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記録ID: 833280 全員に公開 雪山ハイキング尾瀬・奥利根

雨ヶ立岳〜布引山、奥利根の静かなる絶景峰

日程 2016年03月22日(火) [日帰り]
メンバー takayama2
天候快晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク
水上ICから宝川温泉まで、雪も凍結個所も皆無。
汪泉閣への門を入らず、車道をまっすぐ行ったすぐ先が駐車場。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
8時間10分
休憩
2時間15分
合計
10時間25分
Sスタート地点05:3006:13宝川理水試験地06:1806:37板幽沢橋06:4207:10布引尾根取付点(アイゼン装着)07:2408:451380m(平坦地)09:0010:28布引山11:1311:39雨ヶ立岳12:0012:301150m(ワカン装着)12:3814:25板幽沢橋(ワカン外す)14:3714:55理水試験地15:0015:38奈良平15:4315:55ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
ルートは手書きですが、GARMIN BaseCamp から忠実に書き写しました。
コース状況/
危険箇所等
宝川温泉・林道入口の駐車場→宝川理水試験地→板幽沢橋→布引尾根→布引山→雨ヶ立岳→板幽沢橋→駐車場

雨ヶ岳も布引も登山道はなく、残雪期向きの山です。
宝川温泉⇔板幽沢橋間は林道歩き。林道はさらに奥へ続く。
橋を過ぎ、林道と布引尾根が最接近している所から尾根へ上がる。
途中、標高1210m〜1370mの区間は急斜面で、下りに歩くのは少し危険かも?
雨ヶ立からの下りで、板幽初平→板幽沢橋間は午後で雪が腐り、とても歩きにくかった。
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図 [pdf]

