また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 839218
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳 〜 Mt.乗鞍スキー場から 〜

2016年04月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:37
距離
15.0km
登り
1,474m
下り
1,467m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:37
休憩
0:55
合計
7:32
7:53
49
9:58
10:02
53
10:55
10:58
35
11:33
11:33
36
12:09
12:09
9
12:18
12:18
6
12:24
12:24
6
12:30
13:02
5
13:07
13:07
28
13:35
13:35
25
14:00
14:15
26
14:56
14:56
27
15:23
15:24
1
15:25
ゴール地点
天候 晴れ後くもり
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
◇かもしかリフトのみ利用
・現金で400円を支払って利用。
・この日は8:40くらいから利用可能。
▽他のリフトも片道400円。下山時は利用不可。
▽今シーズンのスキー場の営業は4月3日まで。
コース状況/
危険箇所等
【駐車場⇔スキー場トップ(かもしかリフト終点)】
◆スキー場のゲレンデの隅を歩きます。印や標識はありません。
【スキーツアーコース】
◆木が伐採され、歩ける(or滑れる)部分が明確なため、道迷いの恐れは少ないです。
◆途中、下から順に1〜6番までの案内板(数字のみ)が設置されています。
◆スキー場トップからすぐは急登です。あとはそこそこの傾斜の斜面と緩やかな斜面を繰り返します。
▼この日は踏み抜きはほとんどなし。表面がクラストしているわけでもなく、特にスリップしやすい雪質ではなかったこともあり、アイゼンは着用せずに歩行。
【ツアーコース終点⇔山頂】
◆標識等のルートを示すものは、ほぼありません。
◆位ヶ原はだだっ広く、銘々好きな所を歩いていきます。
◆肩の小屋を目指し、そこから夏道のついている辺りを歩いていくのが定番の安全性の高いルートです。雪質等の判断力や技量があれば、山頂に直登するなり、好きな部分を歩くことも可能です。
▼ツアーコース終点から位ヶ原にかけての区間で踏み抜きが最も深く、脛から膝程度まで踏み抜きました。トイレから肩の小屋にかけて、脛丈程度の踏み抜きが続くエリアがありました。
▼登りではトイレ付近でアイゼンを着用。下りではツアーコース終点までアイゼンを使用しました。もっとも、この日にアイゼンの必要性を感じた区間は、雪がクラストしていた稜線部分のみでした。
その他周辺情報 ☆乗鞍高原湯けむり館で入浴。
・大人720円。
・青みがかった白濁の硫黄泉です。
・かけ流しの良質なお湯でした。
乗鞍岳方面に少し雲が出ていますが、まずまずの良い天気です。
2
乗鞍岳方面に少し雲が出ていますが、まずまずの良い天気です。
夢の平クワッドリフトを利用できるなら利用したかったのですが、試運転中で営業開始まで30分ほどとの話だったので、諦めました。
空模様は、いつの間にか、雲が散って、快晴に。
3
夢の平クワッドリフトを利用できるなら利用したかったのですが、試運転中で営業開始まで30分ほどとの話だったので、諦めました。
空模様は、いつの間にか、雲が散って、快晴に。
ゲレンデの隅を歩いていきます。
暑くて汗が次から次へと額を滴り落ちていく。(u)
3
ゲレンデの隅を歩いていきます。
暑くて汗が次から次へと額を滴り落ちていく。(u)
かもしかリフトが見えてきました。
タイミングよく、営業開始のアナウンスが入ったため、利用することに。
1
かもしかリフトが見えてきました。
タイミングよく、営業開始のアナウンスが入ったため、利用することに。
涼しい風を受けて、クールダウンすることができました。
このリフトは、安全バーがないので、高所恐怖症の人には厳しいかもしれません。
2016年04月02日 08:53撮影 by  iPhone 6, Apple
4/2 8:53
涼しい風を受けて、クールダウンすることができました。
このリフトは、安全バーがないので、高所恐怖症の人には厳しいかもしれません。
スキーツアーコースはいきなりの急登で開始。
1
スキーツアーコースはいきなりの急登で開始。
木が伐採されているため、開放感があります。
スキーツアーコースは、圧雪されていないスキー場のコースのような感じです。
2016年04月02日 09:17撮影 by  iPhone 6, Apple
13
4/2 9:17
木が伐採されているため、開放感があります。
スキーツアーコースは、圧雪されていないスキー場のコースのような感じです。
スキーツアーコースには、途中、下から順に1〜6の数字の案内板があります。
スキーツアーコースには、途中、下から順に1〜6の数字の案内板があります。
良い天気です。
ただ暑い…。
1
良い天気です。
ただ暑い…。
木々の向こうに見える高天原と剣ヶ峰。
1
木々の向こうに見える高天原と剣ヶ峰。
この辺りは平坦地です。
1
この辺りは平坦地です。
傾斜が急な区間もあります。
アイゼンなしで頑張りました。(k)
1
傾斜が急な区間もあります。
アイゼンなしで頑張りました。(k)
ツアーコース終点に到着。
ツアーコース終点に到着。
ツアーコース終点からは踏み抜きの急登でした。
今シーズン「わかん」の出番なし。(k)
10
ツアーコース終点からは踏み抜きの急登でした。
今シーズン「わかん」の出番なし。(k)
急登の途中で息を整える際に見た高天ヶ原。
雲が大分上がってきている。
急登の途中で息を整える際に見た高天ヶ原。
雲が大分上がってきている。
剣ヶ峰にはまだ雲がかかってきていないが、時間の問題か。
