抜戸岳東尾根 （ 敗退）

2016年03月27日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,727m
• 下り: 1,722m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:28
• 休憩: 0:44
• 合計: 13:12

4:48 新穂高温泉バス停
4:59 4:59 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:45 5:45 中崎橋
6:01 6:01 笠新道登山口
6:16 6:16 わさび平小屋
6:43 6:43 小池新道入口
7:50 7:58 東尾根取り付き点
12:02 12:38 雪庇下
15:10 15:10 東尾根取り付き点
15:50 15:50 小池新道入口
16:25 16:25 わさび平小屋
16:43 16:43 笠新道登山口
17:49 17:49 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
18:00 新穂高温泉バス停

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉無料駐車場

コース状況／危険箇所等

朝はクラストして良く締まっていて歩き易い
帰りはザクザクで踏み抜き三昧疲れました・・

写真

3/27 4:48

4：48分　新穂高温泉発

3/27 4:59

久し振り左俣谷ゲート

3/27 5:45

中崎橋すっかり明るくなる

3/27 5:52

抜戸南尾根

3/27 5:57

岩小屋沢のデブリ

3/27 6:01

笠新道登山口

3/27 6:16

わさび平小屋

3/27 6:29

下抜戸沢の凄いデブリ

3/27 6:39

下抜戸沢を見上げる

3/27 6:40

左俣岳

3/27 6:43

小池新道分岐の橋

3/27 6:55

奥抜戸沢

3/27 6:56

東尾根取り付き、左手の尾根です

3/27 6:56

西鎌尾根の稜線

3/27 7:11

穂高も顔を出す

3/27 7:11

槍も

3/27 7:11

奥丸山

3/27 7:12

奥抜戸沢

3/27 7:32

振り返って

3/27 7:50

奥抜戸沢を見上げると、雪が繋がっている

3/27 8:33

東尾根下部、写真はのっぺりしたように見えるが傾斜がキツい

3/27 8:43

所々口が開いている

3/27 8:43

振り返って

3/27 8:43

大ノマ岳と鏡平山

3/27 8:43

槍

3/27 8:43

穂高

3/27 9:01

ここだけ木が生えてる

3/27 9:02

秩父沢上部と弓折岳

3/27 9:02

手前から下丸山、奥丸山、穂高

3/27 9:02

左手の尾根です

3/27 9:02

同

3/27 9:42

振り返って

3/27 9:42

3/27 9:42

上を見上げるとまだ頂上は遠い・・・

3/27 9:42

奥丸山2439.5mと同じ高さまで来たあと500m

3/27 10:04

大ノマ岳

3/27 10:04

槍

3/27 10:04

穂高

3/27 11:05

弓折岳と大ノマ岳

3/27 11:05

下を見る相当な高度感

3/27 11:05

3/27 11:05

3/27 11:29

全貌が見えてきた弱点無さそう

3/27 12:38

雪庇に突き当たってハングの下を歩いてみるが越せそうもない

3/27 13:05

諦めて降ります、45度くらいある凍った斜面を慎重に降りました

3/27 13:05

悔しいー

3/27 13:18

自分のつけた足跡を辿り降りてゆく

3/27 13:18

このトラバースも嫌らしい

3/27 13:23

まだまだ

3/27 13:23

景色はいいんですが・・

3/27 13:24

少し風が出て寒くなった

3/27 14:15

秩父岳の岩峰群

3/27 14:15

だいぶ降りて来た

3/27 14:15

曇ってくる

3/27 15:10

下丸山が大きくなる

3/27 15:10

取り付きに降りてきた

3/27 15:18

小池新道まで降りてきた。

3/27 15:18

大ノマ乗越方向、スキーとツボ足のトレース

3/27 16:25

わさび平小屋

3/27 16:43

笠新道

3/27 17:49

ゲート

3/27 18:00

新穂高温泉

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ20 パナソニック

感想

higaerisazen

抜戸岳東尾根は小池新道の奥抜戸沢と秩父沢との
間の尾根で抜戸岳積雪期ルートです

抜戸岳は笠ヶ岳と比べ地味で目立たない存在で夏季は抜戸を目指す
人は殆どいません笠新道の途中ついでに寄るくらいの不遇な山ですが、
積雪期はどのルートも厳しく沢は雪崩の巣で尾根は蒲田川から
頂上まで一直線に突き上げてる
体力的にも技術的にも厳しいルートです

東尾根は取り付きから見上げると一見広くてのっぺりとした
平凡そうな尾根ですが、いざ取り付いて見ると
取り付きから樹木はまばらで1800mから上は木が生えてない
見晴らしはすこぶる良い広い尾根ですが、カチカチにクラストした
雪の斜面はスリップしたら止まりそうも無いので緊張の連続その上
見上げる稜線は大きな雪庇が張り出し行く手を阻んでます

それでも雪庇下までは順調にこれましたが3m近い雪庇がオーバーハング
気味に連なっていて、どこか弱点は無いかと雪庇沿いに行ったり来たり
足掻いて見るが、ピケル1本ではどうにもならず帰りの時間も気になり
悔しいけれど諦めて降りてきました。

此処を乗り越せばそこはもう頂上なんですが・・・
乗り越すには、ロープで確保した上で柄の長いスコップを担ぎ上げ
突付いて落とすかトンネルを掘る位しなければ突破出来そうにない
手強い雪庇です。