六甲山 (筆屋道〜黒岩谷〜雨が峠)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 660m
- 下り
- 1,027m
コースタイム
9:10−瑞宝寺公園ー9:23
9:48−瑞宝寺谷西尾根入口
10:06−魚屋道トンネル跡ー10:11
11:11−山頂ー11:33
12:02−黒岩谷二股ー12:06
12:17−鎖場下ー12:22
12:31−黒岩谷入口ー12:36
12:52−東お多福山ー12:57
13:12−雨が峠ー13:27
14:10−五辻ー14:15
14:33−高座谷大ダム下ー14:40
15:00−高座の滝ー15:08
阪急芦屋川着 15:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
感想
◆ 今日で三月も終わり。桜も満開が近い。
今日の天気予報は、晴れ。 気温 10〜20度。
今日は、何時も魚屋道ばかりでは面白くないので、筆屋道から登る事にする。
◆ 筆屋道の登山口は、有馬の温泉街の東端の山裾にある、瑞宝寺公園だ。有馬温泉の一つ手前、有馬東口バス停で下りて南に向かう。瑞宝寺公園は紅葉の名所で、もみじの頃は大変に賑わう。
ベンチや東屋があり、立派な便所もある。
公園の中を奥に進んで行くと道標が在り、遊歩道から右に入り込む登山道が分かれている。
◆ 登山道に入ると、直ぐに道は谷川に下りて行き、左岸へ徒渉する。間もなく再び右岸へ徒渉する。すると道標があり三叉路になっていて、左へ入ると近年に出来た展望デッキに行くが、今日は真っ直ぐに進む。
間もなく、二つ目の三叉路があり、真っ直ぐは展望デッキへ行くが、此処は右へ進み三度目の渡渉をする。笹の中を進むと、左(東)側の頭の上に展望デッキが見える。すると右からの土砂で埋まった瑞宝寺谷の支流に出る。土砂のデブリを乗り越えて渡って、道を見つけると、其処は瑞宝寺谷西尾根の入り口だ。ここで展望デッキから下りて来た道も一緒になる。
但し、数年前に来た時は、展望デッキから下りてきたら、大雨で瑞宝持谷の右岸に付いた道が崩落して、道がなくなっていた。今も補修されてはいないようだ。
此処からは一本道で、台風で倒れた杉の木等で道が塞がれているが、道ははっきりしている。
(PS)
展望デッキとは、瑞宝持谷の東側の崖の上に最近造られたもので、そんなに展望が良い訳でもない。北側の三田方面が遠くに、谷間から少し見えるといふだけの代物である。
何の為に「癒しの森」とか言ってこんな代物を、険しい山の中に造ったのか、全く理解に苦しむ。思うに、ハイカー向けと言ふより、瑞宝寺公園から観光客の散策の為のものだろう。しかし、普通の靴でこんな所まで来れるとはとても思えない。まして、大雨が降ると小さな流れも大きく抉られて、岩だらけの荒れた谷になる。道も流される。徒渉も難しくなるからだ。
どうも役人の考える事は、私には理解できない。それとも、余程神戸市は予算が余っているのだろうか?
◆ 山頂で一休みして、今日は一年振りに黒岩谷を下る。一軒茶屋からドライブウェイを北へ200m程下って行くと、右側に旧縦走路がある。其処を入り、すぐに道は左に曲がっているが、その手前に右側の谷に向かって、笹薮の中に微かな踏み跡がある。
最初は滑りそうに急で、慎重に下ると沢に出る。沢を渡り右岸のざらざらした滑り易い、急に谷に落ち込んだ斜面を伝って行くと金の梯子があり沢床に下りる。
この梯子も以前はもっと長く上の方まであったものが、下へずり落ちて半分くらいの長さになっている。
◆ 谷も以前に比べ、凄く荒れている。以前は沢の上にあった道が、流されて全く無くなっている。荒れた岩ばかりの沢を下って行く。
そして、左(東)から支流が合流する二股になった広い川原に出る。この支流は鉢巻山のトンネルの西側からきている谷で、この川原の直ぐ上に最近砂防ダムが出来たばかりだ。
実はこの川原は、本流にあるダムに土砂が溜まったもので、今では笹やススキ等のブッシュで埋め尽くされて、道がどうなっているのかさえ分り辛くなっている。
◆ よく見るとブッシュの左側に踏み跡が見える。(此処は右(右岸)へ行っては行けない。)藪を抜けると左から支流の沢が来ている。この沢に沿って少し左へ上ると、土砂に埋まったダムの左端に来る。そこにダムの端を乗り越える道がある。この道が大変見つけ難い。ダムの上に上がると道は左側の崖に沿って下っている。しかしその上には、左の崖から崩れ落ちた大きな岩が積み重なっている。前回よりその量が2倍位になっている。
◆ これ以後は、谷も広くなり岩だらけの谷の中を歩く事はなくなるが、大きなダムが出てきてそれを越えてゆく事になる。
谷へ下りると目の前に大きなダムが行く手を阻む。此処は左側に道がある。管理ステップを上ってダムの上に上がると、左岸沿いに道がある。そのまま次のダムも越えて、道は急な長い下り坂になる。此処がこのコースの一番技術的に難しい処だ。とても何かに掴まらない事には下れない。岩場ではないが、小石が多くずるずると滑る。
◆ この前来た時は、上から長い鎖があったが、今回は長さが10mもない短い鎖があるだけで、あと2/3以上は何もない。ストックだけではとても間に合わない。木の幹や枝をオランウータンさながらに、掴まったりぶら下がったりして川原に降り立つ。一汗搔く。半分は冷や汗だ。
◆ これは、このダムを造った時に階段かステップを取り付けていれば、こんな事にはならなかったと思う。最初はもっと上り下りがやり安かったと思うが、次第に道が荒れてきて大変難しくなってきた。
しかし、地図にも道が無いコースなので、これでいいのかも知れない。
◆ これでこのコースの核心部は終わる。此処からは、比較的低いダムが二つ。これは二つ共右岸をこえると、土肥割峠からの林道に出る。
後はのんびりと高座の滝に下る。
最近は快調のようですね
お気を付けて
olddreamer さん、今日は。
コメント有難うございます。
今の時季は、暑くなく寒くなく、汗もそこそこで、身体も余り疲れませんね。
そろそろ、六甲から比良山に、場所を変えようかと思っています。
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