【鹿又岳】薮に敗れて撤退 (@_@;)
- GPS
- 06:46
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 617m
- 下り
- 618m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
ゴール(もはや下山とは言えない):12時49分
天候 | 曇り時々薄日程度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
先週金曜日ぐらいからこの辺りは少ないながらも降雪があったようです。 林道歩き出しから殆ど積雪ありました。平均で10cm程度、深い所で15cmぐらいでした。 林道の山側斜面が崩落している箇所が数箇所あり、斜面からは小石がパラパラと落ちてきていましたのでちょっと緊張して通過しました。 男鹿川を渡りすぐ右手に堰堤があります。その上流部を渡渉します。水は流れていませんでした。水量が少なく、地下を流れているようです。堰堤の中段からは水が放出されてました。 渡渉するとすぐに斜面に取り付きです。いきなり急登です。しかもすでにアスナロが邪魔をしてきますので避けながら上を目指します。 台地状の開けた場所にでます。ここは広葉樹林帯のようで開けていて積雪も十分ありましたのでここでスノーシューを装着しました。 今日もラッセルマシン5号の発進です! しかしここは開けていますので読図は必須です。(あんたが言うなって?(笑)) しかし、お陰様で読図ばっちり目指した尾根の先端に一発でたどり着けました! 尾根の突端はアスナロ薮... ちょっと右手に迂回して取り付きました。 が、その後もアスナロが邪魔をしてきます。手で掻き分け、スノーシューで踏みつけ、時には避けて何とか進んでいきます。 P1144辺りまではそんな感じで幾分慣れてもきましたのでアスナロ踏みつけてバフバフ進みます。 P1140から先になりますとアスナロに混じって笹が立ち上がってきました。うりゃ〜っとこちらもスノーシューで踏みつけながら進みます。 スノーシューの別の使い方も達人に教わりました(笑) 快適快適♪に進んでいきます。 P1338を目指しますが、途中に急登もありスノーシューでズリ落ちながらも苦戦して登っていきます。 が、P1338に到達する頃には薮が濃くなっており苦戦する程に... さらに先へ進みますが行けども行けども笹とアスナロ、その他大勢が通せんぼをしており無理やり突破もしますが時間と体力を奪われ、そして気力もなくなり心折れました(涙) 私にはこれ以上無理です... 本日ここで終了です... |
写真
装備
個人装備 |
上下ハードシェル
スノーシュー
ストック
12本爪アイゼン
ピッケル
ロープ8mm×20m
スリングカラビナ等
地図
コンパス
GPS
|
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感想
はぁ〜...まったく歯が立ちませんでした... 自動記入の時間も成果が全く無いので入らない。こんなのみたことないす...(苦笑) なので自分で書きました...(笑)
今日は先週にここを周回したjaian37さんのレコを参考にさせていただき同じコースで秘境の塩那道路を巡り鹿又岳からの360°の絶景を私も堪能したくチャレンジしてみました。そのjaian37さんのレコでは、女性をエスコートした趣旨のようなことでしたので私にも出来るのではないかと考えましたがすげー甘かったです。まったく歯が立ちませんでした(涙)周回どころか稜線までもたどり着けず... なんもいえねー
彼のレコを緻密に分析して(笑)要所の通過時間を地図に記入。それでも下山時には日暮れギリだったとのコメントがありましたので、彼の通過時間には絶対遅れないようプチフライングまでして挑みました。そして彼のタイムから送れるようならそこで即撤退と決めてました。日暮れは絶対に避けたい事態です。
約15分フライングして、堰堤の渡渉場では約40分のアドバンテージ。女性のエスコートだからねとこの時は余裕か?などと思ってました。
台地を抜け尾根取り付きでアドバンテージは25分に。あれ?
尾根を頑張って登りましたよ(汗)そしてP1144では33分に。
しかしこの辺りから薮も濃くなってきてP1338では20分に。あんぱんなど食ったら差は10分程度に。撤退場所でも10分とこれはもう僅差です。この後も続くであろう薮と周回の下り尾根のルーファイ経験度も考慮したらもう追い越されたも同然です。 となりますと私の下山時は真っ暗?(恐)
しかも目の前にはさらに激藪が続いております... はい!撤退決定ー♪ 我ながら絶妙なタイミングだったと自負しております(笑)しかももうこれ以上の薮漕ぎもしたくはありませんでしたの稜線すら諦めました(いさぎいいでしょ(笑))
しかしどれだけ凄いんですかあなた達は?と改めてびっくりした山行でした。私はもう無理(笑)
最後に、私も一部で流行のテムレスデビューをしました。 私は手足がすぐに暑くなってしまう体質のようですので防寒タイプではなく普通の方で。 しかし、歩き出しの林道30分ですでに暑くて脱ぎました(笑) その後も急登で雪に手をつくので装着していましたが、中は汗でびっしょりになってしまい、結局脱ぎました。暑い、蒸れるよこれ〜 所有しているゴアと一緒だ〜 結局、余程の吹雪でもない限りやはり素手が一番快適〜でした(笑)
はぁ〜今日も撤退か〜 一般人がバリエーションルートに挑むとこうなる見本か? 薮漕ぎに時間と体力がかかり過ぎです...(涙)夢で薮漕ぎしそうです(笑)
しかし、コンパスを読んで踏み跡もない雪原をルーファイできたのがちょっと嬉しかったです! 今度は歩きやすいルートでルーファイしたいです。来週はあそこかな。
撤退の判断も含め、今回大変お世話になりましたjaian37さんのさらっとこなしたレコはこちらです。でも相当大変でしたのでチャレンジする方はご覚悟を(笑)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-824308.html
凄い!凄すぎますよあなた達!の一言です... そしてラッセルマシン5号は薮が嫌い!
