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Yamareco

記録ID: 827531
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

奥久慈男体山 ウンを味方に袋田の滝へ

2016年03月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.2km
登り
1,061m
下り
1,038m

コースタイム

日帰り
山行
6:15
休憩
1:15
合計
7:30
8:00
80
10:15
10:25
110
12:15
0:00
10
13:20
0:00
35
13:55
14:15
10
14:25
14:45
45
依田屋
15:30
袋田駅
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
袋田駅駐車場(無料、10〜15台駐車可)
JR水郡線 袋田駅〜西金駅(現金:210円)
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません
袋田駅から電車に乗って西金駅へ
この数分後に悲劇が…(涙)
2013年01月01日 00:00撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 0:00
袋田駅から電車に乗って西金駅へ
この数分後に悲劇が…(涙)
…気持ちを切り替えて
しばらくは舗装路歩き
2013年01月01日 00:19撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:19
…気持ちを切り替えて
しばらくは舗装路歩き
2013年01月01日 00:21撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:21
梅の木が壁に這うように生えています
この形でここまで成長させるためには、管理が大変だっただろうな
2013年01月01日 00:22撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 0:22
梅の木が壁に這うように生えています
この形でここまで成長させるためには、管理が大変だっただろうな
こちらは自生っぽいです
2013年01月01日 00:34撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 0:34
こちらは自生っぽいです
1650万年前のゾウ類足跡化石だそうです
本当かな?
2013年01月01日 00:44撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 0:44
1650万年前のゾウ類足跡化石だそうです
本当かな?
川の手前まで近づくのが精一杯で、肉眼では確認できません
2013年01月01日 00:42撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 0:42
川の手前まで近づくのが精一杯で、肉眼では確認できません
あのあたりが鷹取岩かな?
2013年01月01日 01:07撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 1:07
あのあたりが鷹取岩かな?
古文屋敷からスーパー林道に下ります
2013年01月01日 01:08撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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古文屋敷からスーパー林道に下ります
右は大円地山荘
左へ進みます
2013年01月01日 01:16撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 1:16
右は大円地山荘
左へ進みます
何やら危険なニオイがする
2013年01月01日 01:21撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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何やら危険なニオイがする
健脚コースへ
2013年01月01日 01:22撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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健脚コースへ
杉林を通過します
花粉の量は、奥武蔵ほどではありません
2013年01月01日 01:26撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 1:26
杉林を通過します
花粉の量は、奥武蔵ほどではありません
この分岐を過ぎると…
2013年01月01日 01:42撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 1:42
この分岐を過ぎると…
だんだん岩岩してきます
2013年01月01日 01:46撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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だんだん岩岩してきます
角礫岩という岩のため、滑りやすいです
必要に応じて鎖を使用しましょう
2013年01月01日 01:49撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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角礫岩という岩のため、滑りやすいです
必要に応じて鎖を使用しましょう
岩場を登るkazuruさん
2013年01月01日 01:53撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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岩場を登るkazuruさん
登り終えると東屋があります
分岐を右へ
山頂まであと少し
2013年01月01日 02:35撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 2:35
登り終えると東屋があります
分岐を右へ
山頂まであと少し
奥久慈男体山に到着!
2013年01月01日 02:22撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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奥久慈男体山に到着!
NHKのアンテナがありました
2013年01月01日 02:22撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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NHKのアンテナがありました
平野が広がっています
2013年01月01日 02:23撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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平野が広がっています
東屋まで戻り、袋田の滝を目指します
2013年01月01日 02:35撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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東屋まで戻り、袋田の滝を目指します
かわいらしい案内標識が設置されています
2013年01月01日 02:42撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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かわいらしい案内標識が設置されています
この道はあまり人気がないのかな?
2013年01月01日 03:06撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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この道はあまり人気がないのかな?
アップダウンを繰り返しながら、一部泥濘状態の箇所がある道を徐々に下りつつ進みます
2013年01月01日 03:18撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 3:18
アップダウンを繰り返しながら、一部泥濘状態の箇所がある道を徐々に下りつつ進みます
この標識に書かれている所要時間は、信用しない方が良いかもしれません
