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記録ID: 839012 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走甲信越

展望絶景の越後・大兜山

日程 2016年04月01日(金) [日帰り]
メンバー takayama2
天候快晴、微風
アクセス
利用交通機関
車・バイク
関越道を北上し、六日町ICで降りる。
国道17号から、県道233号を十字峡方面へ向かう。
野中集落へ入り、水道施設の巨大なステンレス配水塔が右奥に見える。

通常はこの配水塔の所から雪上歩行となるようだが、今春は残雪がとても少なく、林道を1.6勹へ入った路肩の広い所に止め、そこから歩く。徒歩十数分で林道終点。
(この林道は地形図では標高400m付近の野中沢右岸で切れているが、実際は更に200mほど奥へ延び、左岸へ渡った所で終点。砂防堰堤建造時の作業道であり、舗装されていて途中にはゲート無し。)
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
7時間30分
休憩
1時間0分
合計
8時間30分
S野中沢林道の標高約380m地点06:0506:35タキ沢渡渉点06:4008:45地形図862m付近08:4810:41大兜山11:1611:36地形図1164m付近13:51タキ沢渡渉点14:0114:13林道終点14:2014:35下山(林道の駐車地点)G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
ルートは手書きです。
上りでは要所要所でGPSを参考にしました。
※下りでの注意点
 (1)1164mP尾根から862mP尾根への乗り移り地点
 (2)862mP尾根は800m付近から北東の平坦地へ下る。
 (3)出合から真南の尾根は、一部で尾根筋がはっきり見下ろせない。
コース状況/
危険箇所等
作業道終点から、タキ沢&シロト沢出合まで、左岸に明瞭な踏み跡あり。
出合周辺は所々に僅かに残雪あり、ネットの記録にあるスノーブリッジは、今年は架からなかったのでは?と思われるくらい、雪は少なかった。
渡渉はタキ沢側で、合流点から僅か上流の踏み跡終点。

タキ沢右岸から尾根末端には、すぐには斜面が急すぎて取り付けず、西側斜面を少し上がってから取り付く。
標高640m付近までは雪のない尾根の急斜面が連続する。藪は深くはないが、全ての灌木が雪の重みで手前に倒れ、かき分けたり、乗り越えたり、跨いだりの繰り返し。
標高640mから750m付近までは所々雪、傾斜は少し緩む。
750m以降はずっと雪。

標高差は登山スタート地点から約980m、沢の出合から約880m。
藪漕ぎ中は常時灌木につかまっての登り降り。
標高850m付近から1000m付近までの雪稜は東側が絶壁状。
ルートは総体的に急斜面の割には特に危険個所はない。
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 10本爪アイゼン ピッケル シングルストック GPS

