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Yamareco

記録ID: 835734
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積雪期ピークハント/縦走
東北

秋田県中央 大石岳北部 東又沢左岸尾根〜右岸尾根周回 (椈森も追加)

2016年03月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
16:00
距離
20.5km
登り
1,841m
下り
1,813m

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
0:31
合計
8:20
8:40
255
スタート地点
12:55
13:10
77
約970mピーク
14:27
14:43
137
1,055ピーク
17:00
ゴール地点
3月13日の椈森は、おおよそ11:30出発、14:00椈森山頂、16:00下山。
天候 曇り時々小雪
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道に入る手前、最後の住宅の敷地に止めさせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
登り・下り共、登山道の無い支尾根ですが、下部は踏み跡があるようです。
3月13日は用事を済ませてから大石岳南部の椈森へ出かけた。
2016年03月13日 11:30撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/13 11:30
3月13日は用事を済ませてから大石岳南部の椈森へ出かけた。
最初からスノーシューを着けて林道を歩く。
2016年03月13日 11:30撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/13 11:30
最初からスノーシューを着けて林道を歩く。
大石沢にあるダム。ここまでアスファルト道になっていて、よく整備されているようだ。
2016年03月13日 11:50撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/13 11:50
大石沢にあるダム。ここまでアスファルト道になっていて、よく整備されているようだ。
大石岳の一角が見える。
2016年03月13日 11:58撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 11:58
大石岳の一角が見える。
左へ上がっていく。
2016年03月13日 12:03撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/13 12:03
左へ上がっていく。
スノーシューは結構な登りでも強いと実感した。その後、雑木林に変わる。
2016年03月13日 12:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 12:14
スノーシューは結構な登りでも強いと実感した。その後、雑木林に変わる。
山谷薬師方面からの尾根。再び杉林が現れる。
2016年03月13日 13:47撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/13 13:47
山谷薬師方面からの尾根。再び杉林が現れる。
ようやくブナ林の登り。
2016年03月13日 13:53撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 13:53
ようやくブナ林の登り。
椈森山頂。樹林に囲まれている。
2016年03月13日 14:01撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 14:01
椈森山頂。樹林に囲まれている。
椈森から大石岳。
2016年03月13日 14:04撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 14:04
椈森から大石岳。
これも阿部氏のサインか?
2016年03月13日 14:07撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/13 14:07
これも阿部氏のサインか?
下山途中で、秋田駒と田沢湖。
2016年03月13日 14:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 14:21
下山途中で、秋田駒と田沢湖。
まだ白い和賀岳。
2016年03月13日 14:30撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 14:30
まだ白い和賀岳。
羽後朝日岳。木の枝がかかっている左のピークは志度内モッコ。
2016年03月13日 14:30撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 14:30
羽後朝日岳。木の枝がかかっている左のピークは志度内モッコ。
和賀岳(右)〜羽後朝日岳
2016年03月13日 14:30撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 14:30
和賀岳(右)〜羽後朝日岳
秋田内陸線と椈森。
2016年03月13日 16:29撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 16:29
秋田内陸線と椈森。
椈森(左)と大石岳。春は間もなく。
2016年03月13日 16:34撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/13 16:34
椈森(左)と大石岳。春は間もなく。
ここから3月26日の大石岳。右手の尾根を登ってピークに立ち、真ん中のピークから中央の尾根を下山した。三角点は左のピークの少し奥にある。
2016年03月26日 08:05撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 8:05
ここから3月26日の大石岳。右手の尾根を登ってピークに立ち、真ん中のピークから中央の尾根を下山した。三角点は左のピークの少し奥にある。
住宅の敷地に車を置かせていただき、スノーシューを着けて出発。
2016年03月26日 08:35撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 8:35
住宅の敷地に車を置かせていただき、スノーシューを着けて出発。
大石岳への登山道は、林道を左へ、西ノ又沢沿いに入っていく。今日はそのまま直進。
2016年03月26日 08:44撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 8:44
大石岳への登山道は、林道を左へ、西ノ又沢沿いに入っていく。今日はそのまま直進。
東ノ又沢右岸側へ渡る橋の手前で、右手の尾根へ。
2016年03月26日 08:55撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/26 8:55
東ノ又沢右岸側へ渡る橋の手前で、右手の尾根へ。
初めは林道を行く。
2016年03月26日 08:57撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/26 8:57