2013年01月01日 03:28撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 3:28
この標識に書かれている所要時間は、信用しない方が良いかもしれません
自分の居場所がいまいちわからず、気持ちが萎え始めたころに第二展望台に到着
ソロの男性が休憩中でした
2013年01月01日 04:20撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 4:20
自分の居場所がいまいちわからず、気持ちが萎え始めたころに第二展望台に到着
ソロの男性が休憩中でした
第二展望台より
奥久慈男体山山頂と似たような眺め
2013年01月01日 04:20撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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第二展望台より
奥久慈男体山山頂と似たような眺め
少し進んで鍋転山
第一展望台でもあります
2013年01月01日 04:32撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 4:32
少し進んで鍋転山
第一展望台でもあります
屋根付きの休憩所があります
2013年01月01日 04:55撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 4:55
屋根付きの休憩所があります
ここで食事にしました
2013年01月01日 04:32撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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ここで食事にしました
第一展望台より
ここからも似たような眺め
2013年01月01日 04:55撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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第一展望台より
ここからも似たような眺め
月居城跡
左方向に進むと、月居山の山頂標識があります
2013年01月01日 05:25撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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月居城跡
左方向に進むと、月居山の山頂標識があります
月居山
2013年01月01日 05:26撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 5:26
月居山
生瀬滝経由にしたかったけれど、kazuruさんが渋るので諦めました
2013年01月01日 05:36撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 5:36
生瀬滝経由にしたかったけれど、kazuruさんが渋るので諦めました
とりえず月居観音堂まで行って引き返します
2013年01月01日 05:44撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 5:44
とりえず月居観音堂まで行って引き返します
近道(袋田自然研究路)を選択
2013年01月01日 05:49撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 5:49
近道(袋田自然研究路)を選択
階段で下る感じです
2013年01月01日 05:53撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 5:53
階段で下る感じです
袋田の滝が見えてきました
2013年01月01日 05:57撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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袋田の滝が見えてきました
2013年01月01日 06:05撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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吊り橋を渡ります
2013年01月01日 06:05撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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吊り橋を渡ります
吊り橋より
2013年01月01日 06:07撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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吊り橋より
第1観瀑台より
2013年01月01日 06:11撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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第1観瀑台より
第2観瀑台より
上から見るとこのようになっているのですね
2013年01月01日 06:15撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 6:15
第2観瀑台より
上から見るとこのようになっているのですね
袋田の滝のキャラクター
たき丸
2013年01月01日 06:16撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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袋田の滝のキャラクター
たき丸
トンネルの一部はお洒落でした
2013年01月01日 06:22撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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トンネルの一部はお洒落でした
たくさんお土産屋がある中で、依田屋を選択
2013年01月01日 06:52撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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たくさんお土産屋がある中で、依田屋を選択
大好物の鮎の塩焼き
しゃものテール(ぼんじり)とつくね
2013年01月01日 06:41撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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大好物の鮎の塩焼き
しゃものテール(ぼんじり)とつくね
袋田駅に向かう途中の飲食店の入口にある剥製
どうしてタヌキはいつも立っているのだろう?
2013年01月01日 07:02撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 7:02
袋田駅に向かう途中の飲食店の入口にある剥製
どうしてタヌキはいつも立っているのだろう?
結構距離があります
2013年01月01日 07:06撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:06
結構距離があります
踏切を渡って…
2013年01月01日 07:30撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:30
踏切を渡って…
袋田駅に到着
お疲れさまでした!
2013年01月01日 07:35撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:35
袋田駅に到着
お疲れさまでした!
袋田駅の横にある駐車場
10〜15台は停められそうです
2013年01月01日 07:36撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
1/1 7:36
袋田駅の横にある駐車場
10〜15台は停められそうです
関所の湯で汗を流しました
2013年01月01日 07:58撮影 by  HERO3+Silver Edition, GoPro
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1/1 7:58
関所の湯で汗を流しました

感想

今週は奥久慈男体山〜袋田の滝へ行ってきました!
先週、奥武蔵の大量の花粉に懲りたので心配でしたが…今回はどうでしょう?

