至仏山(津奈木橋より)
- GPS
- 06:48
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:39
7:28 津奈木橋先第1カーブ 7:48 -> シール登行
11:04 至仏山 11:31 -> スキー滑降
12:08 オヤマ沢 12:22 -> シール登行
13:37 悪沢岳南東尾根1819m 13:47 -> スキー滑降
14:37 津奈木橋先第1カーブ 14:53 -> 自転車
15:21 戸倉ゲート前駐車スペース
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
そこから津奈木橋先の最初のカーブまで自転車 |
その他周辺情報 | 南郷温泉しゃくなげの湯 \560/3H(含入湯税) |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/Burnt Mt. Designs :Lite Spike 3pin/Scarpa: T2 '13モデル
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感想
この時期定番の至仏山チャリスキーに行ってきました。
取り付きは津奈木橋から。山頂からワル沢を滑った後1866三角点まで登り返し、南東尾根を滑って津奈木橋に戻るコースです。
残念ながら思ったより天気は悪く、上部は深いガス。天気が良さそうな守門・浅草岳辺りにすれば良かったと後悔しましたが、視界が悪い中でもワル沢はそれなりに楽しめたので、まあ良しとしましょう。
7:28-7:48 1342m 津奈木橋先第1カーブ。
ここにチャリをデポして入山。
下生えのササがだいぶ目立つが、これくらいならまだなんとか滑れそう。
が、1500mぐらいからヤブが目立ち始める。かろうじて雪がつながっているような箇所もあり、この辺りはろくに滑れそうもない。
幸い1570mくらいからはヤブもほとんどなくなり、スッキリ登れるようになる。
なかなか魅力的な疎林帯の尾根で、ここを滑るのは楽しそう。先ほどまで下りは違う尾根を滑ろうと考えていたが、やはりここを滑ることにしようか。
1866.9三角点の手前で鳩待峠からの登山道に合流。
尾瀬ヶ原や燧ヶ岳、至仏山がきれいに見えるはずの場所だが、残念ながら深いガス。この辺りは樹林帯なのでまだいいが、滑降予定のワル沢は無木立の広大な斜面のため、ホワイトアウトでろくに滑れなそう。日本海側は天気がいいはずなので、守門や浅草岳辺りにすれば良かったと深く後悔する。
この先はずっと勾配の緩い斜面が続く。本来は喜ぶべきだが、今日の板(というかビンディング)はこのほうがつらい。SPIKE 3PINというちょっと変わったテレマークビンディングを付けているのだが、これが3ピン式のくせに踵がろくに上がらないのだ。
その分滑りやすいのでトータルでは気に入っているのだが、登りは普通のケーブル式より苦手。特に緩斜面は歩幅が広がらずに爪先立ちで歩くような感じになり、太股が痙りやすいし、さらに靴擦れにもなりやすい。今日も何度か足を痙り、休み休みゆっくり登ることになる。
小至仏山のトラバースは杣道のようにしっかりトレースが付いているので楽に歩ける。
が、至仏山直前で露岩地帯に突き当たり、それを避けて歩いていたらいつの間にか180度反転して戻ってしまっていた。ちょっと前に追い抜いた方に再び出会って「あれ、下りるんですか?」と言われようやく気づく。あ〜恥ずかしい。
ちなみにルートを選べば露岩に突き当たることもなく普通にスキーのまま歩くことができた。
11:04 2224m 至仏山。
雲はちょうどこの山を覆っているようで、上空はうっすら明るく、ときおり青空も見える。
が、眺望はまったくなく、これから滑走する南東斜面も目標物がなく真っ白。とりあえず最上部は明るくて雪面が見えるのが救いだ。
11:31 滑降開始。
湿雪だがまあ悪くない。広大だが単調過ぎて個人的にはあまり面白いと感じたことのない斜面だが、今日は視界が悪いにも関わらずそれなりに楽しい。
ちょっと下るとガスはさらに深くなる。一方で針葉樹も点々と頭を出すようになるので、ホワイトアウトにならずにそれなりに滑れる。
樹林帯に入ったら適当に滑りやすそうな斜面を探しつつ、ワル沢を越えてオヤマ沢のほうへ。
ワル沢の右岸に出てからはすっきり滑れたが、ワル沢左岸沿いは木が多くてイマイチだった。下手に右岸に出ようとせず、素直に左岸尾根上を滑って川上川に出たほうが良かったのかもしれない。
12:08-12:22 1496m オヤマ沢。
沢はだいぶ割れているが、ところどころスノーブリッジがあって徒渉には困らない。
滑降はひとまずここまで。シールを付け、鳩待峠を経由して登山道沿いに1866三角点を目指す。
疎林帯の緩やかな尾根で、普段ならあっという間に登れるはずだが、相変わらず腿が痙りそうでなかなかペースが上がらない。
13:37-13:47 1819m 悪沢岳南東尾根1819m。
1866三角点のポコまでは登らず、滑降ルートの尾根に合流したところで登り返しは終了。シールを外し、自転車デポ地点に向けこの尾根を滑る。
ワル沢以上にグズグズの湿雪ながら、しばらくは適度な疎林帯で楽しい。
が、やがてヤブ地帯に突入。当然ろくに滑れず、左斜面に逃げたりしながら苦労して下る。やはりひとつ北側の尾根を滑るべくだったか。
ヤブ地帯を抜けたら再び滑れるようになる。ササは目立つが、傾斜も緩いのでゆっくり避けながら滑ることができる。
14:37-14:53 1342m 津奈木橋先第1カーブ(自転車デポ地点)。
スキー山行はこれで終了。
あとは自転車に乗って下り坂をあっという間、といきたいところだが、年代物の我がBD-3はちょっとでもスピードを出そうものなら前輪が大きく振動して制御不能になる。せっかくの下り坂も、ブレーキをかけっぱなしでゆっくり下るしかないのだ。
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