裏磐梯と吾妻、雪解けの花見の旅

2016年04月26日(火) 〜 2016年04月27日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 7.9km
• 登り: 351m
• 下り: 325m

天候

曇り、にわか雨、霧。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

資源涵養のため、ルートは大まかな地域を示しています。

写真

お墓参りに郷里の吾妻山方面へ。

スキー場付近には、つくし。

吾妻連峰の南側の森を散策。エノキタケのよう。

同。柄が特有のビロード状です。

ヨゴレネコノメ。

雪解けの沢のそばに。

タチツボ系のスミレ。

エンレイソウの雰囲気が好きです。

横から見たエンレイソウ。葉を広げかけ。

ニワトコ。

アヅマイチゲかな。

同。

エンゴサク。

同。

吾妻山の南山麓を東に移動。途中、まるまると肥えた、一人暮らしのニホンザル。

オシダ。

葉が大きなスミレ。

タラの木。

エンレイソウ。

エンレイソウも、雪が消えるそばから、花を咲かせる準備。

カタクリ。

同。

タラの芽も、もう5，6日で摘みごろ。

たぶん、猿が、伸びかけの芽の先を、かじったあとです。一帯で、30本ほどが、芽をかじり採られていました。

これは無事なタラ。

春。

フキノトウ。

ハンゴンソウの芽吹きと思います。

イタドリの芽。

雪が消えた地面から生えだしてきます。

同。

コシアブラ。

オオカメノキ。

スカイラインは、土湯峠と浄土平の間だけ通行可能。

一切経山の周囲で、火山性の活動がやや活発化しているためです。

高山。

磐梯山。

高山。

青紫がいい色のスミレ。

コゴミ。もう、育っています。

小さな集落の親父さんに、案内されて、水辺へ。

そこは、沢水が流れ、湿地と池が、森のなかで広がっている場所でした。水芭蕉もいっぱい。

ワサビもいっぱい。

ワサビがそこかしこに、群生。

トリカブト（猛毒）

コバイケイソウ（毒草）

東京へ帰って、ワサビは、「いじめ漬け」に。

コゴミの、ピーナッツ和え。

タラの芽。

ワサビを仕込み中。

いじめ漬け。辛みと香りがたまりません。

装備

共同装備

残雪期の足固め。

感想

tanigawa

　郷里の福島へ、春にできなかった墓参りへ。その前に、吾妻連峰の南山麓へ足を伸ばして、早い雪解けで芽吹き出した、木の芽、エンレイソウ、沢の水芭蕉、スミレなどを観察。そして偶然、出会った元開拓地の親父さんの案内で、ブナの森のなかの水辺に、広がって繁殖しているワサビも、観察してきました。
　郷里を発って、私ももう44年。高校時代は、東・中・西の吾妻山系を、毎週のようにくまなく歩いてきたはずなのに、あのころは何も見ていなかったのかもしれない。
　30キロ圏くらいの範囲に、四季ごとに多様な息づかいを伝えてくれる、美しいところだったんだなあと、再認識させられました。

　ワサビの件は、下記に。
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-119174

　いじめ漬けの作り方は、下記の日記に。
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-95425

コメント

あんび('ω')anby

こんにちは。
まるまると肥えた、一人暮 らしのニホンザルが、なんとも他人事とは思えない、共感を覚えてしまいます…

tanigawa

Re: こんにちは。
　anbyさん！　と思わず声をかけたくなるような、肉付きのいい「彼」でした。
　芽吹きの季節は、いくらでも、うまい新芽が食べられるからか、ゆったりかまえてました。