まずは、下山口のある袋田駅に車を停めて、JR水郡線で登山口のある西金駅へ向かいます。
電車はだいたい1時間に1本、時間によっては2時間に1本ということもあるので、車を停めるのは袋田駅の方がいいと思います。(下山後の電車の心配をしなくて済むので)
ローカル電車揺られること約10分。
2つ先の西金駅に到着です。
さて、トイレを済ませて、駅前のハイキングマップの看板で今日の行程を確認して、いざ出発!というところで、
「うわー!」
隣で看板を見ていたkenboさんが、いきなり悲鳴をあげました。
何だ、何だ?
驚いて振り向くと、慌てふためきながら足を地面にこすり付けているkenboさんの姿が。
「どうしたの!?」
「犬のウン●踏んだ…」
「…。」
どうやら看板前は散歩中の犬のトイレスポットになっていたらしく、kenboさんはよりによってその中で一番新鮮なウン●を踏んでしまったようです(笑)
泣きそうな顔で、「なんだよー!」と憤っているkenbo改めfunboさん。
「大丈夫。今日はウンがついて良いことあるよ。」と励ましました。

気を取り直して、駅から登山口へ向かいます。
最初は舗装路を1時間以上歩きます。
その後、大円地山荘の横の道から登山道に入り、すぐに一般コースと健脚コースの分岐。
ここはもちろん健脚コースを選択して、一気に標高を上げていきます。
そこまで急な登りではなかったので「これが健脚コース?」と思いましたが、ここで鎖場登場。
最初は鎖を使わずに登れましたが、結構滑りやすい岩だったので、何か所か使いながら登りました。
連続する鎖場のおかげで、ぐんぐん標高を上げていきます。
だらだらと緩い登りよりも、こういう一気に登る感じの道の方が好きですね。
いい感じに汗をかきながら岩場を越えて、ちょっと開けた場所に到着。
一瞬「頂上かな?」と思いましたが、東屋がある休憩ポイントだったようで、何人かの先客が休んでいました。
「頂上はこの上だよ。」と教えていただいて、もうひと登り。
あっという間に男体山山頂へ到着しました。

今日はちょっと曇っていましたが、なかなかの展望です。
鷹取岩方面の道も面白そうだな〜と思いながら写真を撮って、袋田の滝方面へ。
まだまだ先は長いのです!

東屋の所まで戻って、まずは月居山へ向かいます。
道は緩やかなアップダウン。
奥武蔵ほどではありませんが、下った分だけ登る感じの道が続きます。
途中、「袋田の滝まで2時間」の看板がありますが、普通に歩いてこの時間で滝に着くのは無理だと思います。
月居山まで結構遠いな〜と思い始めたころに「第2展望台」に到着。
ここには先客がいたので、すぐ近くの「第1展望台」で昼食にしました。

この後も、楽ではないけれどつらくもないちょうど良いアップダウンが続き、やっと月居山に着きました。
意外と長かった…
でもここまで来れば、袋田の滝はもうすぐ。
月居山から少し下り、観音堂へ着くと滝への分岐道がありました。
袋田の滝へは生瀬滝経由と自然研究路を下る道の2択。
生瀬滝へは苦手な階段の登りが延々と続く道だったので、自然研究路の方がいいなぁ。
そう提案すると、いつもはドMな道を選ぶkenboさんですが、今朝のウン●ショックが抜け切れないのか、あっさりと下りを了承してくれました。

