静岡県 旧水窪町 常光寺山（向市場駅より） アカヤシオと出会う

2016年04月10日(日) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,233m
• 下り: 1,221m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:40

8:30 水窪体育館
9:00 9:00 登山口
9:30 9:30 稜線出る
10:00 10:10 キツイ稜線
10:50 10:50 登山道出合
12:00 12:00 奥宮
12:30 13:20 常光寺山頂
13:35 13:35 奥宮
15:10 15:10 稜線分岐点
15:30 15:30 登山口
15:50 16:00 向市場駅
16:10 水窪体育館

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水窪体育館に駐車させて頂きました。

コース状況／危険箇所等

※アカヤシオは登山口寄りの稜線にありました。
全体的にコース不明陵、登りではロープを使った個所もあります。
下山ルートは更に不明陵で、皆さんにお勧めできるような状況ではありませんでした。
地図・GPS携帯ください。
■ルートは手書きです。

その他周辺情報

最後のコンビニは浜松市天竜区船明のセブンイレブン。
向市場駅には公衆トイレあり。

写真

4/10 7:26

花曇りの中、天竜川を北上中。
本日の目的地は水窪の常光寺山。
日曜なので軽めにね。
（結果としてはガッツリになったが）

4/10 8:32

水窪体育館の駐車場にお邪魔しました。
ツツジが美しい。

4/10 8:40

水窪川の水量もいい感じ。
そろそろ渓流釣りも始動しないと。

4/10 8:58

県道389を少しだけ山住神社方面へあるくと登山口。

4/10 8:59

この沢から潜り込みます。

4/10 9:08

しばらく県道沿いに高度を上げていきます。
この岩、道路に落ちないようにワイヤーが掛かってる。
知らなきゃよかった（笑

4/10 9:09

古いシイタケの榾木にはサルノコシカケ。

4/10 9:10

ときおり山ツツジが顔を見せてくれて癒される。

4/10 9:19

伐採地に出てきました。
ここをジグザクして高度が更に上がっていきます。

4/10 9:29

登山道が狭くなったところで立ち止まる。
ピンクテープも付いているので辺りを見回すと・・・。

4/10 9:29

稜線へ向けてピンクテープが付いている。
どっちにしても登るんだからと稜線へ。

4/10 9:39

キツイ斜面を数分登ると稜線。
が、思ったような気持ち良いものではなく、けっこう歩きづらい。

4/10 9:39

本日の格好。
忘れ物常習者ではありますが、今日は肝心の登山靴を忘れた。
滑るのは何とかなるが、靴の中にいろいろ入ってきて超メンドイ。

4/10 9:54

あれ、この花って・・・。

4/10 9:56

遠くに見えるぞ。

4/10 9:56

なんとアカヤシオ。
すごいラッキー。

4/10 9:57

咲いているのは厳しい稜線の上だ。

4/10 10:00

何とか登って振り返ると、2株ほどが満開状態。
素晴らしい！！

4/10 10:00

少しアップで。

4/10 10:06

ちょいと遠いので上手に撮れない。
でもしばし時間を忘れてしまう。

4/10 10:07

ヤバいところなので、仲間にはロープを使ってもらった。
普段、5ミリの10メートルを持ってます。
これでダメなところには近づかない。

4/10 10:22

稜線歩きを続けます。
足元が見えないところもあり。

4/10 10:23

杉林の中にスクッと立った赤松。
肌の色が素晴らしい。

4/10 10:27

この付近、非常に松が多い。
それも立派な個体ばかりだ。

4/10 10:27

松も個性的ですね、

4/10 10:29

杉、松、ブナが混成している面白い林。

4/10 10:31

本日、登りを引っ張ってくれた目印。
「地籍調査」
微妙に踏み跡から外れていて、悩まされることもあり。

4/10 10:38

赤い石。
赤石山脈の末裔ということですね。

4/10 10:41

立派なヒメシャラ。
ピカピカです。

4/10 10:42

こうやって目印がふんだんにあるところや、

4/10 10:50

全然無いところがありまして、連れのGPSが大活躍。

4/10 10:51

踏み跡も明確だったり、全然無かったりします。

4/10 10:51

