笠取山〜飛龍山(新地平から丹波)
- GPS
- 13:40
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 1,990m
- 下り
- 2,491m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 6:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:丹波13:30-(バス)-14:25奥多摩駅14-30発ー(JR)-青梅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今の時期で積雪と呼べるような雪はなかった。尾根上の登山道の一部が残雪が氷って残っている程度でアイゼンは必要なかった。ただし氷になっているので滑りやすい。 積雪期のつもりで行ったら無雪期になっていました。 |
その他周辺情報 | 下山後に丹波ののめこい湯で疲れをいやした。ここの泉質は好きな温泉です。道の駅もあり地元の物産を売っている。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
財布
日よけ帽子
|
---|---|
備考 | アイゼンもピッケルも必要なかった。今年はどこも雪が少ない。ただし、この時期は何があるかわからないので軽アイゼンくらいは必要だと思う。 |
感想
今回の登山コースは以前歩いたことがあるコースだ。この土日でどこかいこうかと思っていたが、なかなか決まらない。晴れそうだし、今年は雪がないだろうから、あまり考えなくてもいいと思い数年前にいったところに行くことにした。奥秩父は樹林の山だが歩くと落ち着いた気持ちになり好きな山域だ。
塩山駅の甲州タクシーを前日に予約し、9日早朝に家をでて八王子発6時35分の松本行きに乗った。駅で予約したタクシーに乗り新地平に30分くらいでついた。新地平のトイレは冬季閉鎖だった。駅ですませてよかった。指導標を見てバス停先の林道に入っていく。すぐにゲートが出てきた。この林道は雁峠直前まで広川に沿って続いている。いくつか分岐があるので地図を見ながら橋をわたり進んでいく。今回は今の時期で雪がない。このコースは登りが少しで雁峠に立つことができる。その代わり林道が長いが沢沿いで周りが開けていて気分のいい道だ。やがて開けた笹原を登るとそこが雁峠だった。
雁峠で休憩し、笠取山のほうに進むと二人登山者が降りてきた。作場平からきたのかな。この後、将監小屋まで誰にも会わなかった。笹原の小さな突起に登るとそこが分水嶺だった。荒川、富士川、多摩川の分水嶺で三方に落ちた雨は別の川を流れていくという。さあ、これからが今日はじめて本格的な登りだ。笠取山にとりつく。登ったピークからいくつか岩を越えていくと立派な山名表示があった。少し休憩。
この先の稜線も岩場が多い。やがてくだったところが水干への分岐、ここを唐松尾山に向かう。ゆるく上り下りが続くおだやかな稜線を進む。岩がときどき出てくる。100mくらいは登ったと思う。もうそろそろかと思う頃、将監峠への指導標があった。そこが唐松尾山だった。樹林の中の展望のあまりない山頂だった。さて今日最後のくだり道。しばらく山の斜面を回り込むようにくだっていくと西御殿山の分岐があった。今日はもうつかれていて登る気持ちがでてこない。がれ場を二つほど渡りジグザグに下ると山の神土と呼ばれるところ。和名倉山の分岐がある。こっちの登山道とくらべると細い道だ。この先防火帯だとおもうが広く刈られた斜面がつづく。ゆるやかな笹原のわきの登山道を進むと将監小屋への分岐に出た。あと少し。くだったところに小屋があった。
朝、小屋前の水場でペットボトル2本に水を入れたが途中で1本を落としたみたいだ。今日は500mlで丹波までと思ったら、巻き道で沢の脇に水が出ていてたすかった。ほとんどアップダウンのない巻き道は冬枯れの木だがあと半月もすると若葉がでてくるだろう。大ダルから飛龍山に近づくと登山道に氷が残っている。溶けた雪が凍ったので滑りやすい。氷にのらないように登っていくと飛龍権現についた。以前は木製の祠があったと思うが今は石の山の神になっていてお賽銭があふれていた。ザックを置いて山頂を往復してくる。山頂も含めて樹林の中なので行ってきたというだけだがせっかくなので往復する。
ふたたび飛龍権現にもどる。あとは、丹波に降りるだけだが前飛龍と熊倉山、その周辺の20m〜40mの小さな突起がいくつかある。意外と急なくだりが続く。少し登った樹林に囲まれた山頂が地図上の前飛龍山と思ったが山名表示はないその先の岩場に文字が薄くなった板が一枚おいてあり前飛龍と書いてあった。ここからは見晴らしがいい。
急な岩のくだりをどんどん降りていくと下に山が見える。あのあたりが熊倉山かと思い歩を進めていく。ぶなの木に古い熊の爪あとのようなものがついている。谷川岳のイワオ新道では爪あとが三つで熊とわかったがこれは熊かな。この辺からたぶん日帰りの登山者がのぼってっくるのに4、5人会う。サオラ峠でも日帰りの人にあった。
サオラ峠からはくだりだけだがこのくだりは山の斜面にジグザグについていて上からの土砂がたまるのか足の置き場が狭い。しかもジグザグが長くどこまで行かせるのと思うほど右へ左へ歩く。家並は下に見えているのだが斜度はないのでなかなか降りている気がしない。やがて大きく右方向の沢の近くにいってから左にずいぶん戻ってきたと思う頃、丹波山村の畑のわきにでた。ここは鹿の害がひどいのかすべての畑は高圧電流を流したフェンスで覆われている。道路に出ると道がわからなくなるのでフェンスの中で畑仕事をしていた地元の人にのめこい湯までの道を聞くと親切に教えてくれた。フェンスの扉を開け舗装道路に出た。左へ20分ほどで温泉に着いた。バスの時間を確認し風呂に入り山旅の疲れを癒した。
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