自然研究路を下ると、だんだんと滝の音が大きくなり、土産屋が並ぶ道に出ました。
観光客がたくさんいる中、吊り橋を渡り袋田の滝へ。
下からも滝は見えますが、入場料を払って近くで見てみることにしました。
観瀑台から間近で見る袋田の滝は大迫力!
エレベーターで上から見る滝もなかなか素敵で、紅葉の季節や凍った滝も見てみたいな〜と思いました。

滝を見た後はお土産屋さんを散策して、名物の鮎の塩焼きと奥久慈シャモをいただきました。
今回ちょっと大人しかったfunboさんも、好物の鮎を食べてご満悦のようでした。(良かった、良かった。)

今回のコースは、男体山の鎖場や袋田の滝の観光など、なかなか面白いコースでした。
月居山まではちょっと長いけれど、そこまでアップダウンもきつくないので楽しんで歩くことが出来るコースだと思います。
下山後の温泉もたくさんあって、山登りだけではなく観光も楽しめますし。

あと心配していた花粉ですが、気温が低かったせいかそこまで酷くありませんでした♪

日光の男体山、筑波山の男体山に登ったことがあるので、どなたかのレコで気になっていた奥久慈にある男体山を選択してみました。

JR水郡線の本数が少なく、西金駅に車を停めて下山後に回収にすると、場合によっては寒い中1時間近く電車の到着を待つことになってしまいます(特に、13:55の次は15:42で2時間弱の待ち時間)。そこで、電車の発車時刻に合わせて袋田駅に行き、車を停めて西金駅に移動することにしました。これならば、いつ下山しても大丈夫。

8:14の電車を目指して、自宅を出発しました。これを逃すと9:44まで電車がないので、少し不安に感じながら車を走らせると、道が空いていたこともあり、7:15に袋田駅に到着。運良く1本早い7:27に乗車することができました。

2駅ほど揺られて西金駅に到着し、トイレを済ませて出発します。事前に大子町のHPから地図をダウンロードしておいたものの(地図は駅でも配布されています)、小さくて確認しにくいものであるため、駅前にあった奥久慈大子ハイキングコースの案内板で再確認しようと近寄ると、左足に「グニャ」と柔らかな感覚が……!?

おそるおそる確認すると、足元には今朝産出されたであろう、まだ新鮮な犬のウ○コがっっ!!!

「うわっ!ギャーァァァッ!!!」と叫びながら慌てて近くの土にこすり付けます。それを見たkazuruさんは、「あ〜kenboさん、犬のウ○コ踏んだ〜、汚〜い」と大笑い。よくよく確認すると、案内板の下の土はほじくり返された形跡がいくつもあり、近所の犬が散歩する際のトイレになっているようです。気を付けましょう。

「1本早い電車に乗ることができたのは、ウンが良かったからだ…」と自分を慰めていると、「funboさん、今日はウンが付いて良いことあるかもよ」とkazuruさんが笑いを堪えています。ん?「funbo」だと?「kenbo」と「フン」をかけてきた呼び方は、この日中続くことになるのでした。kazuruさんは絶対にいじめっ子だったに違いない!

道幅の狭い車道を進みます。生活道路なのでしょうか、結構なスピードで地元ナンバーの車が走行しているので注意しましょう。途中で、1650万年前のゾウ類の足跡化石という岩を見学しながら、1時間程度のんびりと歩いて、古文屋敷からスーパー林道に降りて大円地山荘手前に到着。趣のある古民家の大円地山荘が気になりますが、まだ準備中ということもあり、民家の間を進むと一般コースと健脚コースの分岐に到着。とりあえず、左の健脚コースに進みました。

