窓明山（ブナ林抜け、青空の下での展望は）

2016年03月26日(土) [日帰り]

• GPS: 07:43
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,341m
• 下り: 1,323m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:32
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:43

6:25 駐車場所
7:23 7:25 巽沢山
8:29 8:37 家向山分岐
10:16 11:11 窓明山
12:51 12:52 家向山分岐
13:01 13:05 家向山
13:36 13:37 巽沢山
14:08 駐車場所

天候

晴れ後時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口（旧道）付近の路肩

コース状況／危険箇所等

・雪の状態（3/26時点）
　前日あたりに降雪があったようで、その積雪の程度は家向山分岐までは靴程の印象
　家向山分岐から窓明山は場所により変わる
　（雪が飛ばされている所や一部雪が深そうな所あり）
　家向山先の鞍部からスノーシューを使用
　窓明山への登り中間付近では凍結区間あり
　（アイゼンを使用しないと危険かと）
　
・登山口から暫く登るとしっかりとした残雪となる
　目印は少ないため、ルートには注意を
　（家向山分岐から少し下った辺りで間違えそうな尾根も）
・窓明山周辺は雪原となる為、視界が悪い時には注意が必要かと
・登山口直ぐ、家向山分岐少し手前などに急坂区間あり

※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

3/26 6:29

ここからの歩き出し
一見すると登山口らしからぬ所ですが

3/26 6:36

いきなりの急坂
ここは登りも下りも容赦ないです

3/26 7:09

こんな落書きでもコースを外れていないことを確認

3/26 7:13

ムシカリの冬芽ですね

3/26 7:13

木々の間から三ツ岩岳

3/26 7:20

雪上に掛けられた罠にはまりました
（単に踏み抜き・・・）

3/26 7:25

3/26 7:28

巽沢山を過ぎるとブナが目立つようになり

3/26 7:33

空は青くて

3/26 7:40

そして流れてくる雲も良い雰囲気

3/26 7:54

苔でしょうか
木肌が独特の色合いに

3/26 7:56

ここに足跡を一つ増やしながら

3/26 7:59

急坂の最中
息が上がりつつも見上げれば見事なブナ林

3/26 8:15

登り切ると開けてくる展望

3/26 8:16

迫力ある雪庇
その上を進む

3/26 8:19

3/26 8:28

見覚えのあるロープ
家向山分岐に着いたようです

3/26 8:30

そこから望む景色に暫し見惚れて
左に三ツ岩岳、右に窓明山

3/26 8:32

手前の尾根が登山道の様子

3/26 9:02

三ツ岩岳とブナの風景
これも良いですね

3/26 9:09

見通しの利く今の時期はまた違いますね

3/26 9:27

次第に木々が疎らになると白い景色が主になり

3/26 9:28

窓明山はあの奥のよう
先はまだ長そう

3/26 9:30

3/26 9:59

エビの尻尾の着いた木々の間を抜け

3/26 10:04

強風地帯の表れにシュカブラも

3/26 10:07

白と青の景色
その先へ一歩ずつ

3/26 10:10

視線は度々こちらを向いてしまい

3/26 10:22

辿り着いた窓明山から
望む深山は坪入山や丸山岳、右には会津朝日岳も

3/26 10:23

無雪期は登山道は無く籔・・・
積雪期のみとなるルートはできていました

3/26 10:24

少し右を見れば雪はあれど真っ白ではなく
豊かな森が広がっていそうな山域

3/26 10:24

方角的には飯豊山かと思うのですが
雲で判別はできず

3/26 10:25

左の未丈ヶ岳は分かりますね
右奥は毛猛山かな

3/26 10:28

山頂付近では樹氷が見られて

3/26 10:33

足元には雪紋も

3/26 10:35

荒沢岳は見えますが
中ノ岳、越後駒ヶ岳が少し雲に隠されているのが残念

3/26 10:35

平ヶ岳はしっかり望めて

3/26 10:36

一望する眺めが素晴らしいですね

3/26 10:36

樹氷越しに三ツ岩岳を望む

3/26 11:02

初夏の頃には花の尾根
今は雪庇が続くようですね

3/26 11:04

3/26 11:07

高原山を背景に樹氷
新鮮な光景でした

3/26 11:08

エビの尻尾もシーズン最後かな

3/26 11:10

名残惜しくも下山
高畑、高杖スキー場の白さが目立ち

