君の瞳に恋してる 丹沢山,塔ノ岳,鍋割山
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,909m
- 下り
- 1,906m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:10
もともと腰痛癖はあり、年に数回痛みが訪れるのだが、せいぜい1週間程で痛みが消えていた。
そこで痛みが続く原因は何か考えたところ、近頃山行ペースが頻繁なせいではないかという結論に達した。
幸か不幸か休みのたびに天気が良いので腰痛が治りきらないうちに山に向かってしまう。
主人公が裁判で殺人の動機を問われて、太陽のせい、と答える不条理文学を書いたフランス人作家がいたが
それなら自分の腰痛も太陽のせいといえなくはない…と何の解決にもならない責任転嫁を図る。
そんな折に列島が高気圧に覆われた予報天気図を見て懲りずに山へ向かうのであった。
とはいえ、しばらくは荷物を少なくし腰の負担を和らげようと思った。
天候 | 快晴すぎる! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:富士急湘南バス 寄停留所、小田急線 新松田駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
無くても平気だが塔ノ岳の先は軽アイゼンがあれば楽だった。 |
写真
感想
腰痛が治りきらないが、天気が良いとどうしても山に向かってしまう。
まずはできることからはじめよう、と今回は荷物を大幅に少なくしてみた。
持ち物:ウエストバッグ(ぬいぐるみ、文庫本、懐中電灯、デジタルカメラ、
スマートフォン、モバイルバッテリー×2、鍵束、おむすび2つ、ペットボトル飲料)
服装:フリースジャケット、フリースパンツ、タイツ、厚手の靴下2枚重ね、
綿のTシャツ、ブレスサーモの長袖シャツ
渋沢駅前のバス停に着くと長蛇の列、それでも全員乗せてバスは大倉へ。
終点大倉に着いて、登山届を出したりしてたらほとんど最後の出発になった。
ちょっと早めのペースで先行者を抜かし、塔ノ岳には二時間ちょっとで到着。
荷物の軽量化が功を奏したのか、腰痛もさほど痛む様子がなかった。
背後で「にゃあにゃあ」と声がするので振り向くと、今話題の白猫がいた。
実はこの猫とは昨年の6月の雨の日に、ここ塔ノ岳で一度会っている。
あのときは幼かったせいもあり、華奢だった体が随分と豊満になっていた。
その時は、人を警戒している様子もありその雰囲気に「孤高」の存在性を感じた。
しかし今ではエサが欲しいのか、足元に寄ってきて「にゃあにゃあ」と媚びている。
残念ながら、猫ごときにエサをねだられてすぐに与えるような甘い男ではない。
そもそも君のことを「孤高の猫」と思っていたのに、この気持ちを返してくれ。
「空きっ腹を抱えて、にゃあにゃあ鳴いてるがいい」とおむすびを食べ始める。
すると、足に乗ってきて、その豊満な体を摺り寄せて甘えてくるではないか。
ちょ、ちょっ、待っ、… カ・ワ・イ・イ♡
すっかり心を奪われ、気が付くとおむすびの具(焼きたらこ)を全部与えていた。
考えてみると、家族とはぐれ猫一匹で生きるには、人知れぬ苦労があったのだろう。
甘えた仕草の中に見え隠れする気苦労のことを思うと、思わず目頭が熱くなった。
「焼きたらこの塩分に気を付けて長生きするんだな」といって別れ鍋割山へ向かう。
金冷しから鍋割山方面は登山者が少なく、鍋割山まで数人とすれ違っただけ。
鍋割山に着いて、早速今回の目的だった鍋焼きうどんを食する。
下山は後山乗越から、いつもの二俣方面ではなく栗の木洞方面へ足を向ける。
栗の木洞は洞窟みたい場所があるつもりでいたが、単なる小山だった。
櫟山は展望がよく、ピクニックしたいような雰囲気の良い山頂だった。
夕方銀座で上映される映画が観たいので、寄発15時台のバスに乗りたい。
幾分急ぎ目に下りて茶畑を過ぎて、無事目的のバスに間に合った。
monkichikunさんお疲れ様です♪
あのあと鍋割山まで行ったんですか!
超軽装&腰痛がありながらのあの鬼足、尊敬します…
塔ちゃんはやっぱり前よりぶりッ子になってましたよね〜
彼なりの生きるスキルなんでしょうね。
またお会いしましょ〜´ω`)ノ
おはようございます
今回は軽装備だったこともあり全く腰痛は出ませんでした。
fujixxさんもかなり早いペースで登っていたとお見受けされます。
ベイスターズのユニホームが決まってました。
猫ちゃんの写真ありがとうございます?
どういたしまして、というべきなのかf(^_^;
ご返事遅れてすみません
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