▼北関低〜野峰.熊鷹山.三境山.残馬山.根本山.十二山周回

2016年03月29日(火) [日帰り]

• GPS: 08:37
• 距離: 25.9km
• 登り: 1,868m
• 下り: 1,868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:16
• 休憩: 0:22
• 合計: 8:38

8:35 スタート地点
10:11 10:11 野峰
10:51 10:54 丸岩山への林道登山口
10:59 11:00 丸岩山
11:20 11:21 鳥居
11:30 11:39 熊鷹山
11:53 11:54 十二山
12:18 12:19 根本山
14:15 14:19 三境山
15:20 15:21 残馬山
16:12 16:12 北沢山
16:40 16:41 寄日峠
17:13 ゴール地点

天候

晴れときどき曇り、のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北関東道、佐野田沼IC〜梅田ふるさとセンター　約25km。
夜間の老越路峠付近一帯、鹿の飛び出し超危険地帯。
鹿5匹見た。うち2匹が車の前にカミカゼ・アタック。
鹿は群れで行動するので、1匹飛び出したら2匹目が続きます。
慌てず、飛び出したらブレーキをベタ踏みして、衝突事故を回避しましょう。

▼トイレ
　○梅田大橋の脇にある雪の屋第二駐車場の一角に公衆トイレ。水洗。
　○梅田ふるさとセンター　小屋型、水洗公衆トイレ。
　　駐車場は営業時間外はロープ張ってある。

コース状況／危険箇所等

○梅田ふるさとセンター〜野峰（山と高原地図ルート表記なし）
　登山道は明瞭でなだらかな登り。作業道交錯多し。
　指導標は、ふるさとセンター付近のみ。手持ちの山と高原地図では、
　ルート表記がなく、破線ルートですらない。
○野峰〜丸岩岳（山と高原地図ルート表記なし）
　冬枯れの明るい尾根。踏み跡、比較的明瞭なれど、尾根幅広箇所は、
　踏み跡薄目。指導標は、ほとんど見た記憶がない。
　林道に出たら、左へ10mほど進んだ箇所に、丸岩岳への登り口。
○丸岩岳〜熊鷹山（山と高原地図2016実線ルート）
　手持ちの山と高原地図では、「ルート不明瞭」と表記されていた箇所。
　最新版では、実線ルートとして表記されている。
　登山道というか明瞭な踏み跡。尾根上なので、比較的フラット。
○熊鷹山〜十二山
　快適登山道。道標多数設置。
○十二山〜根本山
　快適登山道。道標多数設置。　
○根本山〜三境山
　山と高原地図では実線ルートですが、破線ルートと思ったほうがよいです。
　根本山から北の尾根を少し進んだ先に、三境山へと続く妖しい踏み跡。
　多少の短縮路ですけども超急坂のくだりなので、地図の表記通り、
　中尾十字路を経由したほうが無難です。
　鎖、タイガーロープ設置のへつり箇所あり。
　この区間は往路復路共にCT3時間。細かいアップダウンの連続。
　基本的に尾根上を進みますけど、たまにどこに通じているのか
　知れない薄い踏み跡の巻道もあり。先で合流するのかも知れず。
　面倒でも、尾根上を進んだ方がよいと思います。
　木々にはテープが多数取り付けられてますけど、妄信厳禁。
○三境山〜残馬山（実線ルート）
　ここも、破線ルートと思ったほうがよいです。指道標は1、2箇所。
　基本的に尾根上を進みますけど、枝尾根にも明瞭な踏み跡あり。
　テープがそっちにも派手についていたりするので、要注意。
　残馬山の方向をよく確認して進みます。
○残馬山〜源橋（ルート表記なし）
　不鮮明な踏み跡と木々のテープのくだり。たまに明瞭な踏み跡も。
　相変わらずテープは妄信厳禁。道標一切なし。
　くだりでは、常に進路の確認必要かも。
　
総じて。安蘇山地は気軽に歩けるハイキングな山域ではないです。
私は反時計回りに歩いてますけど、時計回りのほうが歩き易いと思います。
この日、見かけたヒトは丸岩岳で一人だけ。

その他周辺情報

▼食事
　○雪の屋（うどん、そば、各種定食）
　　11:30-18:30（１１月〜３月）　11:30-19:00（4月〜１０月）水休
　　群馬県桐生市梅田町4-860-3　0277-32-0250　梅田湖近く
　　http://www.yukinoya-udon.com/