コメント
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こんばんは、大きな括りで一般人のjaian37ですw
早速行かれたのですね。
画像を拝見しましたら私の歩いた一週間前と比べてかなり藪化が進んでいます。
横川から稜線に上がるには積雪量や雪質の見極めが難しく例年ならば3月末辺りが良いはずですが今年は積雪不足。歩くタイミングが難しいです。
その難しさは『横川 男鹿岳』で検索していただけると納得頂けると思います。
私も尾ヶ倉沢右岸尾根ピストンから周回に計画変更した段階で往路の白滝沢右岸尾根はoyakataさんの山行記録を参考にして甘めにCTを組みました。
それも計画通りに歩けず日没までに下山するため新鹿又岳行きは中止しましたw
あの藪具合だとk-azmさんが下した撤退のタイミングは的確だったと思われます。
これに懲りず来年はtoradangoさんの周回ルートで歩いてみてください。
イチオシです
jaian37さん こんばんわ。
予想以上の藪に難儀しました。
でも何も考えもせずに行った訳ではなく、過去、男鹿岳を栗生沢林道側から2年続けて別コースで、しかもどちらも4月の中旬に登ったのですが藪化はしていなかったのです。なのでまだ大丈夫かなと勝手に想像して甘くみてました。
せめて稜線ぐらいまでは行きたかったですが私にあの状況では無理でした。 今日は肩周りの筋肉が少し痛かったです。漕いだからでしょうか?
来月にいつもの栗生沢林道から男鹿岳に行く積もりではいます。もしいつも通りルートの状況がよく、時間が早めに登頂できたら瓢箪峠ぐらいまで行ってみたいなとちょっとだけ有らぬ期待をしています。稜線上で藪をみたら即逃げ帰ってきます(笑)
今回、レベルの差も解りましたので次回はもう少し簡単そうなルートを選び参考に歩かせてもらおうと思っています。 となりますとjaian37さんはもう対象外です(笑) でも今回のコース、来年もまたチャレンジしてみたいです。レコの気持ち良さそうな稜線歩き素敵でした。しかもおもちゃまで持って行くとはどれだけ余裕なんですか(笑)
自分も激ヤブさんの歩いた横川〜男鹿岳〜鹿又岳周回を狙っていますが、今年はもうダメのようですね
K-azmさんは、ナイストライとは思いますが、今年は雪が少ないので、そろそろ、桧枝岐とか裏磐梯を目指した方がいいでしょう。
NYAAさん こんばんわ。
いや〜まったく歯が立ちませんでした(笑)
でも1人で自然の中で遊べましたし、コンパスも使えたし、稜線からの景色は見られなかったのは残念ですがまぁまぁ楽しかったです。
次回は是非ご一緒させていただき藪漕ぎ隊長をお願いします(笑) ラッセルは任せるんだにゃ〜
レパートリーが少なく、檜枝岐といいますと会津駒ヶ岳ぐらいしか予定には入っていません。今年はちょっと早めに行こうとは考えてます。残雪期のあそこの山頂は大のお気に入りです! 藪漕ぎもなしだし♪
実は、自分は「同じ山に登らない主義」です ただ、雪、岩、沢のバリエーションに関しては、同じところに行きますが。
二度行くかどうか分からないので、その山の一番いい時期を狙います。会津駒ヶ岳であれば、草原が見える時期は絶対で、できれば、御池まで縦走したいと考えています。
まあ、残雪期なら、大戸沢岳経由、三ッ岩岳なんて楽しそうですが
あと、残雪期なら山毛欅沢山が定評ありますね
NYAAさんお薦めの「山毛欅沢山」、他の方のレコを拝見させていただいてきました。 いいところですね♪ あそこであればスノーシューでバフバフ歩けますね。 積雪期しか登れない特級藪の山らしいですね。 そんなフレーズも中々興味をひきました。 それに会津駒ヶ岳よりも幾分近いですしね。 これは是非とも検討してみましょう〜!
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