常念岳〜蝶ヶ岳(三股から常念小屋テント泊、翌日蝶ヶ岳)
- GPS
- 33:55
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 2,361m
- 下り
- 2,356m
天候 | 23日は快晴、 24日は曇り、夕方から雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三股登山口からしばらくは樹林帯 前常念岳の手前、森林限界よりざれた所もある岩場を急登りします。 道標はありますが道を反れぬよう注意が必要と感じました。 石室〜小屋と常念岳の分岐までは岩場ですが、急な登りの連続はありません。 分岐〜常念小屋まで下る場合、岩場の急斜面なので足下注意。 常念岳から最低鞍部まで岩場を下りますので足下要注意。バランスを崩さぬよう。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
22日自宅より移動
三股登山口駐車場に車中泊
23日登山開始
初めは樹林帯を行くが、朝の光の入る明るい道なので、爽やかに歩き始める。
途中、サル3匹出没。
樹林帯歩きにばてて来た頃に前常念岳が見え始めるが、あれにどうやって登るのかと思うと
テンションがダウン気味に。
前常念岳に登る前に荷物をおろし小休止。
樹林帯を抜け景色は開けて眼下に安曇野の街を見下ろす。天気は良好。空は青い。風もない。
しかし前常念までの岩稜の4分の1ほど来た所で、明るい内に常念小屋まで行けるだろうか、
とか、ここまで来たら引き返せない、とか…とても、なんだか計画した本人がロウテンション。
荷物が肩に食い込んで来て足取りも重い。
相当に時間を掛けて避難小屋まで来ると更に展望が開け、気分が少し晴れる、が、その先にある常念岳までの大きな岩ばかりの道と明日の蝶ヶ岳への稜線を見て、今日のこの調整では先が思いやられる、とまたまたブルーに。
それでも蝶ヶ岳への稜線の向うに穂高が見え始めると、次には槍ヶ岳が見えるはず、と次の展望を期待し、頭の中を無にして足を進める。
そして槍ヶ岳が見えたとき…は〜やっとここまで来たかとタイムオーバー気味なのに体がヨレヨレで急ぐ事が出来ない焦りも消えてきた。
常念小屋分岐に到着すると荷物を置いて常念岳に。
そこは360度の展望。今日のこれ迄の乗らなかった気分の忘れる。
前常念岳を振り返るとあんなにヘロヘロで通って来た道なのに、
そのゴツゴツがさほどでもないように見える。
やはり、いつもより重い荷物を背負うと体力の消耗が早いのか。
常念岳から常念小屋までの道のりも下っても下っても小屋の屋根に近づかないくらい、足下に気を使う。
テント場に到着後は急いでテントを張り、夕食。今夜は棒ラーメンと餅、ビール。
7時頃?就寝
24日
月曜日は仕事があるので、この日はなるべく早く山を下りて自宅に帰らなければならない。
6時前にテント場を出発。
再び常念岳。今日も足取りは重く、途中で相棒にリュックを換えてもらう。
相棒は35リットル、私が55リットルのリュックで、相棒は小さいが重い物(水とか…)軽いがかさばる物を私が背負っていたのだが、それでも相棒と変わらないくらいの重量になっていたのか?相棒が気を使ってくれて荷物の調整をしなおし、小さいリュックを私が、大きいがSサイズのリュックを相棒が背負う。
リュックを変えると少し身が軽くなり、少しだけスピードアップした?
相棒は変わらないと言ったが…
蝶ヶ岳へのアップダウンの道をひ〜ひ〜言いながら、後続に追い越されながら、周りに見える山々を見ながらノソノソ歩く。
蝶槍を過ぎたところで二羽の雷鳥に遭遇。
二羽ともかなり近い位置にいたのだが、赤い実(何の実でしょう?)を啄むことに集中していた、
う〜ん、可愛いな〜。
そして遂に蝶ヶ岳ヒュッテ。ここでお昼。おでん定食とカレーうどん。
食事を済ませたら新?蝶ヶ岳山頂の横に見ながら下山。
下りはつづら折れで長い道のり。
常念岳を見上げながら下山。
1/3ぐらいまで下りて来たら雨がポツポツ。
先を急ぐ。
どうにかカッパを着ずに三股登山口まで下山したらほっとひと安心。
自宅には22時着。
今回は色々と厳しい山行だったが、
後日また行きたくなるから山は不思議だ。
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