▼スーパー
　○ヤマグチスーパー佐野石塚店
　　http://www.sunfield.ne.jp/~yamasupa/

▼参考（私のための資料）
　○忠治漬（高野商店）
　　http://www.takanowasabi.co.jp/
　○おかずしょうが（遠藤食品直売所）
　　栃木県佐野市下彦間町697　0283-65-1111
　　http://www.endo-foods.co.jp/
　○あづま食品株式会社（納豆）
　　おろしだれ納豆がリニューアルされたらしい!!
　　http://www.adumas.co.jp/
　○高山麺業株式会社（麺）
　　http://www.takayamamen.co.jp/pc/
　○中内商会（カンロ水）
　　http://www.sanocci.or.jp/new/kigyou/com-naka.html
　　http://www.tochinavi.net/spot/home/?id=13658

写真

3/29 0:36

夜中に老越路峠を越えていると、道路脇に忽然と湧水らしきものが目に飛び込んできた。飲めるのかどうか知れないので、とりあえず飲むのはやめておく

3/29 7:09

梅田大橋の近くにある雪の屋の第二駐車場の一角にある公衆トイレ。利用可能。水洗

3/29 7:09

雪の屋第二駐車場の反対側にあるよくわからないスペース。駐車場なのかどうかは不明。ここ、携帯の電波なし

3/29 7:50

密かに車を置いてしまおうと思っていた梅田ふるさとセンターは、まだ営業開始前でロープにより封鎖されていた。営業はこの時期、9時から16時まで

3/29 8:07

仕方ないので桐生市青少年野外活動センターに車を置こうかと思ったけど、そっちもまだヒトケなし。しかも、駐車許可が必要なうえ、坂の上にあるので、そこに車を置くと面倒。そんな中、親水護岸駐車場というのをトンネルの近くに見つけた

3/29 8:06

親水護岸駐車場のトイレ。詳細不明

3/29 8:40

道路脇にも駐車スペースはあった。車は脇の川の釣り人の

3/29 8:42

まだ凍結注意。夜中でも、外気温は8度でしたけど

3/29 8:43

罠か…ふふふ、俺を捕まえようと思っても、そう簡単にはいかないようだぜ。昔とは違うからなあ。おっ、うまそうなミカンだな…どれどれ、、がしゃーーん。ぎゃぁぁーー

3/29 8:46

源蔵橋のトコ。右。帰りは、左の矢印のとこから出てきた

3/29 8:49

梅田ふるさとセンターの脇を通って。夜中に鹿が、ドドド走ってた小道

3/29 8:50

三椏（ミツマタ）咲いていた。和紙の原料。この辺りに一軒だけ残ってる桐生和紙職人さんの家がある

3/29 8:51

プレミアムカーの脇を右に

3/29 8:51

いつから、ここにあるのだろ？
いつまで、ここにあるのだろ？
千年後にもここにありそうだ

3/29 8:51

ホンダLN360？DELUXE？
人気車だった？のかな？

3/29 8:53

また罠。おやおや、何かかかっているぞ

3/29 8:55

可愛そうだけど、何もしてあげられない。勝手に逃がすわけにもいかないし

3/29 8:55

なんて哀しい目をするんだ

3/29 8:56

梅田ふるさとセンターの先、作業道みたいな分岐多い

3/29 9:03

とりあえず、山の神様に向かって行けばよい

3/29 9:06

これが山の神様？
なんとなく違うような気がする。山の神様って箇所は、もっと先のような気がするけど、

3/29 9:07

ここに野峰への分岐があります。こんなに立派な指導標はここだけだったけど

3/29 9:37

明瞭ですけど、植林ギスが凄い。なんで、これで山と高原地図にルート表記がないのかのう。何か理由でもあるのかね。しばーらく、この景色の無い区間が続きます。ゆるやかーにのんびーり登ってきます

3/29 10:06

植生が変わって明るくなると間もなくして、

3/29 10:10

野峰山頂。三等三角点峰。周囲は木々に囲まれて何も見えんす。「野峰」とは、名前が良い。ここの三角点は削り取られてないね。当然と言えば当然

3/29 10:11

少し進んで男体山。雲、被ってる

3/29 10:16

写真じゃわからんですけど、かなりのくだり

3/29 10:24

比較的平坦で幅広な尾根は、踏み跡薄目

3/29 10:49

林道に出たら、反対側に丸岩岳への登り口

3/29 10:52

天然モノのニホンアナグマ。オマエはいつまでも賢く生きろ!!　楽をしようと思えば、落とし穴が口を開けて待ってるぞ。山奥に生きるアナグマと餌の豊富な人里近くで生きる二匹のアナグマの運命。ニンゲンとて同じかもしれん