初めて出会った看板。
味がありますね。

4/10 11:03

上村っていうのは水窪駅の方ですね。
臼が森は県道389号へ出る方向。

4/10 11:07

炭焼き小屋の跡？

4/10 11:29

ディアヘアー（鹿の毛）発見。
毛鉤師にとっては大事な材料です。
野生のものだけに、長さと太さが全然違う。

4/10 11:37

大きな木がたくさん生えていて、非常に楽しい。

4/10 11:42

芽吹きの中をトラバース。

4/10 11:51

山頂までもう一息。
ヒメシャラが出迎えてくれている。

4/10 11:46

バイケイソウなのか、コバイケイソウなのか、花が咲くと解るらしい。

4/10 11:52

奥宮の一歩手前。
空が開けてきた。

4/10 12:18

かわいい釣鐘は馬酔木ちゃん。

4/10 12:21

最後の一登り。
天気は今一つだけど、いい気分だ。

4/10 12:27

常光寺山到着。
1438.9m。
4時間掛かった。
そんなつもりじゃなかったんだけど・・・疲れた〜。

4/10 12:27

山頂セット。

4/10 12:27

祠にもお参り。

4/10 12:27

山頂の北側は展望良し。
麻布山の奥には丸盆、不動、六呂場など、深南部の皆様。
視界が良ければ南アの主峰群も見える・・・はず。

4/10 12:49

本日のランチ。
賞味期限切れのスープと、パン（これは今日買ったもの）。

4/10 13:18

30分ほど山頂で過ごしました。
最後にボンジ山を撮影して、さようなら。

4/10 13:34

奥宮。
表は閉まっているのでお参りできず。

4/10 13:35

鳥居までの間はコバイケイソウで埋め尽くされてました。
ちなみに鳥居は塩ビパイプ製。

4/10 14:42

なんだか黒焦げの木。
雷？山火事？

4/10 14:49

杣道は竹で補強されてます。

4/10 15:05

最初は良かったけれど、そのうちトレースが薄くなり、非常に心細い思いをしましたが・・・

4/10 15:11

今朝ほど通った稜線への登り口に無事到着。

4/10 15:25

ようやく戻ってきたぞ。
山頂から登山口まで2時間掛かっている。

4/10 15:30

朝には見かけなかったシャガ。
登山口に1輪だけ咲いてました。

4/10 15:40

こちらも朝は咲いてなかったヤマブキ。

4/10 15:47

民家の軒先には美しいモクレン。

4/10 15:54

向市場の駅もお花が満開。
ここでデジカメの電池が終了。
7時間半の山遊び。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

感想

superfrog

日曜だから軽く常光寺山と甘く見ていたら、とんでもございませんでした。
山頂までは稜線を延々と4時間、下りは廃道に近い杣道をえっちらおっちら3時間、明日の出張では新幹線で寝過ごしそうです（笑
でも、登りの稜線でアカヤシオに出会えたのは嬉しい誤算でした。

【駐車場〜登山口】
駅に駐車と思ってましたが非常に狭かったので、すぐ下にある体育館の駐車場にお邪魔しました。
登山口までは舗装道です。
【登山道〜稜線へ】
県道沿いに高度を上げていきますが、入って間もなく崩落している場所があります。
足元悪く、ちょいと面倒です。
その後は踏み跡明確なまま登って行きます。
そのうち伐採地に出て、少しだけジグザグすると踏み跡がすこし怪しくなります。
そこはちょうど伐採地の境界部分になっていて、上を見上げるとピンクテープが続いています。
【稜線〜登山道出合】
今回は境界調査のピンクテープがたくさんあって、踏み跡が無くてもなんとかなりました。
途中、手足を使わないと登れない個所がいくつかあり、同行者にはロープを使ってもらう場面あり。
緊張した〜。
その後は広い稜線を踏み跡を探しながら歩いていくと、唐突に登山道に出会いました。
【登山道出合〜山頂】
多少足元は悪いですが、特段危ない個所もなく山頂まで行けます。
ただ、奥宮近辺はコバイケイソウの群落で踏み跡が良く解らなくなってます。
よーく残置テープを観察しないといけません。
【山頂】
北側が開けていて深南部が良く見えます。
【登山道出合〜登山口】
当初は臼が森ではなく、少し河内浦寄りの登山道で降りようと思っていましたが、850mあたりにある分岐を探すことができませんでした。
そのまま臼が森方面へ下山してきたものの、臼が森の集落跡以降は途中から廃道寸前になっていて、あまりお勧めできるような所ではありませんでした。

※ルートは手書きですので、参考にはしないでください。