写真

布引尾根1380m付近の平坦地から背後の尾根を見上げる。
2016年03月22日 08:58撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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布引尾根1380m付近の平坦地から背後の尾根を見上げる。
1
尾根を少し上がり、平坦地を見下ろす。
黒木はネズコの大木。
2016年03月22日 09:04撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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尾根を少し上がり、平坦地を見下ろす。
黒木はネズコの大木。
1460m付近、左奥は赤城山。
2016年03月22日 09:15撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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1460m付近、左奥は赤城山。
1
布引山に続く稜線、頂上はまだ見えない。
2016年03月22日 09:21撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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布引山に続く稜線、頂上はまだ見えない。
1
布引山まで10分、南側直下から見上げる。
(左が頂上)
2016年03月22日 10:20撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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布引山まで10分、南側直下から見上げる。
(左が頂上)
2
西側直下から見上げる優美な布引山頂上。
布引〜雨ヶ立間を歩いた薄いトレースがあった。
2016年03月22日 10:23撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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西側直下から見上げる優美な布引山頂上。
布引〜雨ヶ立間を歩いた薄いトレースがあった。
2
布引山頂上は平坦で広い。
2016年03月22日 10:31撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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布引山頂上は平坦で広い。
1
藪は深くはなさそうで、無雪期でも360度の眺望が得られそう。
2016年03月22日 10:36撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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藪は深くはなさそうで、無雪期でも360度の眺望が得られそう。
1
目の前にボリューム感溢れる朝日岳が圧巻。
2016年03月22日 10:32撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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目の前にボリューム感溢れる朝日岳が圧巻。
4
浅間山と白毛門、その中間の尾根は天神山と高倉山
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浅間山と白毛門、その中間の尾根は天神山と高倉山
3
浅間〜白毛〜トマノ耳〜オキノ耳
2016年03月22日 10:32撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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浅間〜白毛〜トマノ耳〜オキノ耳
3
笠ヶ岳〜朝日岳〜ジャンクションピーク
(JPは真西になり、直線距離で約2.5KM)
2016年03月22日 10:32撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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笠ヶ岳〜朝日岳〜ジャンクションピーク
(JPは真西になり、直線距離で約2.5KM)
1
中央奥に大烏帽子山の頂上が見える。
手前の黒い部分があるのはただの烏帽子。
左は越後烏帽子。
2016年03月22日 10:34撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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中央奥に大烏帽子山の頂上が見える。
手前の黒い部分があるのはただの烏帽子。
左は越後烏帽子。
1
大烏帽子〜横倉〜柄沢(中央)〜巻機
2016年03月22日 10:34撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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大烏帽子〜横倉〜柄沢(中央)〜巻機
1
巻機〜(鞍部)〜小沢岳〜本谷山
(本谷山の右奥は荒沢〜花降かも?)
2016年03月22日 10:34撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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巻機〜(鞍部)〜小沢岳〜本谷山
(本谷山の右奥は荒沢〜花降かも?)
1
小沢岳方面のズーム
2016年03月22日 10:35撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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小沢岳方面のズーム
2
鞍部と小沢岳との間にはネコブ山(マイナー12名山の一峰)、越後駒、中ノ岳が見えた。
下津川は小沢に隠れて見えず。
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鞍部と小沢岳との間にはネコブ山(マイナー12名山の一峰)、越後駒、中ノ岳が見えた。
下津川は小沢に隠れて見えず。
1
烏帽子がすぐ近くに見え、ピストンしたい衝動に駆られたが、・・・・・
2016年03月22日 10:34撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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烏帽子がすぐ近くに見え、ピストンしたい衝動に駆られたが、・・・・・
1
檜倉〜柄沢〜米子頭〜割引〜巻機・最高点〜牛ヶ岳〜1896mP〜1834.6mP
2016年03月22日 10:34撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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檜倉〜柄沢〜米子頭〜割引〜巻機・最高点〜牛ヶ岳〜1896mP〜1834.6mP
2
上越国境稜線の鞍部(標高約1442m)のズーム
北に八海山、南に刃物ヶ崎山
2016年03月22日 10:34撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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上越国境稜線の鞍部(標高約1442m)のズーム
北に八海山、南に刃物ヶ崎山
1
利根川源流域方面
右は剱ヶ倉山〜平ヶ岳
2016年03月22日 10:36撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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利根川源流域方面
右は剱ヶ倉山〜平ヶ岳
1
至仏〜日光白根方面
この時刻には雨ヶ立頂上(中央)には人影なし。
2016年03月22日 10:37撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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至仏〜日光白根方面
この時刻には雨ヶ立頂上(中央)には人影なし。
2
景鶴〜燧〜至仏〜小至仏
2016年03月22日 10:37撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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景鶴〜燧〜至仏〜小至仏
2
笠〜日光白根〜錫
2016年03月22日 10:37撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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笠〜日光白根〜錫
1
沖武尊〜剣ヶ峰
ゲレンデは宝台樹スキー場
2016年03月22日 10:38撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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沖武尊〜剣ヶ峰
ゲレンデは宝台樹スキー場
1
赤城山
前景は玉原高原の山々
2016年03月22日 10:38撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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赤城山
前景は玉原高原の山々
2
吾妻耶山〜武能岳(1495m、白さが際立つ)〜浅間〜谷川岳東壁上部
2016年03月22日 10:39撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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吾妻耶山〜武能岳(1495m、白さが際立つ)〜浅間〜谷川岳東壁上部
1
燧〜至仏〜笠
2016年03月22日 10:39撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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燧〜至仏〜笠
2
武尊〜赤城
2016年03月22日 10:39撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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武尊〜赤城
1
日光白根〜錫〜至仏〜小至仏
2016年03月22日 10:39撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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日光白根〜錫〜至仏〜小至仏
朝日だけで何枚も撮った。
2016年03月22日 10:40撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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朝日だけで何枚も撮った。
2
この時刻で雨ヶ立に一人だけ見える。
9分後に雨ヶ立へ向かう。
布引にいた45分はアッ!という間だった。
2016年03月22日 11:04撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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この時刻で雨ヶ立に一人だけ見える。
9分後に雨ヶ立へ向かう。
布引にいた45分はアッ!という間だった。
1
雨ヶ立頂上からは大烏帽子がはっきり見える。
布引山は朝日岳に取り込まれ、見栄えがしない。
2016年03月22日 11:45撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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雨ヶ立頂上からは大烏帽子がはっきり見える。
布引山は朝日岳に取り込まれ、見栄えがしない。
2
雨ヶ立から北東側
剱ヶ倉〜平ヶ岳〜赤倉〜ススヶ峰
眼下は奥利根湖
2016年03月22日 11:46撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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雨ヶ立から北東側
剱ヶ倉〜平ヶ岳〜赤倉〜ススヶ峰
眼下は奥利根湖
2
(雨ヶ立の南東尾根の下りで)
左から右へなだらかに登り上げるのが布引尾根。
尾根上の黒い部分は写真1枚目のネズコの巨木林。
2016年03月22日 12:05撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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(雨ヶ立の南東尾根の下りで)
左から右へなだらかに登り上げるのが布引尾根。
尾根上の黒い部分は写真1枚目のネズコの巨木林。
南東尾根の標高1400m付近。
2016年03月22日 12:25撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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南東尾根の標高1400m付近。
2
布引尾根
中央がネズコの平坦地
2016年03月22日 12:44撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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布引尾根
中央がネズコの平坦地
2
板幽初平の東側の尾根
(この尾根は歩いていない)
※板幽初平という地名は理水試験地の看板に有り
2016年03月22日 12:44撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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板幽初平の東側の尾根
(この尾根は歩いていない)
※板幽初平という地名は理水試験地の看板に有り
コバルトブルーの空に白骨樹が映える。
2016年03月22日 12:46撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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コバルトブルーの空に白骨樹が映える。
2
宝川理水試験地
(近年は全く使われていない感じ)
2016年03月22日 14:53撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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宝川理水試験地
(近年は全く使われていない感じ)
1
理水試験とは、『天然林の開発が水流出に及ぼす影響を試験する』ことだそうです。
2016年03月22日 14:55撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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理水試験とは、『天然林の開発が水流出に及ぼす影響を試験する』ことだそうです。
奈良平(地名は現地表示)
2016年03月22日 15:38撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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奈良平(地名は現地表示)
駐車場と宝川温泉汪泉閣
奥は宝台樹山
2016年03月22日 15:56撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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駐車場と宝川温泉汪泉閣
奥は宝台樹山
1
撮影機材:

