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Yamareco

記録ID: 854346
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

長い林道そして藪漕ぎ!噂にたがわぬ男鹿岳

2016年04月27日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:00
距離
19.7km
登り
1,113m
下り
1,114m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:12
休憩
1:51
合計
10:03
5:22
63
釜沢橋駐車スペース
6:25
0:00
64
オーガ沢橋
7:29
7:45
95
大川峠
9:20
0:00
50
栗石山
10:10
11:31
27
男鹿岳
11:58
0:00
43
栗石山
12:41
12:48
67
大川峠
13:55
14:02
83
水場
15:25
駐車スペース
5:22 登山開始
6:25 オーガ沢橋
6:53 男鹿沢橋
7:29 大川峠〜朝食〜7:45
9:20 栗石山
10:10 男鹿岳〜昼食〜11:31
11:58 栗石山
12:41 大川峠〜12:48
13:55 水場〜14:02
15:25 駐車場着
天候 曇り時々晴れ
無風、暑い!
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
20:43 自宅発 - 0:14 駐車スペース着 185km

ゲート手前、釜沢橋のさらに手前、進行方向向いて左手の路肩に駐車しました。
ゲートの直前にも駐車可能なスペースがありましたが、林業関係者にどのような迷惑がかかるかわからなかったのでやめました。

駐車スペースまでの道のりは、既に雪や凍結箇所はありません。
最後の4kmが未舗装ですが、そんなに悪路ではないので助かります。
コース状況/
危険箇所等
林道状況は写真にて詳細を記載しています。

大川峠〜男鹿岳は、とにかく笹藪漕ぎ or 残雪エリアになります。
この日の状況では雪具は使用しませんでした。

藪漕ぎですが、踏み跡がかなりしっかりとあります。
ピンクテープもありがたい間隔でついているので、
「道がわからない!」という状況にはならないと思います。
その他周辺情報 あいづ亭
http://aizutei.web.fc2.com/
「道の駅たじま」からおよそ500m北にある中華料理屋さんです。
こちら方面に来たら必ず寄ってます♪

みかえりの郷彩花の湯 700円
http://www.mikaerinosato.jp/
近場に温泉が見つからなかったので塩原まで移動しました。
釜沢橋より手前では、一番近い路肩。
少し進んで振り返って撮っています。
2016年04月27日 05:25撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
4/27 5:25
釜沢橋より手前では、一番近い路肩。
少し進んで振り返って撮っています。
そして橋を渡って進みます。
2016年04月27日 05:25撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 5:25
そして橋を渡って進みます。
橋を渡るとすぐにゲートがあります。
ロープのみの簡易的なゲートですが、あけて進むと林業者の迷惑になりそうな感じでした。
2016年04月27日 05:27撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
4/27 5:27
橋を渡るとすぐにゲートがあります。
ロープのみの簡易的なゲートですが、あけて進むと林業者の迷惑になりそうな感じでした。
2〜30分ほどはこのように広い林道を進みます。
2016年04月27日 05:32撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 5:32
2〜30分ほどはこのように広い林道を進みます。
ゲート後、唯一の分岐点は右へ。
左は林業作業場の方へ行くみたいです。
2016年04月27日 15:14撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
4/27 15:14
ゲート後、唯一の分岐点は右へ。
左は林業作業場の方へ行くみたいです。
道が細くなってくると、落石箇所がたくさんあります。
2016年04月27日 06:01撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 6:01
道が細くなってくると、落石箇所がたくさんあります。
道路自体が大崩壊しています。
ぎりぎり山側をへつれます。
2016年04月27日 06:22撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 6:22
道路自体が大崩壊しています。
ぎりぎり山側をへつれます。
1時間経過してやっとこ「オーガ沢」。
2016年04月27日 06:27撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 6:27
1時間経過してやっとこ「オーガ沢」。
オーガ沢からおよそ30分ほどで男鹿沢に到着。
2016年04月27日 06:53撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 6:53
オーガ沢からおよそ30分ほどで男鹿沢に到着。
男鹿沢、めちゃきれいでした♪
2016年04月27日 06:54撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 6:54
男鹿沢、めちゃきれいでした♪
林道中も短い区間ですが、まだ残雪あります。
2016年04月27日 07:13撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 7:13
林道中も短い区間ですが、まだ残雪あります。
お!ようやく明るくて広々とした場所が見えた♪
ここが大川峠です。2時間ちょいかかりました。
2016年04月27日 07:29撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 7:29
お!ようやく明るくて広々とした場所が見えた♪
ここが大川峠です。2時間ちょいかかりました。
リボンからようやく登山開始〜(^-^;
2016年04月27日 07:46撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 7:46
リボンからようやく登山開始〜(^-^;
すぐにこの笹薮…
しばらく続きます。
2016年04月27日 08:22撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
4/27 8:22
すぐにこの笹薮…
しばらく続きます。
藪エリアを抜けると、どっと疲れが(^-^;
残雪エリアは比べ物にならないくらい歩きやすい♪
2016年04月27日 08:49撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 8:49
藪エリアを抜けると、どっと疲れが(^-^;
残雪エリアは比べ物にならないくらい歩きやすい♪
残雪と藪をちょいちょい繰り返しながら、
イメージよりはさくっと栗石山までたどり着けました♪
2016年04月27日 09:21撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 9:21
残雪と藪をちょいちょい繰り返しながら、
イメージよりはさくっと栗石山までたどり着けました♪
栗石山〜男鹿岳間は、大体雪エリアなので精神的にずっと楽!
2016年04月27日 09:46撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
4/27 9:46
栗石山〜男鹿岳間は、大体雪エリアなので精神的にずっと楽!
踏み抜くほどの深さもなく、締まっているわけでもないので、
軽アイゼンを持ってきましたが使いませんでした。
2016年04月27日 10:04撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
4/27 10:04
踏み抜くほどの深さもなく、締まっているわけでもないので、
軽アイゼンを持ってきましたが使いませんでした。
そんなこんなで、楽っと登頂♪
2016年04月27日 10:12撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
2
4/27 10:12
そんなこんなで、楽っと登頂♪
親指のみの証拠写真ではもったいないから、久しぶりに三脚使用。
2016年04月27日 10:28撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4
4/27 10:28
親指のみの証拠写真ではもったいないから、久しぶりに三脚使用。
展望は霞んでてあんまりでしたが、そんなこたぁどうでもよいのです♪
2016年04月27日 10:30撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 10:30
展望は霞んでてあんまりでしたが、そんなこたぁどうでもよいのです♪
何かと世間を騒がせているカップヌードル。
フカヒレはトロッとしてて美味しかったです!
2016年04月27日 10:44撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 10:44
何かと世間を騒がせているカップヌードル。
フカヒレはトロッとしてて美味しかったです!
山頂散策で、少しだけ南側へ歩いてみました。
これは大佐飛かな〜??
2016年04月27日 11:15撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 11:15
山頂散策で、少しだけ南側へ歩いてみました。
これは大佐飛かな〜??
謎の丸っとしたホール。
木もないのに?
2016年04月27日 11:53撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 11:53
謎の丸っとしたホール。
木もないのに?
男鹿山頂から大川峠はあっという間!
楽々〜♪

しかし本当の戦いはここからであったw
2016年04月27日 12:45撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 12:45
男鹿山頂から大川峠はあっという間!
楽々〜♪

しかし本当の戦いはここからであったw
この春、フキノトウは嫌というほど食べました♪
2016年04月27日 13:16撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 13:16
この春、フキノトウは嫌というほど食べました♪
足元に落石がなく、優しい緑に包まれているエリア。
「天使の小道」と呼んで、一人でありがたがってましたw
2016年04月27日 13:51撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
5
4/27 13:51
足元に落石がなく、優しい緑に包まれているエリア。
「天使の小道」と呼んで、一人でありがたがってましたw
林道半ばほど?にある水場。
ザックにまだ飲料はあるものの、冷たいもの欲しさに楽しみにしてました(^^)/

全部荷物を置いて腕や顔を洗って大リフレッシュ♪
2016年04月27日 14:00撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 14:00
林道半ばほど?にある水場。
ザックにまだ飲料はあるものの、冷たいもの欲しさに楽しみにしてました(^^)/

全部荷物を置いて腕や顔を洗って大リフレッシュ♪
数か所で桜も残っています。
2016年04月27日 14:08撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
1
4/27 14:08
数か所で桜も残っています。
これは珍しく名前を憶えている♪
キブシ。
2016年04月27日 14:30撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 14:30
これは珍しく名前を憶えている♪
キブシ。
疲労困憊の足に、この落石エリアはヒジョーに堪えました…
2016年04月27日 14:41撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 14:41
疲労困憊の足に、この落石エリアはヒジョーに堪えました…
天使の小道、マジ助かる〜(+_+)
2016年04月27日 14:49撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 14:49
天使の小道、マジ助かる〜(+_+)
やっとこやっとこ車も通れる道まで戻ってきました。
2016年04月27日 14:57撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 14:57
やっとこやっとこ車も通れる道まで戻ってきました。
あ〜、車が見えた〜(+_+)
2016年04月27日 15:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4/27 15:24
あ〜、車が見えた〜(+_+)
最後の橋から釜沢を見下ろします。
水が濃い青!
2016年04月27日 15:24撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 15:24
最後の橋から釜沢を見下ろします。
水が濃い青!
担々麺、ちょい辛。
最高です♪
2016年04月27日 16:33撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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4/27 16:33
担々麺、ちょい辛。
最高です♪
撮影機器:

感想

男鹿岳は、栃木百名山の中でも登頂難易度が高い部類に入ります。
ひどい藪山なので、残雪期が最もヨシとされるのですが、今期はどうしようかな〜(+_+)と諦めムードでいっぱいでした。

しかしとてもタイミングよくここのレコをアップされ、思いっきり背中を押してくださったヤマレコ仲間のpopotopipiさんのおかげで無事に登頂できました!
ありがとうございました〜〜!!(軽くサングラス探しましたが見つからず)

大きく分けて「8kmの林道往路」、「藪漕ぎの山」、「8kmの林道復路」で構成されている男鹿岳。

林道はゲートから大川峠まで、9割ほど登り続け、最後の1割ほどをゆるーく下る感じです。
元々は車も通れた道路ではあるのですが、かなり荒れ荒れ。
落石箇所、道路崩壊箇所が次々に現れます。
足元もフラットな所もあればゴロゴロした岩だらけの所、グチャグチャ箇所と多様。

「帰りは下り道だ!」と無心で進むこと2時間、ようやく広い登山口に到着。
食事をとったり、日焼け対策をしたりして登りスタートです!

序盤からひどい藪漕ぎです。
ガイドブックに「目を保護するためにサングラス」と書いてあるのですが、全く大袈裟でなく、なんども助かりました!

何しろ雪の重みで寝ていた笹たちは、揃いも揃って斜面下に向かって倒れています。
登る登山者は完全に逆目で藪を漕ぐので労力もかなりのモノ!
それが下山時では純目に変わってくれるので、とても助かるわけなのですが。

笹の海を1時間も泳いだ頃、ようやく雪が見え始めました。
ここまで来ればこっちのものです!格段と歩きやすくなり、精神的にもゆとりが生まれました♪

雪と、そう長くない藪を繰り返し歩くうちに、気が付けば栗石山、気が付けば男鹿岳。
ズボズボと踏み抜くこともなく、終えてみれば割と丁度よい時期にアタック出来たのかな?と思いました。

帰りはそれこそスルスルスルっと大川峠まで一気に♪
後は何の心配もない下り一方の林道だ〜と、思ったわけなのですが…(^-^;

全体的に疲労が大きく出てしまったようで、ペースも上がりません。
日暮れが迫っているわけでもないので、こうなったらのんびりお散歩モードで進みましょ〜。
という事で、往路を大幅に上回る時間をかけてやっとこ帰り着きましたとさ♪

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コメント

サングラス気にかけてくれてありがとうでゴザル。
今日、好日山荘でサングラス買ったよ〜!
落とさないようにストラップみたいなやつもね。
だってさ〜 アノ藪をクリアしたら帽子なんか 「エイ」って脱いじゃうじゃん!
そして引っ掛けてあっただけのサングラスはいずこ…

「天使の小道」…最高なネーミング‼︎ 歩き易くて癒しの道だよね〜(≧∇≦)
ノスターさんのレコ凄く共感するよ〜〜〜o(^▽^)o 懐かしいわ〜
私たち、水曜は裏那須に登ってたんだけど、
男鹿岳が見えそうな辺りに来たらガスっちゃったんだよね…。
まさかノスターさんが登っていたとは!

林道歩きお疲れ様でした。 帰りの林道は散歩モードじゃないと歩けないよね☆彡
2016/4/28 21:30
>popotopipiさん
ホントにナイスタイミングでありがとうございました♪
この時に登れていなかったら、おそらく今シーズンはやらなかったであろうから、
この「難度トップクラス」を残したまま1年もやもやするところでした(^-^;

なるほどwサングラスの存在を忘れて「エイ」って脱いじゃったのねw
お気持ちよ〜〜くわかりますw
自分も全部荷物投げ出して、「あ〜〜〜〜!」って伸びました!

歩きながら本当に「あ、天使の小道キターー!」とかやってましたw
やはり同時期に同じところ歩いているだけに、共感箇所が多くて嬉しいです♪♪
2016/4/28 23:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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