3/26 11:10

ヒップソリなどでは果てしなく滑って行きそうな斜面

3/26 11:26

場所によってはアイゼンが必要そうな凍結区間もあり
安易には滑れないですね・・・

3/26 11:50

昼時、ブナ林にて休憩

3/26 12:11

穏やかな日和
息を潜めればとても静かな空間でした

3/26 12:35

復路の登り返しは疲れに追い討ちを掛けますね

3/26 12:37

お彼岸も過ぎて日も随分高くなったことを実感

3/26 12:48

振り返る窓明山
今年もまた尋ねるつもりです

3/26 12:56

寄り道をしてみることに
無雪期は立入禁止？のこちらの尾根に足を向けて

3/26 13:04

少し見晴らしのあるところから
左の目立つ山は稲子山かな

3/26 13:05

ダケカンバにビニール紐
一応ここが家向山のよう

3/26 13:17

遠く見える男鹿山塊
今日の大佐飛山は大盛況でしょうか

3/26 13:18

寄り道も済んで後は下るだけ

3/26 13:20

気を付ける尾根もありましたが
自分の足跡を辿れば間違えようも無く

3/26 13:41

ふと足を止められたもの
いち早く咲き出した花、マンサク

3/26 13:43

最後に三ツ岩岳を望み
今日一日堪能させて貰いました

3/26 14:02

雪融けの登山道にはイワナシの蕾が
もうすぐ春ですね

3/26 14:06

無事、下山しました

撮影機器：

CX6 リコー

感想

wakasato

会津方面を望むと白く目立つ山稜、その一山の三ツ岩岳。
その姿を目的に窓明山へ。
雪が少なかった今冬、そろそろ残雪歩きの時期とも考えて。

窓明山は何度か訪れるも無雪期のみで、この時期には初めて。
残雪、天気状況によっては家向山までの様子見に。
桧枝岐は前日あたりに少し降雪があったようで
予報では晴れ間はあまり期待できないようでしたが・・・

急坂から始まる登山道、家向山分岐まででもきつかったですね。
その先になると雪が深くなり、窓明山は無理かなとも思いました。
ですが誘い込まれてつい先へ、青空、そして広がる展望に。

山頂からの眺めは素晴らしいものでした。
平ヶ岳をはじめ、裏越後三山や丸山岳、会津朝日岳などはどの山も白く。
尾根の向こう三ツ岩岳も真っ白な山容。
男鹿山塊や高原山など地元の山も良く見えて。
また、ここでスノーモンスターに出合えるとは思ってもいませんでした。
山中ではやはりブナが印象的。
雪の中で林立する見事なブナ達が目立ちましたね。

予想外に一日を通して青空の広がる良い天気。
少し無理をして山頂まで行けたのもこの好天気のお陰でした。
出会う方もなく、静かな山中で景色を楽しめました。

コメント

🌸🐛＠sakura64

素晴らしき残雪の山並み！
こんばわ！

おいらの頭の中では、もう春のお花でいっぱいでしたが、いや〜ぁ、参りました〜ぁ 。
あまりにも新鮮すぎました〜ぁ、残雪の峰々！
真っ白で、純潔な雪の白さ、残雪とは思えない綺麗さ
涙が出そうでした 。
おいらには、こんな山旅は無理ですが、wakasatoさんの行動力の素晴らしさに感嘆です ！
ますます、バージョンアップしていくwakasatoさんに羨望の眼差しで、次なるレコもお願いしますね〜ぇ ！

いや〜、ほんと素晴らしいです(@^^)/~~~

wakasato

Re: 素晴らしき残雪の山並み！
こんばんは、sakurasaku64さん。

前日あたりに降った程良い？雪で白さが増したようです。
（もっと降っていたら登れなかったかと ）
天気も味方してくれたのは有り難かったですね。
やはり白い山並みは綺麗でした

カタクリをはじめ、 レコも多くなってきましたからね。
つい先日は自分も春のお花に浮かれていました。
ですがこの時期になると残雪の山も気になってしまって・・・
できれば二兎追いたい気持ちです

BOKUTYANN

㊗㊗㊗絶景独り占め！！
wakasatoさん　いやぁ〜素晴らしいです

このレコには参りますネェ〜！
里山の春にスッカリほのぼのしちゃってる私には刺激が強すぎ
もう少しの期間、雪のある所に戻りたくなっちゃいます

それにしてもこう言う所を歩けるわか様を尊敬しますヨ！
青と白のコントラストが素敵過ぎます
しかも独り占めなんてこれ以上の贅沢はないのでは？
会津の山のまだまだ冬真っ盛りを思わせるような純白な雪
スノーモンスターと併せて、レコで一緒に楽しませて貰いました

素晴らしいレコにお祝いと感謝です

wakasato

Re: ㊗㊗㊗絶景独り占め！！
こんばんは、BOKUTYANNさん。

歩いた自身も受ける刺激が強過ぎたと思っています
目にする光景が焼きつくようで・・・
実際に少し焼けましたし
（帰宅後、顔がヒリヒリ・・・）

歩けたといっても天気や雪の状況が良かったことが大きいです。
また何度か歩いている場所でもあるので・・・
尊敬に相応しい方は他にいるかと思いますよ。
例えば・・・Ｓさんとか