4
剣ヶ峰にはまだ雲がかかってきていないが、時間の問題か。
位ヶ原。
この辺りからは、ほぼ平坦地を歩きます。
4
位ヶ原。
この辺りからは、ほぼ平坦地を歩きます。
白樺の木が綺麗でした。
3
白樺の木が綺麗でした。
だだっ広い雪原歩き。
積雪後にスノーシューで歩きたい所でした。(k)
6
だだっ広い雪原歩き。
積雪後にスノーシューで歩きたい所でした。(k)
モクモクと沸き立った雲が山頂に迫ってきています。
1
モクモクと沸き立った雲が山頂に迫ってきています。
稜線の鞍部に「肩の小屋」が見えてきました。
2
稜線の鞍部に「肩の小屋」が見えてきました。
途中で見た北アルプス核心部方面。
穂高連峰、霞沢岳、常念岳あたりが見えています。
この時点で既にうっすら雲に包まれてしまっていました。
8
途中で見た北アルプス核心部方面。
穂高連峰、霞沢岳、常念岳あたりが見えています。
この時点で既にうっすら雲に包まれてしまっていました。
奥穂高岳、前穂高岳拡大。
吊尾根が綺麗です。
15
奥穂高岳、前穂高岳拡大。
吊尾根が綺麗です。
トイレの建物まであと一息。
トイレ付近で少し休憩し、肩の小屋に向かいました。
トイレの建物まであと一息。
トイレ付近で少し休憩し、肩の小屋に向かいました。
山頂がついに陰ってきてしまいました。
1
山頂がついに陰ってきてしまいました。
肩の小屋までは踏み抜きが続きました。
肩の小屋までは踏み抜きが続きました。
前回乗鞍岳に登った時も、登り始めは快晴で、山頂に近づくにつれ雲が多くなってきたような…。(u)
2
前回乗鞍岳に登った時も、登り始めは快晴で、山頂に近づくにつれ雲が多くなってきたような…。(u)
肩の小屋到着。
久しぶりの高山で息を整えながら登ったため、かなり時間がかかってしまいました。
2
肩の小屋到着。
久しぶりの高山で息を整えながら登ったため、かなり時間がかかってしまいました。
肩の小屋からは急登です。
燃料補給をして、急登に取りかかります。
1
肩の小屋からは急登です。
燃料補給をして、急登に取りかかります。
ガスに包まれてしまいました。
視界が10m〜50mほどの状態がしばらく続きました。
トレースもある上、地形的な難しさもなく、進むべき方角も把握していたため、視界が効かなくても問題なく歩けました。
12
ガスに包まれてしまいました。
視界が10m〜50mほどの状態がしばらく続きました。
トレースもある上、地形的な難しさもなく、進むべき方角も把握していたため、視界が効かなくても問題なく歩けました。
ガスが薄くなったタイミングで、後ろを振り返って、パシャリ。
「ホワイトアウト寸前!」とでも言えそうな雪山の迫力を感じる写真にも見えますが…。
実際は、風もなく、温かい湿ったガスに包まれているだけの状態です。
3
ガスが薄くなったタイミングで、後ろを振り返って、パシャリ。
「ホワイトアウト寸前!」とでも言えそうな雪山の迫力を感じる写真にも見えますが…。
実際は、風もなく、温かい湿ったガスに包まれているだけの状態です。
ガスが薄くなり、山頂の祠と鳥居が見えました!
2
ガスが薄くなり、山頂の祠と鳥居が見えました!
山頂まであと少し。
頂上小屋の屋根がわずかに見えていました。
1
山頂まであと少し。
頂上小屋の屋根がわずかに見えていました。
鳥居と山頂標識
山頂到着!
仙丈ヶ岳に続き3000m峰二座目です。(k)
20
山頂到着!
仙丈ヶ岳に続き3000m峰二座目です。(k)
大日岳、屏風岳方面。
ガスに包まれている状態ではなくなりましたが、雲が邪魔で遠望が利かない状況です。
1
大日岳、屏風岳方面。
ガスに包まれている状態ではなくなりましたが、雲が邪魔で遠望が利かない状況です。
再び青空もチラホラ見えてきました。
5
再び青空もチラホラ見えてきました。
肩の小屋方面。
北アルプス核心部は雲が邪魔で見えません。
7
肩の小屋方面。
北アルプス核心部は雲が邪魔で見えません。
祠を裏手から。
祠の裏手で休憩。
時折陽が当たる程度の曇り空でしたが、風もほとんどなく、温かかったため、ゆっくりとくつろぐことができました。
1
祠を裏手から。
祠の裏手で休憩。
時折陽が当たる程度の曇り空でしたが、風もほとんどなく、温かかったため、ゆっくりとくつろぐことができました。
乗鞍高原を見下ろす。
遠くから登ってきたものです。
乗鞍高原は休憩中はずっと晴れていました。
1
乗鞍高原を見下ろす。
遠くから登ってきたものです。
乗鞍高原は休憩中はずっと晴れていました。
お賽銭を入れて、無事に下山できるように祈願。
7
お賽銭を入れて、無事に下山できるように祈願。
下山します。
どんどん高度が下がっていく。
1
どんどん高度が下がっていく。
帰路では肩の小屋には立ち寄りません。
1
帰路では肩の小屋には立ち寄りません。
雪の斜面の向こうには鉢盛山が見えています。
2
雪の斜面の向こうには鉢盛山が見えています。
晴れ間が再び広がってきました。
やはり雪山には青空が似合います。
6
晴れ間が再び広がってきました。
やはり雪山には青空が似合います。
シュカブラも少し残っていました。
1
シュカブラも少し残っていました。
摩利支天岳から延びる尾根の向こうにも青空が広がっています。
6
摩利支天岳から延びる尾根の向こうにも青空が広がっています。
ただ、そのさらに北の北アルプス核心部方面は、どんより鉛色の曇り空。
奥穂高岳の山頂だけ雲に包まれています。
4
ただ、そのさらに北の北アルプス核心部方面は、どんより鉛色の曇り空。
奥穂高岳の山頂だけ雲に包まれています。
乗鞍岳山頂は、雲がかかったり、晴れ間が見えたりをしばらく繰り返していました。
7
乗鞍岳山頂は、雲がかかったり、晴れ間が見えたりをしばらく繰り返していました。
ツアーコース終点まで下りてきました。
ここでアイゼンを外しがてら、休憩。
1
ツアーコース終点まで下りてきました。
ここでアイゼンを外しがてら、休憩。
スキー場まで戻ってきました。
1
スキー場まで戻ってきました。
そして、無事に駐車場まで帰還。
7
そして、無事に駐車場まで帰還。
撮影機器:

感想

今週も晴れるか晴れないかは運任せの天気予報が一週間前から続いていました。
直前の金曜日になっても青空が広がる地域が何処かイマイチ読めません。
登る予定でいた乗鞍岳も空模様がどうなるのか読み切ることができない状況でした。
ただ、今週は暖気が入ってくる予報で、乗鞍岳は、気温はそこそこ上がる予報。加えて、風も微風程度の予報でした。
たとえ青空が見えなくても、それほどの危険もなく、ピークハントはできるだろうと考え、乗鞍岳に向かうことにしました。

気温や風の状態は予報通り。いや、気温は予報よりも温かく、山頂では雪山とは思えないほどの快適さでしたが、標高の低い所では暑すぎて汗だくとなってしまいました。
そして、肝心な空模様は、少し残念な結果となってしまいました。
朝のうちは快晴の空模様だったものの、だんだん雲が多くなってしまい、あまり展望の効かない状態に。
山頂からは周囲の山々は鉢盛山くらいしか見えず、位ヶ原付近で穂高連峰から常念岳辺りが少しガスがかかった状態で見えた程度でした。
御嶽山や中央アルプス、白山の展望も楽しみにしていただけに、少し残念な結果となりました。
いつか天気の良い日に再訪して、絶好の眺望を楽しみたいです。

乗鞍岳は気軽にいつでも行けると思って、遅くなってしましました。
スキー場から登るので、さすがに登り始めから雪がありますが、春山でした。
薄手のアンダー1枚で登りましたが、暑くてたまらなかったです。
楽しみにしていた山頂直下のカリカリの雪も、正直微妙な感じでした。
今回は地形の確認の下見山行として、来年は厳冬期に特攻したいです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1051人

コメント

はじめまして(^-^)
同日に同コースで乗鞍岳登りました。私達はリフト使わず早朝から歩き始めたので、ピークは11:00でしたので、すれ違ってないと思われますが^^; こちらもピークはガスでした。。登り始めが晴天だっただけに、ピークガス残念でしたね(´・_・`) でも登りがいあるし、私達は下りヒップソリ利用で楽しい山行でした♪
2016/4/6 22:41
Re: はじめまして(^-^)
Maki0828さん、はじめまして。

そうですよね。
登り始めの天気が絶好で、山頂からの展望を期待させるものだっただけに、まさに肩透かしをくらったようで余計残念に感じてしまいますよねcoldsweats01
とはいっても、スケール感のある雪山を十分楽しめて、自分も満足してますhappy02

同じ日に同じ山に登っていたということは好みの山が被っているのかもしれませんね。
いつかどこかでお会いすることがあるかもしれません。
Maki0828さん、今後もよろしくお願いしますhappy01
2016/4/7 5:53
Re[2]: はじめまして(^-^)
ハイ、フォローさせていただいちゃいました! 今後ともよろしくお願いいたします^^ 
2016/4/8 22:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
乗鞍スキー場から乗鞍岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
乗鞍岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら