深谷・境島村で明治の偉人たちの足跡を訪ねて。
- GPS
- 05:13
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 18m
- 下り
- 18m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
旧煉瓦工場へは、廃線跡の遊歩道で行くと安全です。 煉瓦工場から渋沢栄一関連の集う血洗島方面へは、 小山川の土手が遊歩道として舗装してあり歩きやすいです。 境島村地区から道の駅おかべまでは、路肩に歩道がなく危険。 |
その他周辺情報 | 旧煉瓦工場の特別公開は5/1まで。(9時〜16時) 渋沢栄一関連施設は17時まで見学できますが、 世界遺産の田島弥平旧宅の公開は16時までです。 |
写真
装備
備考 | 昼間のアスファルト道は猛暑ですが、夕方以降は寒いですので、着るものに注意。 |
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感想
ゴールデンウィーク二日目、昨日の縦走で気持ちがへたり、穏やかな空模様だというのにやる気が出ずに午前中は家でうだうだしていました。昼前にゆっくり食事をしたくなり、とりあえず本庄市にある蔵を改造したカフェに向かってみます。
カフェでは文化的な話しをしている先客のおじさんたちが居て、そのなかの一人がどうも世界遺産の田島弥平旧宅がある、境島村にお住まいの様子。行き先は決めてないけど、ぶらり文化財巡りもよかろうと、深谷市方面に車を向かわせます。
国道17号沿いにある深谷商業高校記念館は通りから目立つけど行ったことなし。見学するつもりで駐車場が分からず道に迷っていたら、街にそぞろ歩きの人多し。今日は花のイベント、オープンガーデンフェスタで庭のきれいな家を巡っている様子。
イベント会場用の駐車場として市役所が開放されていたので、車を駐めパンフをもらい、でもまずは気になった深谷商業高校記念館へ。外から見るだけですが近くから写真撮って満足し、五月晴れに誘われ煉瓦工場跡地まで歩いてみることに。
引き込み線の跡地が遊歩道になっているところを延々と歩くこと4キロ、明治時代に建てられたあまたの歴史的建造物に使われた煉瓦を製造した工場も10年前に廃業、現在は市の所有となり、なんと今日は普段非公開の釜が特別公開していました。
敷地内にある洋館や変電室、行く途中の鉄橋等の関連施設も興味深く見学し、勢い余って郊外の渋沢栄一関連の施設まで歩いてみることにしました。川沿いの土手道を延々歩き、栄一喜寿を祝って建てられた建物や、従兄弟の尾高惇忠生家等を見学。
そして、最後に渋沢栄一生家を見て終わりにするつもりが、ついでに世界遺産までも歩きたくなり、田島弥平旧宅のある境島村まで行きました。残念ながら弥平さんのお宅は見学時間を過ぎていましたが、一族の旧宅も見て回り、満足・満足(^^)
これだけ歩いたということは帰路ももちろん大変だということで、夕暮れ迫る田んぼみちをとぼとぼと深谷市役所へ向かいます。いい加減疲れ果てた頃、自分の車だけ残る駐車場。唯一開いていた裏口から車を出し、自宅に戻りました。
ということで、結局20キロ超の舗装路歩き。オープンガーデンは今日までで見学できませんでしたが、江戸末期から明治期に日本の歴史を作ってきた先人たちの足跡を辿ることが出来ました。そして、深谷・本庄界隈は奥が深いと再認識しました。
コメント
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yamaonseさん、おはようございます。
23kmにも及ぶ歴史探訪、お疲れ様でした。
お疲れの翌日の23kmを4時間40分で歩かれるとは随分ハイペースですね。
それにしても何時も美味しそうな食事にデザート、良く研究されていますね。
深谷も結構歴史的建造物が残っているのには驚きました。
レコを楽しませて頂きました。
Landsberg
Landsbergさん、こんにちわ!
旧中山道筋の深谷、本庄は、かっては浦和や大宮よりも大きい宿場町。
おまけに幕末から明治初期にかけて現れた偉人たちの功績もあり、
かっての栄光がしっかりと残されています。
戦災にもあっていないので、古い建物が普通に残っているのがいいですね。
そしてしゃれたお店も意外とあり、グルメの街だったりもするようです。
平地だと案外ハイペースなのが、斜度が付いた途端、亀脚に変化します(爆)
やはり体重管理が重要ですね(滝汗)
yamaonseさんこんばんは。
わたくし深谷の高校に通っていたのでなんとなく気になります。
レコにあるような文化的なものは今も昔もさっぱりなんですが笑
本庄のカフェ、ステキですね。行ってみたくなりました。
本庄はまだチェックが甘いのですが、深谷は行ってみたい食堂がたくさんあります。
改めて見ると食べる物も街にあるものも、近くにたくさんあるものなんですね。
楽しい街歩き参考になりました。お疲れさまです!
pisai5さん、こんばんわ!
今回歩いた深谷の街は、仲のいい楽器仲間が住んでいることもあり、
食事をしたり、お茶をしたりと、結構頻繁に訪れています。
敷居の低い、穴場的なお店が多くあり、発掘し甲斐がありますね。
本庄のカフェ、七福神巡りの途中で発見しました。
深谷のおしゃれな雑貨店(作家さんの作品を扱っていました)といい、
こういう通な店が商売として成り立つところに文化の違いを感じます。
なんでも安ければいい、的な、チープが大量生産の群馬とは大違い(爆)
文化財も、ぶらりと歩いて国重文が2ヶ所に世界遺産が1ヶ所。
市指定文化財は数えきれずに残る埼玉北部地区、恐るべし。
やり始めたら京都まで行きたくなりそうなので抑えていますが、
今度は中山道を日本橋から(少なくとも)高崎まで歩いてみたいです。
yamaonseさん、おはようございます(´▽`)
縦走翌日もアクティブに動かれてすごいですね〜
私は1日あけないとダメみたいです…
本庄のカフェ、本当に素敵な雰囲気ですね。つみっこ定食、これはすいとんなんですか。ほっこりできそうな場所で私も訪れてみたいです。
yamaonseさんはカフェレコもお上手ですね(´▽`*)
歴史の足跡をたどるのって知的好奇心も満たされて面白いものですね。
また次のレコも楽しみにしています^^
ruisuiさん、こんばんわ!
桐生アルプス縦走翌日に舗装路23キロ、しっかり3連休最終日は寝て過ごしました
本庄のカフェ、地元郷土料理のつみっこ(=すいとん)を食べてみました。
群馬なら小麦粉をうどん状に捏ねて「おっきりこみ」になります。
栃木県佐野市には、形が耳たぶ状の「耳うどん」もあります。
そして、岩手県には名前も似ている「ひっつみ汁」もあります。
具だくさんの郷土料理、思い出すだけでつばがでそうです(笑)
歴史訪ねてグルメも味わう日帰りの旅、せっかくなので、バスで旧児玉町エリア向かい、
里山歩いたりして、一挙に両方味わってみてはいかがでしょうか?^^
本庄早稲田あたりの里山も、晩秋から早春にかけて歩くと楽しそうですよ
yamaonse さん、こんにちは。深谷は関越道の花園IC近辺しか知らないのですが、IC周辺にも古民家が点在していて雰囲気のある地域です。が、yamaonse さんが歩かれた深谷市中心の方がさらに素晴らしい感じですね(^ ^)確かJTBのウォーキングシリーズにも一部紹介されていたので私も興味を持っていた地域です。秩父地方では生糸の生産が盛んだったこともあり深谷地域もお蚕をする農家が多かったんですね。
yakidangoさん、こんばんわ!
北埼玉の街道沿い、深谷・本庄は生糸で栄えた頃の面影があちこちに残っています。
昭和レトロというより、明治・大正期で時間が止まった感じ(笑)
桐生や前橋、伊勢崎などの織物工業で栄えた町とは違って派手さはありませんが、
気に入ったものを大切に残そうとする気風、しっとりとした雰囲気があります。
子どもの頃には祖父母の家の2階でもお蚕をやっていて、時期には蚕が桑を食む音。
1階のとまっくち(群馬弁で入口のことね)でシャートントンと機を織る音。
農家では普通の光景や音が、普通に見たり聞けなくなった昨今。
こういう郊外で残っているのを見るのは懐かしいですね・・・
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