜が増してくる。
1
三俣下大滝の下部で正面にパックリと割れたクラック現れる。
2016年03月06日 07:54撮影 by F-02G, FUJITSU
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三俣下大滝の下部で正面にパックリと割れたクラック現れる。
2
深さは3m以上ある。
迂回しようか?と考える。
この後、滝を飛び越えて表層雪崩に匹敵するスノーシャワーが我々に向かってくる。スノーシャワーの激流はこのクラックに流れ込み急死に一生を得る。
2016年03月06日 07:54撮影 by F-02G, FUJITSU
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深さは3m以上ある。
迂回しようか?と考える。
この後、滝を飛び越えて表層雪崩に匹敵するスノーシャワーが我々に向かってくる。スノーシャワーの激流はこのクラックに流れ込み急死に一生を得る。
5
「やばい、逃げろ。」
ほうほうの体で、急いで下る。
2016年03月06日 08:16撮影 by F-02G, FUJITSU
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「やばい、逃げろ。」
ほうほうの体で、急いで下る。
3
安全圏まで下り。
振り返る。なんとも美しい景色。
今日この沢にいるのは我々以外は1パーティーのみ
2016年03月06日 08:17撮影 by F-02G, FUJITSU
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安全圏まで下り。
振り返る。なんとも美しい景色。
今日この沢にいるのは我々以外は1パーティーのみ
3
衝立岩
左上の滝状の筋は、この時期にしか見れない「烏帽子大氷柱」
頻繁に崩落しており、ヒヤヒヤさせられる。
2016年03月06日 08:17撮影 by F-02G, FUJITSU
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衝立岩
左上の滝状の筋は、この時期にしか見れない「烏帽子大氷柱」
頻繁に崩落しており、ヒヤヒヤさせられる。
3
右はテールリッジ
無雪期はここまで来るだけでも時間が掛かる。
2016年03月06日 08:35撮影 by F-02G, FUJITSU
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右はテールリッジ
無雪期はここまで来るだけでも時間が掛かる。
6
足下にデブリ
クラックがなければ、先の激流のスノーシャワーはこんなデブリになっていただろう。
2016年03月06日 08:35撮影 by F-02G, FUJITSU
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足下にデブリ
クラックがなければ、先の激流のスノーシャワーはこんなデブリになっていただろう。
5
衝立スラブと衝立沢
2016年03月06日 08:35撮影 by F-02G, FUJITSU
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衝立スラブと衝立沢
2
出合に向かって下る。
2016年03月06日 08:36撮影 by F-02G, FUJITSU
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出合に向かって下る。
再びデブリ帯
2016年03月06日 08:44撮影 by F-02G, FUJITSU
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再びデブリ帯
1
本当にデカイ、デブリの塊
2016年03月06日 08:49撮影 by F-02G, FUJITSU
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本当にデカイ、デブリの塊
1
再びデブリの帯を越え、下る。
2016年03月06日 08:49撮影 by F-02G, FUJITSU
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再びデブリの帯を越え、下る。
出合まで戻ってきた。
俯瞰が美しい。
だが、今日は雪崩の気配をさせて人を寄せ付けない。
2016年03月06日 09:06撮影 by F-02G, FUJITSU
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出合まで戻ってきた。
俯瞰が美しい。
だが、今日は雪崩の気配をさせて人を寄せ付けない。
4
撮影機材:

感想/記録

相方のKさんと、谷川岳東尾根をアタックした。Kさんは東尾根に関しては3度目、筆者は初めてだ。
今シーズンは例年に比べ、稀に見る暖冬少雪。
コンディションは悪いだろうと思っていたが、一ノ倉沢は一部で雪下の滝が露出し、沢内は雪崩のデブリだらけ。雪は締まっていない等、例年に比べ季節が1ヶ月は早い感じだ。
当日は、早朝は曇りであったが、次第に視界が晴れ、暑いくらいの気温が急上昇
お陰で、沢内のあちらこちらから、スノーシャワーが発生した。
目に見える斜面は、大方の大型の雪は沢に落ちきってデブリになっているが、沢内から山の上の斜面の状態は不明だ。
一般的なルートーの沢は、出合から雪崩のデブリの山。
さらに奥にあるニの沢に向かったが、ニの沢の狭隘部の三俣下大滝の下部に、深さ3mの巨大なクラックが現れた。
というかもうクレパスのサイズだ。
左から捲いてみようかと考えていたが、先から発生していたスノーシャワーが次第に勢いが増してきた。様子を窺っていると、しまいには滝をしぶきを飛ばす激流となり、こちらに向かったきた。
「やばい」と、2人でほうほうの体で、下って逃げた。
スノーシャワーの激流は、幸い先のクラックに流れ込んだ。
もし、クラックを捲いて、登っている途中にこのスノーシャワーの激流を食らったら、我々は足下をすくわれ、このクラックに流されていただろう。
「九死に一生を得た」感だ。
今シーズンは、暖冬少雪で、雪稜を登るには不向きのようだ。
最後に、谷川岳の山域の一ノ倉沢等のアルパインルートに登るには、条例により届出を出し、承認印を受けなければならない。
提出は10日前までで、インターネットでの提出は不可、郵送のみである。
以前も述べたが、今時、インターネットも不可というのは、いかがなものだろうか。
インターネットであれば、もっと期限を遅くできるはずである。
インターネットの届出は、承認印の変わりに、番号を交付すれば、済むはずである。
届出方法は条例制定の40年前のままで、現代の利用者の利便性を考慮していない、と言えるだろう。
この条例に違反した場合は、罰金に処される。
利用者に強制カを課すのなら、少なくとも利用者の利便性を考慮した内容に改善することを強く求めたい。
訪問者数:560人
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