写真

地形図862mP付近から大兜山(左)を見上げる。
大兜の絶壁中央のルンゼは布さらし大滝。
2016年04月01日 08:45撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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地形図862mP付近から大兜山(左)を見上げる。
大兜の絶壁中央のルンゼは布さらし大滝。
1
同じ場所からキゾウ平を見下ろす。
2016年04月01日 08:46撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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同じ場所からキゾウ平を見下ろす。
標高1000m付近から見上げる大兜。
北面には雪の着かない絶壁をまとい、簡単には人を寄せ付けないいかつい表情は、この山をおいて他にはない。
2016年04月01日 09:39撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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標高1000m付近から見上げる大兜。
北面には雪の着かない絶壁をまとい、簡単には人を寄せ付けないいかつい表情は、この山をおいて他にはない。
1
山頂直下から最高点を見上げる。
2016年04月01日 10:38撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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山頂直下から最高点を見上げる。
以後は山頂にて撮影。
最高点の北西側には小さな雪庇が出来ていた。
2016年04月01日 10:40撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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以後は山頂にて撮影。
最高点の北西側には小さな雪庇が出来ていた。
1
越後三山、手前は1164mP
2016年04月01日 10:44撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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越後三山、手前は1164mP
1
八海山
阿寺山は大日から右への尾根の五竜と重なる。
2016年04月01日 10:44撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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八海山
阿寺山は大日から右への尾根の五竜と重なる。
1
越後駒〜中ノ岳、間に見えるは御月山
2016年04月01日 10:44撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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越後駒〜中ノ岳、間に見えるは御月山
1
小沢岳(左から三つ目)方面
2016年04月01日 10:44撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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小沢岳(左から三つ目)方面
ネコブ山
頂上左にコブが見える。
2016年04月01日 10:45撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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ネコブ山
頂上左にコブが見える。
1
1475mP〜イワキ頭〜金城山
手前の稜線のピークは地形図1339mP
2016年04月01日 10:45撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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1475mP〜イワキ頭〜金城山
手前の稜線のピークは地形図1339mP
1
小兜山北方の1200mP、その向こうには…
2016年04月01日 10:46撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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小兜山北方の1200mP、その向こうには…
(前の写真のズーム)
1200mPのすぐ後ろは坂戸山、雪が多いのは桝形山?、右奥に微かに見えるは長岡の鋸山か?
2016年04月01日 10:46撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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(前の写真のズーム)
1200mPのすぐ後ろは坂戸山、雪が多いのは桝形山?、右奥に微かに見えるは長岡の鋸山か?
大割山の奥には桂山
2016年04月01日 10:46撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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大割山の奥には桂山
1200mP〜大割山の雪稜
2016年04月01日 10:47撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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1200mP〜大割山の雪稜
三ッ石山
上越国境稜線では低い方だが、北側には大きな根張りの尾根を持つ。
2016年04月01日 10:51撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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三ッ石山
上越国境稜線では低い方だが、北側には大きな根張りの尾根を持つ。
1
ネコブ〜下津川〜小沢
下津川は人気のある山だが、大兜からは目立たない。
2016年04月01日 10:52撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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ネコブ〜下津川〜小沢
下津川は人気のある山だが、大兜からは目立たない。
1
高倉山〜阿寺山と越後三山
高倉の遥か彼方には色違いの水平線(日本海)が見えていた。
2016年04月01日 10:53撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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高倉山〜阿寺山と越後三山
高倉の遥か彼方には色違いの水平線(日本海)が見えていた。
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高倉山の麓に集落が見える。
野中集落から大兜山は、大割山東尾根に隠れて見えないので、見えてる集落は清水瀬か…
2016年04月01日 10:53撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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高倉山の麓に集落が見える。
野中集落から大兜山は、大割山東尾根に隠れて見えないので、見えてる集落は清水瀬か…
(以後は大兜山頂からの撮影ではない)
直下から山頂を振り返る。
トレースは全くなかった。
2016年04月01日 11:26撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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(以後は大兜山頂からの撮影ではない)
直下から山頂を振り返る。
トレースは全くなかった。
山頂から東北東に三つの尾根が伸びる。
真ん中の尾根を下り、下部で右の尾根に移る。
左はシロト沢右岸の大きな尾根に続く。
2016年04月01日 11:36撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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山頂から東北東に三つの尾根が伸びる。
真ん中の尾根を下り、下部で右の尾根に移る。
左はシロト沢右岸の大きな尾根に続く。
桑ノ木〜ネコブを振り返る。
手前はシロト沢右岸尾根。
2016年04月01日 11:49撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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桑ノ木〜ネコブを振り返る。
手前はシロト沢右岸尾根。
車道終点の砂防堰堤
2016年04月01日 14:14撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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車道終点の砂防堰堤
車道終点近くの鉄板の橋。
写真の奥の左岸は凄い懸崖。
2016年04月01日 14:14撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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車道終点近くの鉄板の橋。
写真の奥の左岸は凄い懸崖。
【参考写真1】 ネコブ山から大兜山
中央左寄りの雪だらけのピークが大兜山、その奥の黒い△は1339m無名峰、その奥は小兜山、右へ1200mP〜大割山と続く。
(昨年5月撮影)
2015年05月02日 11:20撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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【参考写真1】 ネコブ山から大兜山
中央左寄りの雪だらけのピークが大兜山、その奥の黒い△は1339m無名峰、その奥は小兜山、右へ1200mP〜大割山と続く。
(昨年5月撮影)
【参考写真2】 中ノ岳から大兜山
写真の中央右寄りで左右に並んでいるのが大兜と1339m峰
奥は巻機、その奥は谷川連峰〜苗場、左奥は浅間。
写真中央左端はネコブに続く桑ノ木山。
(昨年11月撮影)
2015年11月13日 09:36撮影 by NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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【参考写真2】 中ノ岳から大兜山
写真の中央右寄りで左右に並んでいるのが大兜と1339m峰
奥は巻機、その奥は谷川連峰〜苗場、左奥は浅間。
写真中央左端はネコブに続く桑ノ木山。
(昨年11月撮影)
撮影機材:

感想/記録

大兜山(1341.0m)は巻機山の北東、金城山の東にある登山道のない山で、前々から気になっていました。

ルートは野中沢集落から林道を辿り、タキ沢とシロト沢の出合から山頂東に直上する尾根を採りました。通常はタキ沢左岸を暫く遡行し、スノーブリッジで対岸へ渡り、地形図819m地点(キゾウ平の一角)へ突き上げる尾根を歩くようですが、今年は残雪がとても少なく、スノーブリッジが残っていることは考えられません。恐らく、最多雪時にもブリッジは架からなかったでしょう。

冬季の越後は晴れの日が少なく、気候が安定し始める3月後半でも降雪直後の急斜面のラッセルでは登頂不可能と思われ、晴天が続いて雪面が締まるのを待ち、藪漕ぎ覚悟で行って来ました。
笈ヶ岳へ行くために買い、以来殆ど使うことのなかったピッケルを携行しましたが、快晴の陽気で午前中から雪は腐り、シャフトがすっぽり埋まる状況でした。むしろ、ダブルストックの方が歩き易かったと思います。

山頂は広くて眺めが良く、最高点には木や笹は全くありません。
北には越後三山が威容を誇り、東にはコブ付きのネコブ山が大きく、南には陽光に照らされた巻機山塊、西には金城山方面と、いつまでも眺め続けていたい風景でした。

気掛かりだった雪の急斜面も特に危険を感じるほどではありませんでした。藪の露出した急斜面の下りでは転倒防止のため常に灌木につかまり、ゆっくりゆっくり下りました。
巷での日常生活より遥かにリスクの高い山に於いて、『絶対に事故を起こさない』という決意(自分自身への誓い)は、山を楽しむ大前提であると思います。

大兜山は未踏峰への大いなる探究心や、急登尾根へのささやかな冒険心を満足させてくれる素晴らしい山でした。
富山の初雪山(1596m)のネット記録には、≪岳人の魂を揺さぶる…≫という名句で山を称賛するサイトが複数あります。
大兜山もまたしかり。下から見上げる山容にも頂上からの絶景にも、心に響く強い印象がありました。
訪問者数:266人
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