武尊山 (川場スキー場から往復)
- GPS
- 03:10
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 558m
- 下り
- 555m
コースタイム
- 山行
- 2:24
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 3:03
天候 | 快晴 弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・川場スキー場のリフトを2本利用。帰りはゲレンデスキー。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・リフトトップから山頂まで積雪が途切れることはないが、所々ブッシュも見られ例年に比べるとやはり小雪のように思われる。朝のうちは雪が硬かったが正午近くになると水気を含んで重い雪に。雪がアイゼンについてダンゴになり歩きづらい。 ・距離は6kmもなく短いがアップダウンが多く想像よりも時間がかかる。 ・今日の雪の状態であればピッケルよりもダブルストックのほうが歩き易かったと思うがこのあたりは人による。アイゼンはあったほうがいいし、リフトを降りたら付けてしまうのが手っ取り早い。 ・天候が良ければルートは明瞭なので迷うような所はないが、ほぼずっと稜線歩きのため、強風の日は煽られて滑落しないよう要注意。 |
写真
感想
武尊山周辺はゲレンデスキー含め何度も来ているが、武尊山の山頂は一度しか踏んだことがなかった。3月も後半に入り移動性高気圧が日本付近に到達した日を狙って訪問した。
川場スキー場のリフト運行開始は8時30分。その10分ほど前にゲレンデに出て準備をしているとスキーやボードではなく大きなリュックを背負った人が結構いた。今日の好天を狙った登山者のようだ。自分も大きなリュックを背負ってはいるが足下はスキーブーツ(兼用靴)でもちろんスキーも履いている。リフトのトップから武尊山の山頂まではプラスチックのブーツで往復し、帰りはゲレンデを滑って帰る予定。プラスチックブーツでの登山は昨年の白馬縦走で経験済みなので不安はなかった。リフトを2本乗り継いでゲレンデ最高点に到達。2本でこんな標高の高いところに到達できるのだから有り難い。ここでスキーをデポしてアイゼンを履き行動開始。始めからいきなりの急登で息が上がる。しかも朝のうちなので雪が硬く、所によっては氷のようなところもあった。急登区間を登り切ると剣ヶ峰が視界に入る。空は快晴だが風が少し冷たい。でも火照った体を冷やすにはちょうど良い程度。剣ヶ峰の登りもきついがこなして急な下りに入る。剣ヶ峰から見る限りでも武尊山の山頂までアップダウンはやはり多くてシールでの歩行には向かないと思った。何度かアップダウンを繰り返して武尊本峰に近付く。途中右手の斜面がスキーで滑るのにちょうど良さそうで、板があれば滑っていきたい衝動に駆られた。が今日はスキーをデポしたし何よりシールは持参すらしなかったから滑りようはなく、次回以降の下見とする。風は相変わらず左側から吹くのでジャケットを脱がずに行動していてちょうど良い程度。最後の登りをこなし出発から1.5時間程で無事武尊山の山頂に到着。前回は4年ほど前の秋だったと記憶しているが、山頂の様子はほとんど記憶になかった。山頂付近も雪は少なく所々で地面が見えている。また周囲を見渡しても積雪は明らかに少なく今年は山スキーのシーズンは5月の連休まで持たないのでは?と余計なことを考えてしまうくらいだった。ここからは尾瀬や新潟の山々はもちろんのこと、今日は富士山まで霞んではいたが確認することができた。高気圧様々である。山頂は風が吹き抜けるためさすがに寒いが、風の凌げるところでゆっくり休憩し山頂滞在約30分で下山開始。自分はピークにあまり拘りがないので山頂で30分もゆっくりするのは珍しいが、今日のルートは短いのであまりさっさと帰ってしまうとさすがに勿体ない気がした。到着時数名だった登山者は出発時には10名以上に増えていた。帰りも基本的には同じ道をたどる。行きは雪の状態はまだ水気を含んでおらず歩き易かったが、この好天ではさすがに気温も上がって水っぽくなってしまったようで、アイゼンの下に雪のダンゴができてしまい難儀した。ピッケルで叩いて落とすのがセオリーだがピッケルはザックに括り付けてありわざわざ外すのも億劫なのでストックで叩いて落とす。がやはりストックでは華奢で満足に叩けず雪がアイゼン離れない。下りの急斜面で落ちないように注意して歩く。帰りもアップダウンが多くて行きと同じ程度の時間がかかると思ったが、案外早くて1時間程度でゲレンデに戻る。結局往復の間ジャケットは脱がず、快晴の割には暑い思いもせず。風が適当に吹いていたためだろう。ここで休憩とゲレンデを滑る準備。ゲレンデは久々だし今日は平日でガラガラだからかっ飛ばして行こうかと思ったが、既に水っぽい雪で板が全然滑らない。3月後半で気温が上がるとこんなものか。太ももに厳しい滑りだった。転ばずにゲレンデを滑りきり今日の行動は終了。距離も時間もちょっと物足りない。
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