初めは林道を行く。
林道が切れた所で尾根に取りつく。
2016年03月26日 09:04撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/26 9:04
林道が切れた所で尾根に取りつく。
尾根上には踏み跡もあるようだ。
2016年03月26日 09:33撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/26 9:33
尾根上には踏み跡もあるようだ。
目指すピークは遠い。
2016年03月26日 11:32撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 11:32
目指すピークは遠い。
P1,055と下山で辿った尾根。
2016年03月26日 11:55撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 11:55
P1,055と下山で辿った尾根。
少しずつ近付いてきた。
2016年03月26日 11:55撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 11:55
少しずつ近付いてきた。
大仏岳を望む。
2016年03月26日 12:37撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 12:37
大仏岳を望む。
ブナ林の登りを振り返って。誰かに使ってもらいたいようなトレース。
2016年03月26日 12:44撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 12:44
ブナ林の登りを振り返って。誰かに使ってもらいたいようなトレース。
約970mピークに辿りついた。
2016年03月26日 12:51撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 12:51
約970mピークに辿りついた。
P970から大仏岳方面。
2016年03月26日 12:54撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 12:54
P970から大仏岳方面。
ブナ樹林の向こうには、丹波森の姿が見える。
2016年03月26日 13:11撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 13:11
ブナ樹林の向こうには、丹波森の姿が見える。
P1,055に向かう途中で、木々のない開けた所があった。
2016年03月26日 13:43撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
3/26 13:43
P1,055に向かう途中で、木々のない開けた所があった。
静かな雪面に木々の影が映る。
2016年03月26日 13:50撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 13:50
静かな雪面に木々の影が映る。
振り返っても、もちろんブナ樹林。
2016年03月26日 13:50撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 13:50
振り返っても、もちろんブナ樹林。
横を向いてもブナ樹林。
2016年03月26日 13:51撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 13:51
横を向いてもブナ樹林。
少し青空がのぞいた。
2016年03月26日 13:59撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 13:59
少し青空がのぞいた。
田沢湖。秋田駒は見えなかった。
2016年03月26日 14:20撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 14:20
田沢湖。秋田駒は見えなかった。
遠くに台形状の白子森がかすかに見える。
2016年03月26日 14:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 14:21
遠くに台形状の白子森がかすかに見える。
秋田市・仙北市市界稜線と大仏岳。
2016年03月26日 14:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 14:21
秋田市・仙北市市界稜線と大仏岳。
登ってきた尾根。
2016年03月26日 14:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 14:21
登ってきた尾根。
P1,055から三角点のあるP1,058.8を望む。右奥にはほぼ同じ高さのピークがある。広大な大石岳山頂平原。
2016年03月26日 14:41撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 14:41
P1,055から三角点のあるP1,058.8を望む。右奥にはほぼ同じ高さのピークがある。広大な大石岳山頂平原。
ワカンに履き替えて、急坂を下っていく。
2016年03月26日 14:45撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 14:45
ワカンに履き替えて、急坂を下っていく。
登ってきた尾根に光があたる。
2016年03月26日 15:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 15:00
登ってきた尾根に光があたる。
荷葉岳が見える。
2016年03月26日 15:00撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 15:00
荷葉岳が見える。
秋田駒。
2016年03月26日 15:15撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 15:15
秋田駒。
植林地の尾根から、左下に東ノ又沢を見下ろす。
2016年03月26日 16:29撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 16:29
植林地の尾根から、左下に東ノ又沢を見下ろす。
東ノ又沢と中ノ又沢(右手)との間の尾根末端に降りた。
2016年03月26日 16:36撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 16:36
東ノ又沢と中ノ又沢(右手)との間の尾根末端に降りた。
東ノ又沢にかかる橋を左岸側に渡って帰る。地元の人の足跡がある。
2016年03月26日 16:38撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 16:38
東ノ又沢にかかる橋を左岸側に渡って帰る。地元の人の足跡がある。
帰路、羽後長戸呂駅でちょうど電車がやってきた。
2016年03月26日 17:15撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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3/26 17:15
帰路、羽後長戸呂駅でちょうど電車がやってきた。