杉林の中を歩きます。先週の奥武蔵の地獄が蘇りますが、あの時よりは寒いことと、植えられている杉の本数が格段に少ないこともあり、そこまで症状は気になりませんでした。

やがて岩場が現れます。岩といっても角礫岩という岩でゴツゴツしておらず、滑りやすい上に足の置き場が無い箇所があったりと、鎖やロープを使えば問題ありませんが、使わないと結構神経を使います。私は使わないで登っていましたが、2回足を滑らせましたし、急傾斜で岩がツルツルであった1箇所だけ鎖を頼りました。まだまだ練習不足のようです。

結構汗をかきながらぐんぐんと標高を稼ぎ、東屋の横に出て岩場は終了。右方面に見える電波塔を目指して登り、登り終えたそこが奥久慈男体山の山頂でした。天気は生憎の曇りでしたが、ガス等は出ていなかったので、それなりに眺望を楽しむことができました。

ゆっくりとしたいところですが、まだ先は長いので山頂を後にします。東屋まで戻り、月居山に向かいます。緩やかに下りながら進むと、白木山との分岐に到着。ここで左に折れてそこそこ下ると、その分登り返す感じのまるで奥武蔵のようなアップダウンが始まります。

途中にある角礫岩や急だと思える箇所には、ほとんどが鎖やロープが設置されているので、特に問題はないと思います。ただ、あまり人気がないルートなのか、落ち葉で道がわからなくなることが何度かあるので、ピンクテープを探しましょう。

道を外してはいないけれど、目立った分岐等はなく、いったい自分が今どこを歩いているのかよくわからずに若干イライラしはじめていると、人影が見えて音楽が聞こえてきました。近寄ると第二展望台で、ようやく居場所がわかりました。

第二展望台は狭く、その方が荷物を広げて食事の準備中だったので、すぐ先にある第一展望台まで進むことにし、第一展望台(鍋転山)で昼食にしました。ここは広くて、東屋とまではいかなくとも屋根付きのベンチがありました(少し錆びていたので利用しませんでしたが)。

昼食後、月居トンネル上のあたりまでダラダラと下り、岩場を超えたりしながら登り返すと月居山に到着。それほど広くない場所ですが、ここにはお城があったそうです。

さて、袋田の滝はもうすぐ。月居山から下り自然研究路に合流し、月居観音堂の横から生瀬の滝経由で進みたかったのですが、また登らなくてはならないため、「自然研究路で行きたい」とkazuruさんが仰ります。今日は「funbo」ゆえに言い返すこともできず、悔しいので鐘を鳴らしておきました。

階段が多い自然研究路を下り、売店が並ぶ滝川沿いに合流して、観光客とは逆流する形で袋田の滝へ。吊り橋は中国人観光客に占領されていて、写真を撮ったり橋を揺らしたり(危険なのでやめてください!)して退いてくれなかったので、半ば無理やり通過。入場料300円(JAF会員で50円引き)を支払って袋田の滝を見学しました。

10数年ぶりに訪れましたが、以前はなかった観瀑台(第2)がありました。2008年に完成したようで、追加料金なしでエレベーターに乗ることができるとのこと。早速乗車して上の階に到着すると、最上段を含めた滝の全景を観賞することができました。「袋田の滝ってこうなっているのですね」とkazuruさんとお話しながら、しばし鑑賞。元モー娘。のゴマキを思い浮かべてしまいました。

滝を後にして、お土産屋を散策。依田屋というお店によって大好物の鮎の塩焼き、シャモのテール(ぼんじり)とつくねを注文。お腹を満たし、のんびりと袋田駅まで歩いてゴールとなりました。

今回はルートの選択上、鷹取岩とかに寄ることができず残念でした。しかし、体力を使う日光の男体山とお手軽な筑波山の男体山と比べれば地味ではあるけれど、奥久慈の男体山はアスレチックのようで楽しかったです。

ところで、私のことを「funbo」と呼んで終始いじめていたkazaruさんは、いつも私の後ろを歩かれます。つまり、私が左足を置いた岩とかを手で掴んでいるということになり…。クックック…(ちびまる子ちゃんの野口さん風に)。

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技術レベル
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体力レベル
2/5

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