感想/記録

雨ヶ立岳(1626.6m)&布引山(1694m)は谷川・朝日岳の東にある登山道のない山で、山地図を見ていて行ってみたい気になった。
(国地院の地形図には、布引山は山名も標高も表記なし。)

ネットの山行記録はBCが多い中、『展望が素晴らしいので、タカマタギ〜日白山や阿能川岳〜小出俣山に行ったことのある人は是非行ってみてください』という趣旨の一文があり、これが山行欲を駆り立てた。
どうせ行くなら両方を登り、周回したい。雨ヶ立岳は知られている山らしく記録も多いが、布引山は少ない。
布引への登路とした板幽沢右岸尾根(布引尾根)は、雨ヶ立に比べて急登になりそうなので登りに歩き、雨ヶ立からできるだけ緩やかな斜面を下るスケジュールで向かう。

山地図(エアリア2011年版)の宝川理水試験地に4台可のPマークがあるが、駐車場から奥は一般車両通行禁止。

板幽沢橋からしばらく林道を歩き、林道と布引尾根が最接近している標高990m付近をGPSで確認し、10本爪アイゼンを付けて雪山へ入る。
標高1210m〜1370m区間は急斜面の連続。雪の重みで倒れた灌木の小枝につかまって体を引き上げる感じ。
しかし、午前中の早い時間でもあり、雪面が締まってアイゼンがよく利き、快調に高度を上げる。

