月惜山

2016年04月03日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.1km
• 登り: 575m
• 下り: 567m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:01
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:15

9:20 スタート地点
10:26 10:30 月惜峠
11:20 11:30 林道犀鶴線合流地点
12:30 12:30 月惜峠
13:35 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

スカイ獅子吼のゴンドラ乗り場から登るので、駐車場は広い。しかし、オープンが9時頃のようで、早く行くと開いていないので、高野酢造の隣の駐車場に入れました。

コース状況／危険箇所等

700mくらいから雪が残っていましたが、ツボ足で歩けました。倒木等ありましたが、危険箇所はありません。林道犀鶴線は浄水場から合流点までは開通しているようですが、そこから先は通行止めになっていました。

その他周辺情報

車を止めたそばに、鶴来では老舗料亭の和田屋が経営する食事処・甘味処「泰夢」がある。値段は高いが美味しいのでおすすめ。個人的には「黒ゴマしるこ」が気に入っています。

写真

4/3 9:04

駐車場から登山口へ。写真中央に見えるのが甘味処「泰夢」。

4/3 9:05

反対側の景色。ロープウェイがあり、観光施設である。

4/3 9:06

ロープウェイの発着場。本日は、点検の為に運休でした。帰りだけ利用するなど、登山のバリエーションが増える。

4/3 9:08

そのすぐ横に、登山口に続く道がある。

4/3 9:11

小さな沢にかかる橋を渡ると、いきなり急な登山道が始まる。

4/3 9:12

登山道入口の両脇に、キクザキイチゲがお出迎え。

4/3 9:13

スミレ。今日は何種類かのスミレを見ましたが、これはスミレサイシンかな？

4/3 9:17

登り始めてすぐに、コシノコバイモ。カタクリの時期（四月下旬から五月上旬）に登った時には、こんな処では見なかったんだけど…。

4/3 9:21

ショウジョウバカマ。今が、真っ盛りといったところ。

4/3 9:29

木々の芽吹きも鮮やか。

4/3 9:30

キブシの花。

4/3 9:31

イカリソウはまだの様子。北陸のイカリソウは冬でも葉を落とさないので、トキワイカリソウという。

4/3 9:51

つぼみが見つかりました。イカリソウは茎が三つに分かれるという性質を持つ。言われてみれば、3の倍数。

4/3 9:43

やっと、咲いているイカリソウを発見。咲いている花が二つ、つぼみが一つで、3個セット。

4/3 9:32

この山はカタクリの山として有名。登山道の両脇がカタクリでびっしりになる。最初に見つけたカタクリは、一枚の葉っぱ。

4/3 9:36

つぼみがありました。やはり、カタクリはまだの様子。しかし、いつもより、早いような気がします。

4/3 9:41

カタクリとコシノコバイモのツーショット。

4/3 12:31

日当たりのいいところには、咲いているカタクリがありました。

4/3 9:49

ヤブツバキ。

4/3 9:53

隣に獅子吼高原があるんだけど、手取川扇状地が綺麗に見える。この手取川扇状地は、日本で一番綺麗な形をしているとか…。

4/3 12:30

月惜峠。避難小屋があります。左に行くと、獅子吼高原。今日は右に行きます。

4/3 10:26

このスミレは、距の部分が長くて上にあがっているからナガハシスミレかな。別名「テングスミレ」。

4/3 10:37

カンアオイ。ギフチョウの食草。奥獅子吼の方に行くと、ウスバサイシンも見られる。

4/3 10:38

カンアオイの花。アップで見ると、ラフレシアの花みたい。

4/3 10:39

ミツバオウレン。葉っぱの形から判断。ほとんどの株は種になっていました。

4/3 10:49

ここの山は、シロバナカタクリを求めて、たくさんの方が登りにいらっしゃるのだが、つぼみを見つけました。今年も咲いてくれそう。

4/3 10:51

イワウチワ。この辺りでは、トクワカソウと言って区別している。

4/3 10:52

森を抜け、明るい片斜面の道。見晴らし最高。

4/3 10:53

キジムシロかな？

4/3 10:54

キブシの花。

4/3 10:54

スミレ。1cmほどの小さな白花。なんというスミレかはわかりません。

4/3 10:57

マンサクも咲いていました。

4/3 11:00

ここから見えるのは、手取川上流部。

4/3 11:03

標高が700m近くになると、残雪がありました。

4/3 11:06

こんなに紫の綺麗なキクザキイチゲがありました。土の影響なのでしょうか、すぐそばにある株も濃い紫でした。

4/3 11:11

少し離れたところにある、白いキクザキイチゲ。白も綺麗。

4/3 11:15

月惜山、頂上。

4/3 11:26

林道犀鶴線との合流地点。

4/3 11:26

駐車場。ここで、下から自転車で上がってきた二人の方と遭遇。自転車で上がってくるとは元気。

4/3 11:36

大きなネコヤナギ。

4/3 11:38

サクラ。なんという名前かはわかりません。

4/3 11:42

林道からの眺め。

4/3 11:47

林道を進むと、登ってきた登山道と最接近の場所があります。そこから元の道に戻り、下山しました。

4/3 11:57

途中で出会った、青い金属光沢を持ったシジミチョウ。ルリシジミのようです。

4/3 11:59

フキノトウ。雪が溶けてすぐのところにあるのは、天ぷらにすると美味しそうなサイズでした。

4/3 12:03

エゾエンゴサク。

4/3 12:09

これは、ノビルかな。

4/3 12:09

振り返ると、林道犀鶴線が見えます。

4/3 12:12

ヤブツバキ。くらい林の中で見ると、赤と黄色は光っているように見えます。

4/3 12:16

咲いたばかりのスミレサイシン。葉が丸まっていて、今から開くところ。

4/3 12:20

獅子吼高原が見えます。

4/3 12:22

ピンク色のショウジョウバカマ。

4/3 12:23

反対側には、オレンジがかったショウジョウバカマ。

4/3 12:32

今回登ってみて、この山は下の方から順番にカタクリが咲き上がって、五月まで長く楽しめる山だとわかりました。

4/3 12:43

サクラ。小さな株でした。

4/3 12:48

葉っぱが3枚なのでエンレイソウだと思います。真ん中の花に見れるのは、クモです。

4/3 12:59

キクザキイチゲの咲く登山道。

4/3 13:06

両側がカタクリでいっぱいの登山道。天気の良い日には、ギフチョウの乱舞が見られるはず。

4/3 13:15

やはりいました。ギフチョウ。なかなか、写真を撮らせてくれません。

4/3 13:35

下山完了。登山口のサクラが迎えてくれました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

wackijpmac

　たくさんの人たちに会いました。ご夫婦で登られる方。親子で登られる方。友達同士で登られる方。私のように一人で登られる方。また、トレイルランの練習をしている方。
　それにしても、いい季節になってきました。花が咲き、チョウが飛び交う。鳥の渡りのシーズンになると、いろいろな鳥の声。これからますます、山の中が賑やかになってきます。里山の一番楽しい季節ですね。