標高300メートルは雪がない。川に水はまずまず流れている。いろいろな状況が予想されるので、ワカン、アイゼン、ピッケル、全部持っていく。
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3/15 7:18
標高300メートルは雪がない。川に水はまずまず流れている。いろいろな状況が予想されるので、ワカン、アイゼン、ピッケル、全部持っていく。
上の写真の左側の林道を登っていくと写真の中峯橋に着く。右側から巻き道ができているので、利用させてもらい入渓。
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3/15 7:36
上の写真の左側の林道を登っていくと写真の中峯橋に着く。右側から巻き道ができているので、利用させてもらい入渓。
沢に入るも雪がない。ちょっと不安になる。冬期靴のアルパインクルーザーで沢を歩くけど、滑って歩きにくい。ここで転倒して打撲、撤退なんて落ちを想像する。
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3/15 7:46
沢に入るも雪がない。ちょっと不安になる。冬期靴のアルパインクルーザーで沢を歩くけど、滑って歩きにくい。ここで転倒して打撲、撤退なんて落ちを想像する。
すっかり忘れていた。越えられないえん堤の存在。
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3/15 7:54
すっかり忘れていた。越えられないえん堤の存在。
左の急斜面をピッケルを用いてよじ登る。
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3/15 7:58
左の急斜面をピッケルを用いてよじ登る。
左の小山が大山の剣谷から見る三鈷峰に見えた。
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3/15 8:03
左の小山が大山の剣谷から見る三鈷峰に見えた。
夏はこの辺はやぶやぶしているが、3月なので比較的プチやぶで進める。注意して再び入渓。懸垂下降ができる人はした方がいいと思う。
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3/15 8:03
夏はこの辺はやぶやぶしているが、3月なので比較的プチやぶで進める。注意して再び入渓。懸垂下降ができる人はした方がいいと思う。
水遊びをしにきたんじゃないけどなあ。
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3/15 8:17
水遊びをしにきたんじゃないけどなあ。
でもきれいだね。うっとり。
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3/15 8:20
でもきれいだね。うっとり。
見たことがない花だなあ。これからぱっと咲くんだろうか。
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3/15 8:34
見たことがない花だなあ。これからぱっと咲くんだろうか。
やっと残雪がでてきてくれた。夏は気づかなかったけど、沢沿いに登山道があったんだね。橋は壊れていた。
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3/15 8:37
やっと残雪がでてきてくれた。夏は気づかなかったけど、沢沿いに登山道があったんだね。橋は壊れていた。
アニマルトラックに先導される。今日はたぶん一人旅だからちょっとだけ寂しさがまぎれた。
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3/15 8:47
アニマルトラックに先導される。今日はたぶん一人旅だからちょっとだけ寂しさがまぎれた。
はじめのでかい二俣でご飯休憩。サンドイッチを二つむしゃむしゃ。水分はポカリと水とコーヒー。気分によって飲む。あめちゃんは常時ポケットに入っている。
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3/15 8:50
はじめのでかい二俣でご飯休憩。サンドイッチを二つむしゃむしゃ。水分はポカリと水とコーヒー。気分によって飲む。あめちゃんは常時ポケットに入っている。
アイスドーム。ワカンやアイゼンはまだつけず。
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3/15 9:11
アイスドーム。ワカンやアイゼンはまだつけず。
目的の標高600メートルの二俣にきた。ここを左にいったら清水谷左俣ってのことになるけど、今回は右にいく。思ったほど残雪がなかった。
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3/15 9:22
目的の標高600メートルの二俣にきた。ここを左にいったら清水谷左俣ってのことになるけど、今回は右にいく。思ったほど残雪がなかった。
左俣の最初は綺麗な滝。前いったときに同行者はここを懸垂下降で降りていた。僕もできるようになりたい。
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3/15 9:25
左俣の最初は綺麗な滝。前いったときに同行者はここを懸垂下降で降りていた。僕もできるようになりたい。
おそるおそる右俣に進んでいく。最初から狭まったv字で生つばゴクリ。
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3/15 9:26
おそるおそる右俣に進んでいく。最初から狭まったv字で生つばゴクリ。
んで、いきなり6メートルほどのホールドが少ない滝に阻まれる。つるつるで登れそうにない。左斜面は岩壁なので無理。土がついた右斜面をピッケル、アイゼンで慎重に進んでいく。
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3/15 9:31
んで、いきなり6メートルほどのホールドが少ない滝に阻まれる。つるつるで登れそうにない。左斜面は岩壁なので無理。土がついた右斜面をピッケル、アイゼンで慎重に進んでいく。
左斜面はご覧のとおり岩壁なので登るのは難しそう。右斜面は草が多少ついているので巻くならこっちからと思っていた。
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3/15 9:42
左斜面はご覧のとおり岩壁なので登るのは難しそう。右斜面は草が多少ついているので巻くならこっちからと思っていた。
右斜面。
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3/15 9:44
右斜面。
ほどなくして分岐。左側が二段滝。中央の尾根がチョウチンアンコウに見えて仕方がない。
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3/15 9:45
ほどなくして分岐。左側が二段滝。中央の尾根がチョウチンアンコウに見えて仕方がない。
二段滝。一段目は左からよじ登れそうだが、一段目を遠くから見てみるにまず登れないことが判明。たぶんハーケンで打って登る技術がないと登れないだろうな。またいつか挑戦してみたい。
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3/15 9:55
二段滝。一段目は左からよじ登れそうだが、一段目を遠くから見てみるにまず登れないことが判明。たぶんハーケンで打って登る技術がないと登れないだろうな。またいつか挑戦してみたい。
一瞬「万事休すか」と思ったが、チョウチンアンコウが登れると分かり、ピッケル、アイゼンで登っていく。雪で滑るのでピッケルでの確保と灌木が重要になる。
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3/15 10:01
一瞬「万事休すか」と思ったが、チョウチンアンコウが登れると分かり、ピッケル、アイゼンで登っていく。雪で滑るのでピッケルでの確保と灌木が重要になる。
なんとか沢に戻った。地形図的にはここからさらに急斜面になるので油断はできない。雪の量が増えてきた。
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3/15 10:13
なんとか沢に戻った。地形図的にはここからさらに急斜面になるので油断はできない。雪の量が増えてきた。
向こうの青空が見えはじめる。気温も上がってくる。ワカンに切り替えるタイミングをみはかる(が、結局中蒜山までアイゼンでいった)。
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3/15 10:31
向こうの青空が見えはじめる。気温も上がってくる。ワカンに切り替えるタイミングをみはかる(が、結局中蒜山までアイゼンでいった)。
雪解けで陥没したのか、巨大なアイスホールがところどころにできていた。横の斜面を通っていくのだが、結果的にアイゼンをはいていて都合がよかった。
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3/15 10:31
雪解けで陥没したのか、巨大なアイスホールがところどころにできていた。横の斜面を通っていくのだが、結果的にアイゼンをはいていて都合がよかった。
アイスホールが連続する。
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3/15 10:37
アイスホールが連続する。
でかい雪塊のデブリ。こんなのがゴロゴロ転がってきたらひとたまりもないな。今はすでに冷え固まっていた。
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3/15 10:58
でかい雪塊のデブリ。こんなのがゴロゴロ転がってきたらひとたまりもないな。今はすでに冷え固まっていた。
奥に下蒜山。だいぶ高さが追いついてきた。
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3/15 11:11
奥に下蒜山。だいぶ高さが追いついてきた。
切断面は凍っている。
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3/15 11:13
切断面は凍っている。
スラフといったらいいのか、シャリシャリの雪が流れてくる。早めに稜線まで抜けた方がいいらしい。できるだけまっすぐ沢の端を登っていく。
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3/15 11:14
スラフといったらいいのか、シャリシャリの雪が流れてくる。早めに稜線まで抜けた方がいいらしい。できるだけまっすぐ沢の端を登っていく。
なだれそうな雪質なのがわかったので緊張する。午後には小さな雪崩がおきるかもしれない。
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3/15 11:15
なだれそうな雪質なのがわかったので緊張する。午後には小さな雪崩がおきるかもしれない。
おそらくこの切断面がばっとそげ落ちて底雪崩になったんだろうと推測する。
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3/15 11:22
おそらくこの切断面がばっとそげ落ちて底雪崩になったんだろうと推測する。
沢の芯はさらさら流れているので端っこを登る。滑ったら200メートルくらいの滑り台と化すので緊張する。
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3/15 11:25
沢の芯はさらさら流れているので端っこを登る。滑ったら200メートルくらいの滑り台と化すので緊張する。
ここにきて太陽大活躍。いい写真撮らせてくれてありがとう。でもこっちはちょっとしんどいんだよ。
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3/15 11:29
ここにきて太陽大活躍。いい写真撮らせてくれてありがとう。でもこっちはちょっとしんどいんだよ。
ひいひい言いながら稜線にでた。思ったよりも中蒜山側にでたようだ。近くに避難小屋がある。
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3/15 11:45
ひいひい言いながら稜線にでた。思ったよりも中蒜山側にでたようだ。近くに避難小屋がある。
中蒜山山頂。ここまで4時間25分。3時間〜3時間半くらいと思っていたのでだいぶ遅くついてしまった。嫁に電話をすると「え、まだ?(山頂なの)」とお叱りをうける。一番の難敵は山ではなく嫁か。
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3/15 11:48
中蒜山山頂。ここまで4時間25分。3時間〜3時間半くらいと思っていたのでだいぶ遅くついてしまった。嫁に電話をすると「え、まだ?(山頂なの)」とお叱りをうける。一番の難敵は山ではなく嫁か。
上蒜山と大山方面を見る。大山ももう春山だろうな。蒜山も満足に雪山が楽しめるのは上蒜山くらいかな。
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3/15 12:17
上蒜山と大山方面を見る。大山ももう春山だろうな。蒜山も満足に雪山が楽しめるのは上蒜山くらいかな。
中蒜山の北に伸びている尾根を下る。この日ははじめてのGPS導入。スマートフォンに替えたばかりなので操作が不慣れ。下っている尾根が合っているかをたしかめる。
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3/15 12:15
中蒜山の北に伸びている尾根を下る。この日ははじめてのGPS導入。スマートフォンに替えたばかりなので操作が不慣れ。下っている尾根が合っているかをたしかめる。
雪の量が頼りなく笹がよくでていた。1月2月に下るなら快適かもしれない。
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3/15 12:22
雪の量が頼りなく笹がよくでていた。1月2月に下るなら快適かもしれない。
笹も雪解けを待ちわびていたんだろう。夏は茂まくってくれ。
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3/15 12:45
笹も雪解けを待ちわびていたんだろう。夏は茂まくってくれ。
なんだかんだで後半けっこう尾根が細くなるので難易度は高い。ここで転落したら笑い話だな。
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3/15 12:51
なんだかんだで後半けっこう尾根が細くなるので難易度は高い。ここで転落したら笑い話だな。
標高700メートル辺りか、案内テープぽいのがでてきて驚く。
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3/15 12:56
標高700メートル辺りか、案内テープぽいのがでてきて驚く。
どうもこの尾根はなにかの境界線になっているらしい。
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3/15 13:21
どうもこの尾根はなにかの境界線になっているらしい。
近畿中国森林局? そんなのあるんだ。ということはたまにここにも人が入るんだな。よく入るもんだ。
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3/15 13:22
近畿中国森林局? そんなのあるんだ。ということはたまにここにも人が入るんだな。よく入るもんだ。
最後は工事現場の作業道路でプチ道迷いをして林道にでる。一番汚れたのは作業道路だった。こういうもんだね。水と雪の沢歩きに、ちょっとした登はんありの楽しい山だった。残雪の山はいろんなものが一気に楽しめる。難しいがぜいたくな山だった。
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3/15 13:44
最後は工事現場の作業道路でプチ道迷いをして林道にでる。一番汚れたのは作業道路だった。こういうもんだね。水と雪の沢歩きに、ちょっとした登はんありの楽しい山だった。残雪の山はいろんなものが一気に楽しめる。難しいがぜいたくな山だった。
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