春爛漫の長久保川右岸尾根
- GPS
- 08:07
- 距離
- 14.8km
- 上り
- 1,019m
- 下り
- 1,004m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
水洗トイレ、レストラン在り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所特に無し。 |
その他周辺情報 | 吉田元気村で入浴出来る。 |
写真
感想
色々しくじったなあ、と言うのが感想。まず初めに汚い話で申し訳ないが、尾根に取り付いて間もなく猛烈な便意に見舞われ、キジ撃ちするハメになった。だがこれはまあ、生理現象だから仕方ない。しかし自分は肌が弱いのか、徹底的に拭き取らないとかぶれてしまうのだ。持って行ったポケットティッシュ2つを早速使い切ってしまった。以後は鼻水を出るに任せるしかなかった。どうしても息苦しい時は手バナ。駐車地の倉尾ふるさと館にはトイレが在るのだから、無理にでも絞り出して行けばよかったなと思う。
取り付き場所も失敗した。ただこれは結果が分かった今だから感じる事で、P566があんな労力に見合わないピークだとは思ってないのだから、これも仕方ない。でもやはり池原峠から登り始めていたら、摩利支天までは行けただろうから残念だ。長久保の頭や父不見山は一度登っているが、摩利支天はいまだ未踏なのだ。
写真コメの通り、山ノ神峠で老夫婦に出会った。八谷から出発し、これから寺平を経て父不見山に登り、坂丸峠から八谷に戻るそうだ。そこで寺平に寺跡が在ると初めて聞いた。とある本の受け売りらしいが、ご本人がその名を覚えてなかったのでタイトルは分からない。花坂の事は桃源郷と評していたらしい。ユガテみたいな所だろうか。
P916が鐘撞山だと後になって気が付いた。yamadanukiさんのレコは見た覚えがあるし、岨道峠道さんの所でも、鐘撞峠の頁に書かれている。だが不覚にも失念していた。どんな所だったか、写真はおろか記憶にさえ残って無い。
鐘撞峠で昼食を摂った。今現在の歩行速度による時間感覚の刷新が全く出来てない。長久保の頭か、あわよくば父不見山で昼食をと思っていた。一体いつになったらこのズレを修正出来るのか。昼食を摂ったら折り返しと決めていたので、その通りにする。さてどうやって帰るか。山ノ神峠で聞いた話に対し、興味が頭をもたげて来た。寺跡かあ、持山寺跡みたいな所かな? 行ってみようか。
思い付きで場所も知らないまま行っても辿り着ける訳がない。結果的にただ寺平を通過しただけで終わった。大仏が埋まっているなんて伝説は後から知ったので、この時は見つからなければそれでいいと思っていた。今になってちょっと失敗したなと思うが、これについてはネットでいくら検索しても詳しい情報は出て来なかった。それなりの書物を漁らなければ分からないだろう。
寺平から花坂へ下った。路駐した車の横で、母と息子という感じの二人が立ち話をしていた。離れて暮らす息子が里帰りしたのかなという印象だ。挨拶していくらか言葉を交わす。馬上から尾根伝いに来たと伝えると、山ノ神峠の話になった。昔はあの峠を越えて、山向こうの学校に通っていたそうだ。地元ではただ峠と呼び、山ノ神峠という名は知らないらしい。まあそうだろうね。生活するうえで、峠名なんて必要無いもの。
いずれかの時点で左岸尾根へ登り返すつもりだったが、良い取り付きが見つからず結局車道で戻った。場所を移し、カタクリ自生地に向かう。そもそもの目的はこっちで、山行はオマケだった。そのために深く入らず早々に引き上げて来たのだ。しかしここでもしくじった。ろくに調べないで来たもんだから、自生地が見付からない。牛首峠近くまで無駄に歩き、やっと見付けた自生地も物凄い廃れっぷり。群生なんて全く見られず、数える程しか無いカタクリがポツリポツリと咲いてるだけ。失敗したなあ。こんな状態と分かっていたら、他の自生地へ行ってたのに。
山行の方も中途半端で終えてしまったのが心残り。印象の良い尾根だっただけに残念だ。どうしようかなー。もう一度行っちゃおうかなー。
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