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記録ID: 845944 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走奥秩父

両神山(赤岩尾根)敗退

日程 2016年04月09日(土) [日帰り]
メンバー geranium
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク

写真

駐車スペース。この先を左に入って行きます。
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駐車スペース。この先を左に入って行きます。
ニッチツ住居跡。廃墟フェチには堪らないのでは。
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ニッチツ住居跡。廃墟フェチには堪らないのでは。
この道を真っ直ぐ行くのではなく、右に見える石垣の上に上がり、住居跡に入って行く。
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この道を真っ直ぐ行くのではなく、右に見える石垣の上に上がり、住居跡に入って行く。
これが登山口。目印や看板はありません。
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これが登山口。目印や看板はありません。

感想/記録

自分の駄目さ加減に苦い思いの残る山行となりました。
こういうルートは事前に下調べしてしまうと面白くないし、経験値も上がらないので、地形図と山と高原地図を頼りに出かけたのですが、ダメダメでした。

※以下は自分の反省録であり、このルートに初めて行こうと思っている方の楽しみを奪う内容なのでご注意を。

まず登山口の間違い。
赤岩峠までは一般登山道だからと地図もろくに見ず、ニッチツ住宅跡の道路を真っ直ぐ進んで堰堤を越え、登山道のある沢より一本左の沢に入り込んでしまいました。
テープとフィックスロープに惑わされました。
(一般登山道で、道なき急斜面を登って堰堤を越えるなんてことあるはずないのに、バカですね〜。)

一般登山道なのに踏み跡がないのはおかしいなと思いつつも、シーズン始めだからこんなものかと、自分に都合のいいように解釈。
どうも方向がおかしいと思い、コンパスを当ててみると、やはりおかしい。
まあでも、もし左の沢だとしたら二俣が出てくるはずなので分かるでしょ、と思ってそのまま進むと、その二俣が出てきてがっくり。

おまけに濡れた苔で足を滑らせて転倒。
GPSで間違いを確認し、そのまま沢を詰めてしまおうかとか、斜面を登って右の尾根に乗ろうかという考えも一瞬過りましたが、ドツボに嵌まりそうな気がしたので、大人しく戻りました。
登山口のことを調べると、いやでもルートの情報が入ってきてしまいますが、さすがにそれぐらいは調べておいた方がよいですね(当たり前か)。

正しい登山道は踏み跡レベルではなく、ちゃんとした登山道でした。
途中からざれてきた道にヒイヒイ言いながらも、赤岩峠に到着して一安心。

次の失敗は赤岩岳の登り。
左に巻き道があるのは見えていましたが、直登の可能性を探るべく斜面を登る。
岩峰の基部まで到着してみると、さすがにフリーソロするのは危なそうだったので、引き返して巻き道へ。
結果的に、無駄な時間と労力を使ってしまいました。

巻き道から鞍部に出て、赤岩岳は巻いてしまって登らないのかなと思いつつ、目の前にある小岩から行く先を見渡す。
ところが、念のためコンパスを当ててみると、何と縦走路は向かおうとしていた方向とほとんど逆方向。
また間違えたかと思い、赤岩峠まで戻って改めてコンパスを当ててみると、あれれ間違ってない。
巻き道を通っているうちに、方向感覚が狂ってしまったようです。
あるいは、自分は天性の方向音痴なのかも。
結局鞍部まで登り返し、踏み跡を辿って赤岩岳に登りました。
赤岩峠とはほぼ反対側から戻るようにして登る感じでした。

ここまでくればもう間違えないかと思いきや、そうは問屋は卸しませんでした。

このルートのことを根本的に勘違いしていたようで、稜線に出てしまえば行く先がはっきり見通せるのかと思っていたのですが、木があるので全く見えない。
またちょっとした岩稜歩きなのかと思っていたのも勘違いで、ほとんど木々に囲まれた痩せ尾根歩きでした。

稜線に出てからは明瞭な尾根筋を辿るだけで、地図なんて見なくていいと思い込んでいたため、途中で右に屈曲するところを直進してしまい、GPSを確認しなければ危うく奥秩父の山奥に迷い込んでしまうところでした。
(こうGPSに頼ってしまうと、もはや自力登山とは言えませんが、自分のレベルを自覚したので練習と割り切り、安全システムとして使用することにしました。)

改めて地形図をよく見てみると、各ピークで似たような尾根が分岐している。
登り返して戻ってみると、右に屈曲するところには明瞭な踏み跡があり、テープもあったのですが、なぜか真っ直ぐ道なき道を進んでしまったようです。
薄い踏み跡程度しかないと思っていたのに、登山道があることにびっくりし、さらにそれを見過ごしたことに、二度びっくり。

ここまで何度も間違えて登り返しをしたため、時間と体力を無駄に消耗。
この先を進む時間はまだありましたが、どうも注意力が不足しているようだし、また間違えて登り返しなんてことになったら…と想像すると、嫌になってしまい、しばし考えた後に撤退することにしました。

赤岩岳からの下りで足を滑らせて肋骨を傷めてしまったし、度重なる登り返しで脚に来ていたことを下山中に自覚したので、仕方ないかなと思います。
久しぶりの山登りで、体力もがた落ちしていたようです。

地形図をよく見ないで何度も失敗したことがあるのに、またしても…。
なぜ事前に地形図をきちんと読まなかったのか、そして間違えてもなおその先を確認しようとしなかったのか、我ながら謎です。
あまりにも低レベルで、苦い思いの残る山行でしたが、失敗を糧としてまた精進したいと思います。
岩場のルーファイが必要なルートだと思っていたら、樹林の中から踏み跡を探すルートだったので、ここにはもう行かないかもしれないけれど。

それにしても登山力ゼロだな、まったく…。
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この記録へのコメント

登録日: 2010/7/13
投稿数: 1058
2016/4/15 21:55
 大変参考になりました
すでに直接お話を聞いてしまったのでいまさらですが、そんなに卑下しなくてもいいのに。

下調べをしすぎるともう登ってしまったような気になってしまったり、実際に現地に赴いても写真を見すぎたせいで既視感で新鮮さに欠けたりしてしまうこともしばしば。
なるべく情報を入れないで地図を頼りに自分の実力で挑んだ方が冒険的で何倍も面白いですよね。その意気込みやヨシですよ。
ただそういうスタイルは理想ですが、体力や時間を消耗して敗退ならまだしも遭難するとシャレにならないのでワタシは無事に帰れるための情報は仕入れちゃいますけどね〜
というわけでgeraさんの敗退レコの情報ありがたく使わせていただきます ごっつあんです。

ここにはもう行かないなんて言わずに、敗退を意義あるものにするためにもまた是非チャレンジをしてくださいよっ!
登録日: 2011/6/5
投稿数: 1022
2016/4/16 4:20
 参考になって、何よりです^^。
私も遭難するのはイヤなので、GPSを持って行きました。
実際には見ませんでしたけど、いざというときのために、ガイドブックのコピーも持ってました。

地形図をよく見て、ピークごとにコンパスで方向を確認すれば、下調べなしでもダイジョビだと思いますよ。
巻くとか巻かないとかを現場で判断するのに、時間がかかるかもですけど。

私の痛恨のミスは、登山口を調べておかなかったことと、地形図をちゃんと見る必要がないと思い込んでいたことです。
表妙義がそんな感じだったので、勘違いしてしまったんでしょうねー。たぶん。

赤岩岳を直登するならまた行ってもいいかな〜という気もしますので、その気があれば教えてくださいませ。
何せ前半は歩きだけで、面白くないのです。
後半はどうなっているのか分かりませんけど。
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