吉野山
- GPS
- 07:43
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 622m
- 下り
- 903m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:44
近鉄吉野駅7:15→7:41吉野山駅→8:14中千本バス停⇒(シャトルバス)⇒8:40奥千本口バス停
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奥千本までは基本的に舗装された観光道、人と車が不分離の区間では車への対応に神経を使う。 奥千本から青根ヶ峰間は山道だが、普通に歩ける。 |
写真
感想
一度は吉野の桜を見ておきたい、との思いででかけた。
前日、奈良見物の後、五条で宿をとり、早朝に吉野駅に着く。
天気はあいにくどんよりとした曇り空、これではいい色で見れないなぁと思いながら歩き始める。
下千本はもう終りかけ、むしろ新緑が美しい。往路は金峰山神社などの名所はパスして中千本に。ここでシャトルバスで奥千本口に。あまり待たずに乗れたので時間の節約になった。
ここから桜を見ながらの神社仏閣の名所めぐりがスタートする。
奥千本の桜はまだ若い感じだ。周辺は全面的に杉が切り倒され、その跡に桜の苗が植えてある。将来的に新たな千本桜を目指しているようだ。
大峰奥駈道の入口からは青根ヶ峰まではかろうじて山歩きが味わえる。頂上は林の中だが、少し下りた所からは展望も楽しめる。
大峰奥駈道、魅力的に聞こえる。ここにいるといつか歩いてみたい気持ちが強くなる。
奥千本口に戻ってから、高城山展望台に。ここは金剛山などが望める絶好の展望場所だ。
この先、吉野駅まで観光道を桜と随所の名所を尋ねながらののんびり歩きとなった。
桜のポイントは花矢倉、その近くの園地、五郎平茶屋付近、トンネルを抜けた先の国道沿い、吉水神社境内などがある。
このうち、吉野全体の俯瞰は花矢倉周辺が、彩りの美しさは五郎平茶屋付近、眺望の見やすさでは吉水神社と、様々な千本桜を楽しめる。
ただ、今回は曇り空と最盛期を過ぎた点が少々残念なところだ。
世界遺産の神社仏閣は当初は桜優先でそれほど注目していなかったが、来てみると歴史の存在が大きく感じられ、吉野は桜だけではないと思い知らされた気がする。
結局、吉野に8時間を過ごしたことになる。最後は人の波のなかにいたが、あっという間の8時間、充実した楽しい時間だったと思う。
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