御嵩宿から鬼岩へ 中山道・東海自然歩道を歩く

2016年03月22日(火) [日帰り]

• GPS: 05:01
• 距離: 10.2km
• 登り: 528m
• 下り: 445m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:01

9:57 スタート地点
10:33 10:40 耳神社
11:55 12:02 御殿場
12:18 12:20 津橋
13:30 13:33 松野湖駐車場
14:58 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

旧中山道、東海自然歩道は道標が細かく設置されており全く心配ない。
津橋から松野湖への道には途中全く道標類が無い区間があるので、分岐には注意が必要。

写真

3/22 9:22

名鉄御嵩駅
観光案内所もあり「サイクリングマップ」をもらう

3/22 9:18

願興寺
815年に最澄が自ら刻んだ薬師如来像を安置したのが始まりという古刹

3/22 9:55

国道21号線沿いにある和泉式部の廟所
お会いしたボランティアガイドさんによれば、式部の廟所は京都ほか全国に7ヶ所あるそうです

3/22 9:57

旧中山道と東海自然歩道が重なって、道標はふんだんにある

3/22 10:07

こんな手作りの案内も

3/22 10:09

道はのどかな田園風景の中を進む
レンゲ、タンポポ、コブシ、アセビなど春の花が咲いている

3/22 10:14

頭に牛の顔のある「牛頭観音」？
この先に牛の鼻欠け坂がある

3/22 10:18

牛の鼻欠け坂
急坂を登る牛の鼻が欠けるほどだったそうです
中山道の山道はここから始まるとのこと

3/22 10:20

ヤブツバキは落花盛んながらまだまだきれい

3/22 10:38

耳神社
小さい神社ながら250年以上の歴史があり、全国的にも珍しい耳の病気平癒祈願の神社

3/22 10:34

耳の悪い人は大きな錐で耳を突き刺す仕草をしながら病気平癒を祈願します。よくなったら、自分の年齢の数だけ錐を作ってお礼参りをするそうです。

3/22 10:44

謡坂石畳
平成になって復元されたものです

3/22 10:49

謡坂石畳の途中にあるマリア像入口
この辺りで隠れキリスタンの品が発掘されたそうです

3/22 10:52

マリア像はヨゼフミカエル館にありました

3/22 11:06

十本木一里塚
復元されたもの

3/22 11:15

一呑清水
コンビニも自販機も無い時代、清らかな清水は旅人にとって本当に貴重なものだったのでしょうね

3/22 11:22

唄清水

3/22 12:00

皇女和宮の降嫁の際、接待のため御殿を用意したところ。
4千人〜5千人の行列だったそうですので、休憩も大変だったのでしょうね。

3/22 11:59

御殿場より恵那山

3/22 11:59

御殿場より笠置山と中央アルプス
御嶽山は見えませんでした

3/22 12:01

御殿場にある馬の水飲み場
ここに3箇所あったという
傍の石仏は馬頭観音か？

3/22 13:25

松野湖
奥に恵那山が見える

3/22 13:43

鬼岩公園を行く
アセビやコブシが咲いていました

3/22 13:45

落無い岩

3/22 13:55

巨岩、巨石がゴロゴロ

3/22 13:56

蓮華岩から笠置山、中央アルプスを見る

3/22 13:56

蓮華岩からの御嶽山
白いものは噴煙か雲か？

3/22 14:12

鬼の岩屋の中の関の太郎
秋に2日間だけ岩屋の通り抜けが出来るそうで、大変な人出があるそうです

3/22 14:18

園内の散策コースは主に3つ。
川を挟んで両側にあるので、全てを歩くのは困難でしょう。蓮華岩や展望台に行くには結構大変です。

3/22 14:40

臼岩から蓮華岩を望む

撮影機器：

EXILIM EX-ZS180 カシオ

感想

sanarudaiou

桜の開花が伝えられるようになった暖かい一日、中山道の御嵩宿から鬼岩公園まで歩きました。
スタートの名鉄御嵩駅で観光案内所の方にお話を伺い、宿場を簡単に見学した後、車で井尻まで移動しJAめぐみのみたけ支店に車を置かせて頂き、スタート。
和泉式部は旅の途中で病を得て鬼岩温泉で治療していたが、当地で亡くなったと伝えられている。
旧中山道は山すそを通っている。そして次第に山に入って行くが、この辺りが中山道の山道への入口らしい。これから東は厳しい山道が続く。
道は舗装道路が多いが、地道や石畳などもあり、さほどのアップダウンはない。御殿場の手前で車を回収に行くSさんと別れ、津橋へ。
津橋からは中山道や東海自然歩道と別れ、松野湖へ向かうが、ここからはこれまでとは一変して案内表示が一切無い。結果、分岐を見落として30分ほどタイムロス。
松野湖に着いても案内は不親切。鬼岩公園への入口表示はお粗末で略図も分かりにくい。裏口なのかも知れないが、もう少し丁寧な案内があっても良いと思う。公園の中は結構面白いところだと思うし、展望も良いので、もう少し観光客を増やす努力をしても良いのではと思います。
岩の重なりはミニ瑞牆山のようで、とても素晴らしいものです。
公園の手入れをされていた二人のおじさんも、最近はあまり人が来なくなったと、寂しそうに話していました。降りてきた温泉郷もさびれた感じが印象に残りましたが、10kmほどのウォーキングには大満足の一日でした。