装備

個人装備
登り〜登山靴+スノーシュー  下り〜登山靴+ワカン

感想

山頂を目指して山に登っているのに、山頂(三角点)のある場所では何となく居辛い山と言ったら大石岳だろう。刈り払いがされているものの、三角点を中心に直径10mぐらいの、灌木で囲まれたサークルに入っている動物にでもなったような気がするのだ。一人なら地図でも眺めていればいいが、もしもその空間に知らない人と一緒なら、目のやり場に戸惑うことになるだろう。滅多に人と会うことのない山なので、心配は無用だが。

そんな前置きはグリーンシーズンの話。どこでも歩ける残雪期、天気さえ良ければ、気の向くまま好きなように歩くことが許される、自分だけの広大な空間だ。秋田駒・和賀山塊を始めとした眺めも素晴らしい。

数年前の晴れた5月、北側のP1,055まで残雪を拾いながら足を延ばしてみたことがある。そこからの大仏岳や秋田市・仙北市市界稜線の眺めは素晴らしく、さらに北の長嶺から東へ長く延びる支尾根も末端まで良く見えた。

その支尾根を今回登路に選んだ。前日朝に積もった湿った重い雪に苦しめられはしたが、スノーシューを履いたまま、一部細い所や藪の出ている所も強引に進んだ。P745までは杉林があったり、ブナ林に名前が刻まれているのを発見したりはしたが、上部は大石岳らしい静かなブナ林の登り。まだ寒気が居座っていて小雪が舞う中、自分の歩く音だけが流れるモノトーンな世界。下山を前にスノーシューからワカンに履き替え、顔を上げた時、広い山頂大地に光があたって神々しく輝いた。

ワカンに履き替えた時の足の軽いこと! だけど下山は慎重に、何度も読図を繰り返して、東ノ又沢と中ノ又沢の間の尾根を忠実に辿って林道に降り立った。

3月13日には、大石岳の南に立つ椈森に登った。秋田市東部〜南部からも、大石岳の平らなラインの右にポツンと突起を見せているピークである。角館からはよく目立つ。どちらの山も、登山対象としては地味だが登りがいがあって、短い残雪期を楽しむにはかけがえのない存在だった。

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コメント

ブナの尾根
kamadam さん、おはようございます。

やっぱりブナの山はいいですね。それも周回出来るとは羨ましい限りです。ブナは晴れても雲っても特有の温かさがあり、癒されますね。そうそう、かって登った大仏岳のあの美しいブナの尾根・・・今でも忘れられません。

関東地方はどこも杉と桧ばかりで、花もない、動物もいない、花粉症はある?で、つまらないです。
2016/4/6 4:09
Re: ブナの尾根
tonkaraさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
大石岳は東側に何本も長い支尾根を伸ばしていて、こういう周回ルートも取りやすいですね。麓には秋田内陸線が走っているので、これを利用すれば、ロング縦走も可能です。

林業の山域なので、結構上まで杉が植林されていますが、関東地方よりはいいのでしょうか。
確かに、自宅近くでこういうブナの森の山歩きが楽しめるのは、幸せなことかもしれませんね。
2016/4/6 6:45
広大な大石岳の山頂
kamadamさん、こんばんは。
コメント遅くなりました。
積極的に登られていますね。

残雪期ならではの登山コースですね。
ブナの森といい、広大な大石岳の山頂といい・・・
すばらしいですね。

確かに・・・誰かに使ってもらいたいと思えるほど・・・
良いトレースですし。

kamadamさんのヤマレコを拝見しいると・・・
登ってみたくなる衝動に駆られるのは私だけではないでしょう。
私もそろそろ復帰したくなりました。

ご苦労さまでした。
2016/4/6 22:23
Re: 広大な大石岳の山頂
750RSさん、再度のコメントありがとうございます。
残雪期ならではのコース、暖冬の今年でも東面はまだ雪が残っていて、最初から山頂部までスノーシューで通しました。今はもうだいぶ土が出ているかと思いますが・・
この山域、本当はもっといろいろと歩いてみたいのですが、なにせ林道歩きが長くなって、日帰りではなかなか限られてきます。3月に一週間ぐらい休みがとれたらいいのですが、贅沢言ったらきりがありませんね

私の場合、山の優先順位が上がるのは今の季節だけです。
もう間もなく冬眠、いや春眠?夏眠?に入ります
750RSさんのパワフルなレコ、楽しみにしています
2016/4/7 20:05
プロフィール画像
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