残雪期初見山!越後駒ヶ岳滑走
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,384m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年を知りませんが、北又川沿いの林道はスキーを脱ぐ箇所が3箇所程度ありました。 柳沢もすぐに尾根にとり付かないとダメなようです。藪はうるさ目です。 稜線上は雪あります。 |
その他周辺情報 | 大湯温泉のホテル湯元 \640 (タオル付き) 循環してるようですが、広くて快適でした。 |
写真
感想
自分の敵は眠気である。下牧PAで寝過ごし、シルバーラインを出た橋を石抱橋と勘違い。スキーまで履いて歩きだしてから『枝折峠に登る国道が見当たらないなぁ』と思ったところでハッとする。開高健の石碑もない。何やってんのという感じだ。
慌てて片足のみサンダルに履き替え移動、出発が8時になってしまった。石抱橋は駐車車両でいっぱいだ。他に3人がこの時間から出発した。
川沿いの平原を進むと小さな橋の先でもう雪が切れており、トラバース道をシートラとなる。100m程で再び雪原となる。柳沢の出合までに他2回スキーを外す。柳沢へとトレースは続いているが、すでに流れは出ているので右岸を進むと小土砂崩れ状となり、またスキーを外す。この動作がなんとも面倒だ。単独のおじさんは沢をそのまま詰めていったようで、自分は早々に夏道のある尾根に取り付く。ブッシュうるさめ、高度を上げていきつつ周りを見るも、滑って下山ができるのか不安な雪の状態だ。下山の大パーティーに聞けば、上に行けば雪はあるよとのことだった。汗だくになってようやく1064mP付近に登りあげると、先行した2人が別の尾根から上がってきた。聞けばそちらはヤブだったということだ。
道行山までは別の方の情報で『一旦スキーを担ぐ』とあり、記事通り、斜面の雪をつなげて歩くのは厳しいのが分かる。下りが快適ではないスキーはただの荒行難行、道行山で帰ってしまおうかと思ってしまったが、駒ケ岳を見ればなるほど滑れるじゃんという感じ。でも遠いなぁ…14時に行動打ち切りで登れるところまで登ることにする。ビシャ雪稜線はほとんど風もなく、かといって陽が射すわけでもなく、いい感じだ。百草ノ池付近で下山スキーヤーに『頂上まで2時間で行けます?』と聞けば、ニヤッと笑って『うーん…』とのリアクション。要は個人のポテンシャル次第と受け取り、先を急ぐ。P1763へはシールも効き、ジグ切って登れた。この先のリッジ状はコースアウトしたらどうしよう??と思ってしまうが、皆さん上手に滑っていらっしゃること。大チョウナ沢方面へは、止まるところ何もなしといったところだ。
次の急斜面をシートラで登ると念願の小屋に到着。やっぱり一泊で来ればよかったと思わせるようなロケーション、最も驚いたのが水が出ていたことだ。小屋関係者に感謝です。頂上も目と鼻の先、14時を回ったが行くことにしたが、あれ??ガスが…
もっとも快適と思われる直下斜面が、人のシュプール伝いに降りてこなくてはならないことになってしまった。ピークからは他の山はほとんど見ることはできず、早々に下山準備をする。天気が悪くなる予報だったので、雲の影響がない高度まで滑ってから大休憩することにした。滝ハナ沢・白沢源頭部は快適な滑走で、あんなに大汗かいて登ってきた斜面も、25分で小倉・道行の鞍部に到着。振り返れば百草池位の高度まで、黒い雲に包まれてしまっていた。朝の2h遅刻は大きい。
再びシールを張り道行山に登る。ここから先は一度スキーを外すも、何とか雪をつなぎ、林道に到着した。あとは風呂のことだけを考え、ひたすら車へと急いだ。
風呂は大湯温泉のホテルで、快適なお風呂がほぼ貸し切りのような状態だったため、かなりのんびり過ごしてしまい帰宅が遅れ、翌日の仕事にかなり影響してしまうことになった。
次回は泊まりで頂上周辺を滑りまくりたい。
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