南紀最高峰 大塔山
- GPS
- 08:14
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,357m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 8:15
大塔橋―植魚の滝―張尾の滝―大塔山―足郷山―足郷トンネル―大塔橋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス | マイカー利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
徒渉が多く道が不明瞭 |
写真
感想
南紀・大塔山に再訪しました。紀南地方(熊野)の最高峰のようですが、標高は1000mちょっとしかありません。
前回(2年前)に新車を早速こすってしまった思い出の山です(^^;)
そのときも今回と同じコースのつもりだったのですが、手元のやや古いガイドブックでは飛び石伝いに徒渉と書かれていてそのつもりだったのに、実際に進んでみると濡れずに通過することが不可能に思えたので、足郷トンネルからの尾根道往復に変更しました。
今回は最初から水に入るつもりで沢タビを持参しました。嫁はフェルト底の靴がないので靴を脱いで徒渉しました。前日に雨が降ったためか水量は少なくなく、ひざ下までの徒渉がたくさんあり、靴の脱ぎ履き等で予定より時間がかかりました。途中にサブコースとして存在する2つの滝(ウエウオの滝とハリオの滝)にも行ってみました(そのときも徒渉)。
道の駅一枚岩で車中泊し、朝に登山口へ移動して登り始めます。登山ルートは目印のテープ・リボンがありますが、私は色弱(赤と緑の区別がつかない)なので目の前に赤やピンクのテープがあっても気づかないことが多く、やや迷い気味でした。尾根ルートだったら不明瞭なルートでも歩くところは大体わかりますが、こういう沢ルートは地形が複雑でGPSも意味をなさない場合が多く、目印が見えないのはけっこう致命的な感じで、今回は嫁の目を借りて進みました。
大塔山は辺鄙なところなのでアプローチが悪くマイカーでしか来られないうえに、大阪近郊からでも信州方面と大して変わらない時間がかかるため登山者は少ないようです。今回は3連休の中日だというのに他の登山者に全く遭遇しませんでした(登山口の駐車車両もなし)。人間がいない代わりに鹿や猿といった動物がたくさんいて、そこらじゅうで物音がします。そういえば前回来たときも、立派なツノを生やした牡鹿が威圧するように下山路の中央に立ちはだかり、5分くらいにらめっこしました。途中、熊を捕らえるための檻の罠がいくつかありましたが、古いものでもう使用されていない雰囲気で、中に熊はいませんでした。登山道は沢も尾根も秘境っぽい感じなのに、一部植林されている箇所があったり、特に山頂周辺にまるで公園のように金網が張り巡らされていたりするのが雰囲気を台無しにしています。
下山路は前回通った足郷トンネルへの軽快な尾根歩きを楽しみ、真っ暗なトンネルの中で音や声を反響させて遊びながら、駐車地へ戻りました。白浜で温泉に入り、連休の渋滞に巻き込まれての帰宅となりました。
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