不老山(駿河小山駅・生土→不老山→山市場)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 763m
- 下り
- 808m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:38
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:湯本平BSより 新松田駅行き富士急湘南バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に火山礫が多く、膝にやさしいルートです。 林道も多く見られますが、崩壊箇所が多い山なのでコースの変更は慎重に。 |
その他周辺情報 | 駿河小山駅前に観光案内所(兼土産店)があります。 営業時間は9:00から17:00。お手洗いお借りしました。 この場をお借りして御礼申し上げます。 ちなみに駅構内にトイレは見当たらず。なお、ここは無人駅です。 |
写真
感想
神奈川県と静岡県の境にある不老山へ。
松田駅から御殿場線に乗って駿河小山の駅に降り、人気のなくなった駅を後にしました。御殿場線に沿って流れる鮎沢川に沿って歩いてから橋を渡って対岸に回り、生土(いきど)地区から左に坂を上がります。坂を登って高速道路を潜り抜けると右に入る沢筋の道があり、その行きあたりが登山口です。
登り始めは電力会社の巡視路のようなゴムを使った急な階段が現れました。予想よりも強面な道の出現にどうなるんだろうと心配になったのもつかの間、道はなだらかでいい感じのハイキング道になりました。
今日もシンとした山を満喫と思ったのもつかの間、視線の先を素早く横切る灰色の影。
真っ先に頭に浮かんだのは犬。野犬も猟犬も嫌です。以前に坪山で猟犬とご対面した怖い記憶が蘇りました。
それともクマ?駿河小山駅前の観光案内所にはクマ(コグマ?)の剥製がありました。やっぱりいるのか、クマ。
もしくはイノシシ?ヌタ場が結構あるよね、不老山。
シカでないことは確かです。
ストックを自宅に忘れてきたのは失敗だったと思いつつ、怖いので急遽クマ鈴を取り出し、鐘を鳴らしながら恐る恐る先に進みました。
歩き始めは地面が濡れていたので昨夜は雨が降ったのだろうと思いましたが、しばらく登るうちに雪なども出てくるようになりました。この分だと山頂付近では雪が残っているかな。
植林の樹林帯を歩いていた時、頭上からバシャバシャと雨が。
樹林帯の中でこれだけ派手に落ちるとなると融けた雪に違いありませんが、まるで雨です。気持ちのいいものではありません。
おまけにカサを忘れた。
雨具も忘れた。
あちゃー。ザックにカバーを着けるのが精いっぱいだよ。
雨降る植林地帯は長く続いたものの何とか通過。そして雪道。
幸いだったのは雪がサラサラしていて凍結していなかったことです。
麓から数えて3つ目の送電線を潜り抜けもうしばらく行くと、山頂から団体さんが下ってきました。結果として山の中で会ったのはこのパーティだけでした。
さらにひと息歩くと、山頂直下にある金時公園との分岐を通過。一昨年はこの分岐から林道に下りたのですが林道と思って侮るなかれ。ここにはエラい目に遭わされたなと思いつつ通過し、やっと不老山南峰に到着。
ここのベンチは明神峠方面の眺めが良いので、ベンチに腰かけてランチ開始。もっとも肝心の景色はガスに呑み込まれて、眺めるどころではありませんでした。
昼食を食べた後は不老山北峰へ。ここにも誰もいませんでした。
今日も静かな山。
この後で明神峠に行く案もありましたが、迫りくるガスに自ら突入する気も起らず、神奈川県側へ下山開始。途中で派手に崩れた箇所があるものの、サクサクした火山礫は終始膝にやさしく気持良く下りられました。
今回は不老山のメインルートともいえるコースを歩きましたが、可能であればまた違うルートを歩いてみたいです。
注意しないとデインジャラスな山行になるのでしょうけれどね。
【追記】
1.火山礫が膝にやさしいかは疑問。下山後2日経過するも膝が痛い。
あれは砂浜でランニングするようなものだったか。
2.歩いてみたいルート(私の場合は世迷言に近いです)
壱 駿河小山または山市場から明神峠まで
弐 世附峠を通って浅瀬橋へ下りる
参 三保ダム付近から番ヶ平
四 峰坂峠または世附峠から柳島に下りる
【追記2】
追記の項目2の四について、林道が復活して
安全に通れるようになった模様です。
良かった。ちょっと残念だけど。
コメント
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遠路遙々お疲れさま。
冬の造形キレイですね。
ホントだ、金太郎、涙を流してますねー。
そして灰色の物体は・・・ネズミ?モグラかな?
突如登場する小動物
落ち葉をかき鳴らして猛進するあの音は猛獣さながらですよね。
ホントあんな遠い、遠い、山まで。
我ながら物好きです。
不老山名物サービスモリモリ道標は評価が分かれるところですが、金太郎のオブジェはなかなか良いと思います。
海老のしっぽが出来ているあたり、過酷な環境が想像されますが。
小動物は高さ50センチくらいはありそうで、状況からもモグラではなさそうです。
今思うと2頭のうちの後ろ1頭を見たのかなって思います。本当にあっという間の出来事でした。
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