【妙義山】O登山隊で妙義山 実力不足で途中ダウン
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,107m
- 下り
- 1,043m
コースタイム
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:50
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
復路:もみじの湯【タクシー】⇒ 松井田駅【電車】 |
コース状況/ 危険箇所等 |
妙義山登山における危険個所について、僕が書くまでもないでしょう。 |
その他周辺情報 | 妙義ふれあいプラザ 妙義温泉「もみじの湯」 |
写真
装備
個人装備 |
下着【長袖】
Tシャツ【長袖】
ウインドブレーカー
フリース
ズボン
靴下
グローブ×2
ライトダウンジャケット
折り畳み傘
レインコート
日よけ帽子
靴
行動食
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPSアプリ
筆記用具
携帯×2
時計
タオル×3
カメラ【携帯】
熊除けの鈴
トイレットペーパー
レジャーシート
ファーストエイドキット
常備薬
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感想
▼A隊長から妙義山に誘っていただき、参加させていだたきました。少々私の実力では厳しいかなとも思いましたが、私独りでは決して行けない所だし、色々経験が積めるというのが参加を決めた理由です。
▼前半は絶好調。桜も満開の時期に訪問できたし、鎖場も思っていたより上手にクリアできたし気分上々でした。
▼しかし、タルワキ沢登攀中、まさかの大ブレーキ。体が重く、集中力が全くない状態になった。以下原因を分析する。
【精神的スタミナが切れたという側面】
・大砲岩の上に立つことを躊躇した辺りから、自分の才能の無さに少々失望し始めていました。大砲岩は、まず5人が立つスペースがないだろうということに恐怖し、岩の上に立つことが出来ませんでした。
・年を取ったのか思ったより高所に対する恐怖感が強くなっていました。天狗の評定はなんとか登ることが出来ましたが、やはり高度にビビっていました。澄ました顔で写真を撮っていましたが、おっかなびっくり撮影している事が周囲の人間にはすぐばれてしまったくらい腰が引けていたみたいです。
・才能が無いみたいだということが薄々わかった段階で、妙義キレットの鎖に自分は挑戦できるのかと不安になってきました。
・だから、タルワキ沢分岐を見過ごし第二見晴らしまで行ってしまい、大の字に目的地が一回変更になりかけた時は、正直ホッとしたのですが、やはり初志貫徹でタルワキ沢からキレットを目指そうとなった時に、少々動揺しました。
・タルワキ沢は、急峻でしたが今思うとそんなに悲観的になるほどのコースではなかったと思います。が、何故か帰り道この沢を下りることができるのか不安になりました。タルワキ沢を下って来たある一団が、ハーネス装備の重装備集団であった為、そんな装備が必要とされている場所に自分が行こうとしているのかと考え不安に拍車がかかったからです。
・タルワキ沢登攀中、週末に掛けて少々トラぶっていた仕事にそんなに悪くない結論が出てホッとしたら、気が緩んだのか急に集中力がなくなった気がしました。そのせいか、かなり危ない足の滑らし方をしました。運よくロープを掴めたからよかったものの、下手をするとかなり滑落したのではないかと思います。その後も何度か足を滑らせ続けますが、緊張感が戻ってこないばかりか、頭はますます働かなくなり、体に力が入りにくくなりました。登攀速度もみるみる落ちて、登山隊の皆さんのスピードについていけませんでした。
・なんとかコルまで登りましたが、これ以上は登山隊に迷惑がかかると思い、皆が引き返してくるまで待っている旨申し入れましたが、A隊長から天狗岩まで頑張る様指示が出ましたので、そこまでは行ってみようと最後の気力を振り絞りました。
・天狗岩到着後、私にはこれ以上歩けるだけの気力は残っていませんでした。
【寝不足・エネルギー不足によるガス欠という側面】
・前日の金曜日、仕事でちょっとしたトラブル。対応していたら帰宅が結構遅くなり、就寝したのも12時を回っていた。すぐ眠りに落ちたとはいえ、起床は午前4時。寝不足であることは否めない。
・今回は持参した行動食がやや少なめでした。昼食で全部平らげましたが、いつもの様な低山ハイクであればそれでも十分だったのでしょうが、急峻なタルワキ沢を登攀するにはカロリー不足だったのかもしれない。
・天狗岩到着後、登山隊から一時離脱。10分程度の仮眠とチョコレートを食べたら、劇的に気力が甦ってきたことが分かった。天狗岩から麓の景色を眺めて、登ったからには下りなければならないと覚悟できるくらいに回復した。
・速度は遅かったが、タルワキ沢下りも登攀時の不安が嘘の様に下ることができた。
・大の字分岐を通過するときには、妙義山にリベンジしたいとの思いが湧いてきた。
以上より睡眠不足・エネルギー不足によるガス欠の側面も否定できない。
▼天狗岩で休憩を取る選択をした自分の判断は間違ってはいないと思う反面、やはり情けなく、自分に対し失望する事実であったことを受け入れなければならない。
▼それでも今回の登山で得たものは色々ある筈。例えば行動食の充実から始めてみるのもいいのではないかと考えている。
▼そしてもっと色々経験を積み、もう一度どこかで妙義山に挑戦したい。
▼登山内容は不満足でも、下山後の温泉と登山隊の皆さんとのお酒は最高でした。大変感謝しております。A隊長、Kさん、Fさん、N君、ありがとうございました。足を引っ張り申し訳なかったです。これに懲りずにもう一度どこかで妙義にお付き合いください。
▼今回の結果は満足いく結果ではなかったし、相馬岳にも登っていないのでヤマレコ上妙義山には登ったことにはならない様に調整しました。
【後日記】2019.1.6
題名をお取引先からO登山隊に変更しました。
行動食ですが、言って頂ければチョコ、塩飴、アミノバイタル(ゼリー)、バナナ等を御裾分けさせて頂いたのですが・・・。
次回は、白雲山縦走の前に、こっそり裏妙義で練習しましょう。
A隊長
A隊長、コメントありがとうございます。色々書いていますが、ガス欠の大きな原因はやはりビビりだと思います。ビビりや緊張はエネルギーを大量に消費しますから、ガス欠はビビりの2次的な結果だと思います。まあそれでもカロリーがが十分足りていたら、あそこまでの失速はなかったかもしれませんが・・・。いずれにせよ、経験不足だと思います。裏妙義の方が白雲山より技術的難易度が低いというのが隊長の評価ですので、隊長のご都合さえよろしければ裏妙義でご指導いただければ幸いです。今月末の筑波縦走では汚名返上のつもりで体調管理を万全にするつもりです。宜しくお願いいたします。心配は天気ですね。
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