3/29 10:59

相変わらず、なーんも見えない丸岩岳。ここで、一人だけニンゲンを見た。そして、それが今回の登山で見た最後のニンゲンだった。奈良部山のほうへ向かった

3/29 11:13

熊鷹山までの、なだらかな実線ルート。快適尾根

3/29 11:21

熊鷹山付近は、案内多数

3/29 11:25

熊鷹山。二等三角点峰。栃木百名山。今回のコースでは、ここが最も展望良いです

3/29 11:27

山々に
　山が全てで有らねども
全てをかけて
　悔ゆることなし

渋い

3/29 11:25

山頂部には展望台があるのであがります

3/29 11:28

丸岩岳へと続く素敵尾根。野峰はどれだか分からんす。いやー奥のほうにちょこっと見えているのがそうだろうか

3/29 11:28

東のほう…だからつまり、鹿沼市のほう？

3/29 11:29

十二山のほう

3/29 11:29

根本山のほう

3/29 11:29

三境山、残馬山のほう

3/29 11:29

十二山ずむ

3/29 11:29

根本山ずむ
あんま、特長のない山だこと。十二山と見た目がほとんど一緒

3/29 11:29

三境山？

3/29 11:29

残馬山？

3/29 11:29

丸岩岳。確かに丸いわ

3/29 11:29

野峰？

3/29 11:30

男体山

3/29 11:30

日光白根山

3/29 11:30

えーこっちが日光白根山かな。いやー女峰山かな

3/29 11:30

皇海山？

3/29 11:30

袈裟丸山？

3/29 11:32

横根山？　夕日岳のほう？
もう雪なさそうだなー

3/29 11:30

今にも折れそうな足元。全行程中、最も危なかったのが、ここをおりるトコだった

3/29 11:37

この付近は明瞭

3/29 11:48

唯一、見かけた雪。登山道上には一切なし。もう融けたことでしょう。今年は残雪少なし

3/29 11:55

十二山す。何も見えなす

3/29 12:00

十二山根本山神社。比較的、朽ちてます

3/29 12:02

Oh! No! まだあった鉄斧。ま、誰も持ってかないでしょうけど。せっかくだから、試しに何も考えずに持ち上げてみたら、自分の足に落としそうになった。危なくメシッとなるところだったぜい

3/29 12:14

根本山。栃木しゃく名山。何も見えん。標高1199mで本日の最高所。ここでお腹のブザーが鳴ったので、パンを齧った。北へ続く素敵な尾根を少し進むと、

3/29 12:31

少しだけ三境山への短縮路。書いてあった字が消えてしまってる案内があった。本来は、根本山から中尾十字路へおりてから分岐する。当然、そっちのほうが分かりやすい

3/29 12:32

写真じゃ分からん踏み跡不明瞭な急斜面

3/29 12:37

登山道というか三境山へと続く踏み跡に合流した。破線ルートですなあ。こんなんだと、気づかず、どんどこ、どこまでもくだっていってしまいそうだわ

3/29 12:42

タイガーロープ設置のへつり箇所。片側は崖。あぶねっす。たまに錆びた鎖も出てくる。掴まなくても行けますけど、掴んだ方が安心安全

3/29 12:43

ちょいとばかり続きます。この区間

3/29 12:45

痩せた尾根

3/29 12:49

少しだけ眺望。根本山から残馬山までの区間はほぼ、眺望なし

3/29 12:58

基本的に尾根上を進むので難しくはない

3/29 13:06

森の熊さんの仕業？

バッキバキ

3/29 13:12

あるにはある案内。だが、少ない!!

