寡雪で苦労、平標沢滑降(;´・ω・)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,705m
コースタイム
天候 | 微風快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
土樽橋からは湯沢駅までバス。(蓬橋発)¥400+200(荷物代) 湯沢駅から登山口までバス。¥680+200(荷物代) |
コース状況/ 危険箇所等 |
1300mから下は沢が割れてしまっており、ブリッジを探すというより降下地点と渡渉点を探して探して探して…西ゼン出合前で左岸に渡ったほうが良かったか?? 下流に行くほど段差がでかい。当たり前か… |
その他周辺情報 | 満天星の湯に寄りました。(21時まで) |
写真
感想
晴れるのがわかっていたので休暇を取り、日帰りで足慣らしと思って出かける。TN脇の除雪スペースに車を停め、スキーを肩に歩き始める。除雪効いているがスキー跡が出てきたので履いて進む。
いつもの終了点で0.5〜1m位少ない感じ。トレースに従ってヤカイ沢方面へ。1350m位まで沢沿いに進み、右の尾根に取り付く。ブッシュが多く、パックされた雪の下側はサラサラ雪でシールが効きづらい。この尾根の北側をトラバースするように進むと、取り付いた場所が早すぎたことに気付く。ヤカイの二俣付近からでもよかった…ブナ林を堪能して登る。
主稜線直下はブッシュがものすごく、トレースはうまく登れる箇所を見つけて進んでいるなという感じ。やや風はあるが暖かい。ピークは貸し切り、西ゼン・笹穴源頭を観察。すると単独女性が上がってきた。聞けば、今朝早くまでは大風だったらしい。ウソ‼?というくらいの天候である。とりあえず西ゼンを滑る。出だしはカリカリ、でもすぐに吹きだまったのか、なかなかいい雪が残っているが調子に乗って滑っていると逆エッジで転んだ。2スラ出口から下は雪付き悪そう。鞍部まで登り返す。
笹穴源頭は主稜線から見ていたほど状況が良くなく、シュカブラでかく雪もあまり残っていないのでスルーした。これが後々好判断となった。登山道はクマザサが出ているので南側斜面を進んで頂上に戻る。
本日のメイン、平標沢滑降に移る。平標池までは登り返しが出ないようにトラバース気味に進む。先ほどより滑りやすい雪質に変わり、源頭部に入るとクマザサ露出が気になったが、進むにつれてなかなかいい状況に変化してきた。本流は避けすぐ西側の尾根チックなところを滑る。昨日の風でたまったと思われる軽い雪が、この気温で維持されていたことに感動を覚えた。快心のスキーだ。地形図のゴルジュ状を過ぎた辺りでなんと沢が割れ、小滝が出ていた。およそ1300m位。いい思いした分、この先からRFに気を遣う。結果、西ゼン出合までに4回沢を渡り、その先はもっと悲惨な状況となった。スキーも滑らず、渡るとこばかりを探し、繁茂した枝を回転競技のごとくストックでブロックし、群大ヒュッテを目指した。後半は沢幅が広くなったところで大して影響のなさそうなところを数回渡渉する。靴の中は当然水没している。
毛渡沢の1本手前の沢くらいで左岸に渡り、やっとのことでヒュッテに到着。もう、15時台のバスには間に合わない。かといって休んでいても仕方ないので、残りの林道に突入するが…小沢が流れ込むたびに雪が切れる。最悪だ。何度脱ぎ履きしたか…途中で『ふざけんな!』と絶叫してしまった。大きな堰堤付近など100m以上雪がついてないか?ヘトヘトになって時計を見ればあと20分で最後のバスが来てしまう。スイッチが入り何とかJRの鉄橋まで着く。当然雪はなく、高速の下からは完全に除雪されていた。ぎりぎりセーフでバスを乗り継ぐことができ、車に戻ったのは19時を回っていた。風呂が21時まで開いててよかった。
足慣らしのはずだったんだけど…
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