標高1390m付近にネズコの巨木が十数本茂る平坦地があり、暑いので木陰で小休止。ここから上は急斜面も歩行の妨げになる灌木もなく、眺望の良い雪稜で、布引頂上まで緩やかなアップダウンの繰り返しとなる。

登頂して眺望の素晴らしさにびっくり!!
標高が1700mにも満たないので、谷川岳〜朝日岳〜大烏帽子山の西側にある山々は見えないものの、浅間山から巻機山まで180度以上の広範囲がよく見える。
頂上西側は巨大な山体の朝日岳が宝川源流部から見上げられ、圧倒的な山岳景観が展開している。この景観は雨ヶ立岳からは望めなかったし、雨ヶ立頂上はまったりしたくなるほど広くもなかった。

=布引頂上から見えていた百名山&二百名山=
谷川〜巻機〜八海〜越後駒〜中ノ岳〜平ヶ岳〜燧〜至仏〜日光白根〜武尊〜赤城〜榛名〜浅間隠〜蓼科〜浅間
奥只見の荒沢は見えていたと思うが同定できず、浅間隠の左奥彼方には赤岳と北岳だと思われる雪嶺が見えたが、これも山名は断定できなかった。

45分いた布引山から下り始める前、下りではいつも膝が痛くなるためサポーターを装着し、唇に日焼け止めを塗る。
実は、5日前に行った万座山で、顔全体はUV対策をしていたものの、唇は事前処置を忘れていた。翌日から唇のただれがひどくなり、一週間くらい飲み食いの度にヒリヒリと痛かった。
日常で日焼けすることのない者は、男性といえども日除け対策は必須だろう。この時期、晴天時の雪山では陽光+雪面からの照り返しで、紫外線は強烈である。

雨ヶ立頂上には男性の単独行がいた。他にスノーシューで上がった男性二人連れがいたそうだが、私が登頂前に下ったそうだ。雨ヶ立では、布引からは見えなかった奥利根湖が俯瞰でき、大烏帽子山も烏帽子と重ならず、よく見えた。
この頂上も360度の展望だが、あまり長居はしたいと思わない細長い雪稜のピークだった。

雨ヶ立からの下りは三人のトレースがあった。先に下った単独の方が途中で休憩されていたので、私が先に下る。
途中からスノーシューの跡はなくなり、二人連れは地形図1436m付近から真南に登下降したらしい。このルートは板幽初平の北が急斜面だ。

板幽初平付近からまばらな植林帯となり、アイゼンでは踏み抜きやすくなり、ワカンに換える。その場所(1150m付近)で単独の方に追い付かれ、私が「この分かりにくいルートはGPSで上がられたのですか?」と聞くと、うなずいていらした。
私は膝の痛みも多少あって歩きが遅くなり、以降追い付くことはないまま板幽沢橋たもとに降り立ち、もうGPSは不要なので電源を切る。

雨ヶ立からの南東尾根のごく一部で、ダケカンバの高い位置にペンキが吹き付けてあった。それも下りでしか見えないマークだ。
分かりにくいのは板幽初平一帯。林の中なので周辺の地形は見えず、明瞭なトレースがない限り、GPSは必須かも。
布引山以降、一度もGPSを見る必要はなかった。後日、雨ヶ立から下りのログを見たら、私がスケジュール段階で思い描いていたとおりの傾斜の緩やかなルートだった。

布引山という山は鹿島槍や笊ヶ岳の南にもあり、稜線上の前衛峰的なイメージだが、谷川連峰東部に位置する布引山は展望絶景の秘峰と言える。
理水試験地までの宝川林道は全然荒れてなく、暗い時刻でもライトで問題なく歩ける。
今年は残雪が少なくてもう無理かもしれないが、夜明けから布引尾根に取り付けば、大烏帽子まで日帰りも可能かと思われた。
訪問者数:200人
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