3/29 13:21

どこかへと続く分岐。安蘇山地は静かで静か過ぎる

3/29 13:37

登ったりおりたり、こんなとこを延々と進むと

3/29 14:13

三境山。三等三角点峰。眺望なし。いったい、いくつ無名のピークがあっただろうか

3/29 14:20

岩場のくだり。ちょいとばかりけわすい

3/29 14:39

多少の案内

3/29 14:52

午前中にいた野峰かな？　けっこう、離れとるね

3/29 14:53

残馬山らしきものが見えてきた。三境山からは、そんなにかからない印象

3/29 14:57

適当に登る急斜面。もはや、踏み跡すらない。これで、山と高原地図では実線ルートとはねえ

3/29 15:19

残馬山。三等三角点峰。眺望なし。あまり感慨もなし

3/29 15:21

座間峠へと続く。踏み跡も何もないように見えるけど破線ルート

3/29 15:26

山と高原地図ではルート表記のない下山路。一般登山道ではないでし

3/29 15:31

踏み跡不鮮明なうえに、こんなんですから、初心者には優しくないです

3/29 15:35

この岩の上に出てしまってはいかんのです。岩の下にルートあります

3/29 15:43

ここではレジ袋も目印の一種

3/29 15:59

視界の開けたとこに出た。あのピークは名前があるみたいだ

3/29 16:02

大岩はよじ登ります。よーじよーじ

3/29 16:02

名も知らん山

3/29 16:08

この赤いリボンは、比較的親切。ピンクのリボンは妄信厳禁

3/29 16:18

廃林道みたいなところに出た

3/29 16:32

途中から廃林道をはずれて森の中へ

3/29 16:38

はな

3/29 16:38

峠に出た。なんて峠かは忘れた

3/29 16:42

あとはこの急な林道をくだるだけ。オートバイが走って滑って転んだ跡があった。こんなとこを走るからさ

3/29 16:48

途中に、三椏群落地

3/29 16:51

ミツマタどずーむ。面白い花だね

3/29 17:00

集落に出た。近所のバアヤンが散歩してたので、軽く挨拶。こういうところは、基本的にイイヒトばかりな印象

3/29 17:02

桜。虫つき

3/29 17:04

源蔵橋に出た。橋の先で、朝に分岐したトコロと合流

3/29 17:05

車道脇の道祖神と水仙をかっこうよく撮ったつもりが、たいしたことなかった写真。水仙にピントが合ってねーし。ビバ☆コンデジ

3/29 17:30

下山後。食事は梅田大橋のとこにある雪の屋

3/29 17:55

もりうどん大盛り。￥585。そこそこなボリューム。お腹いっぱい上州三大うどん桐生うどん!!　次は館林うどんでも食べてみたいもんだねえ。もしくは、ひもかわ

3/29 17:37

店内にあった写真。だれだろう？　思い出せない

3/29 19:08

もう面倒になったので温泉入らず、佐野市のヤマグチスーパーで買い出し

3/29 19:42

私にとって、あまり目新しいモノは無かった。リピート品ばかり。佐野市名産寒天カンロ水。佐野生ラーメン。栃木の定番納豆あづま食品の四万十産川のりタレ付納豆。高山麺業の焼そば。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough オリンパス

感想

藪犬魂☆mogless

去年。丸岩岳に登った際に、その先へと続く比較的明瞭な踏み跡があったので調べてみますと。野峰なる山があった。面白そうなので、三境山、残馬山を経由する周回ルートを設定しました。

梅田ふるさとセンターから野峰までは明瞭なれども作業道との分岐多し。これで山と高原地図では、ルート表記がないってことが不思議に思える。現地調査はどこまでやってるんだろね。破線ルート以上、実線ルート未満。踏み跡以上、登山道未満といったところ。丸岩岳から熊鷹山、十二山、根本山は、比較的快適な一般登山道。根本山から北へ伸びる尾根を少し進むと、三境山へと続くくだり。急で不鮮明なので、中尾十字路を経由したほうが無難。で。残馬山まで、山と高原地図では実線で書かれているけど。不鮮明な踏み跡と少ない指導標に、紛らわしいほうにもつけられたテープ。どこに繋がってるのか、その先で合流するのかどうかも怪しい薄い踏み跡の巻道。実際には破線ルート並。基本的には尾根上を進むから、分かりやすいっちゃ分かりやすいけど、一ヶ所、鮮明な踏み跡と目立つように取り付けられたテープに誘導され、枝尾根に紛れ込んでしまって戻った箇所あり。その都度の進路確認とテープの妄信に要注意。残馬山からは、ちょくちょく進路を確認しながらなんで時間かかりました。

時間かかったので、温泉が面倒になり。というか、この付近にはあまり温泉はないので、温泉なしで食事だけ。せっかくの桐生市なので、桐生うどんでも食べようと、去年、来た時に目をつけていた梅田湖畔にある雪の屋へ。もりうどん大盛り食べて帰宅。

帰りは桐生市に出ると道が混んでそうだったので、また主要地方道霧生田沼線（66号）を通って、佐野田沼ICから高速にのることにした。帰りに遠藤食品で今度こそ「おかずしょうが」を買って帰る野望があったけども、もう営業時間外だった。また、来年か。