勝利の火打山、敗北の妙高山

2016年04月30日(土) [日帰り]

• GPS: 08:59
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,619m
• 下り: 1,606m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 0:42
• 合計: 8:59

4:53 笹ヶ峰登山口
5:26 5:27 黒沢橋
7:25 7:25 高谷池ヒュッテ
7:45 7:45 天狗の庭
8:17 8:18 ライチョウ平
8:55 8:55 火打山
10:08 10:08 茶臼山
10:22 10:26 黒沢池ヒュッテ
10:39 11:10 大倉乗越
11:44 11:45 黒沢池ヒュッテ
12:15 12:17 黒沢丸太橋
12:35 12:36 富士見平分岐
13:22 13:23 黒沢橋
13:52 笹ヶ峰登山口

天候

晴れのち曇り　前日に積雪30-50cm

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹ヶ峰

コース状況／危険箇所等

十二曲りが凍結してステップが無い場合は滑ります。不安な方はアイゼンを。
(もうこれからの季節は心配ないかもしれませんが)
十二曲りから上、火打山へは特に危険箇所ありません
妙高山へは乗越からの下降ポイントが雪質によっては難儀です。

写真

4/30 4:56

本日は火打山、妙高山に来ました。
前日の夜に思いつきで決定（これがアダとなりましたが）
積雪があったからなのか、そもそもなのか分かりませんが人はそれほど多くない印象。

4/30 4:56

入り口から薄っすらと積雪があります

4/30 5:23

登るとドンドン積雪が増えていきます。
空気もひんやりしていて完全に冬山アゲイン

4/30 6:29

先行者の方が三名ほどいらっしゃいました。
アイゼン無しで登りましたが十二曲だけはアイゼンつけたほうがよかったかもです。

4/30 6:38

青空！！！

4/30 6:53

今日は完璧な日だ。
あれは高妻山かー

4/30 6:54

気に隠れているけれど北アルプスもいい感じ。
でもここでこの気温、雪だとあちらはまさに冬山仕様でしょうね。

4/30 6:54

そして誰の足跡もなくなった。

4/30 6:54

積雪はこんな具合。潜る潜る。

4/30 6:55

火打山！

4/30 7:14

斜面のトラバース。
早朝は凍っていて少し緊張しました。

4/30 7:14

ヒュッテが見えてきた

4/30 7:25

ヒュッテ到着。人が中にいるようだけれどオープンしているのかな？？

4/30 7:45

どーん

4/30 7:45

広い雪原にあるのは自分の足跡だけ。
これが好き。

4/30 7:47

火打山、影火打、焼山

4/30 8:23

登ってきました。後半戦の妙高山が見えます。尾根伝いに行ける感じか？

4/30 8:23

高妻山
山頂直下のあの急斜面は忘れない。春シーズンは楽しめる感じなのか。

4/30 8:23

斜面はそれほど傾斜もなく雪質もよく快適そのもの

4/30 8:27

ラッセルってほどではないですが新雪がモフモフです

4/30 8:29

誰の足跡もない穢れ無き火打山
思う存分踏みつけましょう。

4/30 8:29

北には日本海

4/30 8:40

なにぃー、足跡がすでにあるだと。。。
小動物なら許そう（山はみんなのものです(現実には私有地も多いですが)）

4/30 8:40

あと少し

4/30 8:40

振り返ると妙高山

4/30 8:58

着いた！

4/30 8:59

前日の雪の造形1

4/30 9:00

前日の雪の造形2

4/30 9:01

焼山方面
真っ白

4/30 9:01

この焼山の隣に見えるのが雨飾山かな。
見覚えのある斜面が見える。

4/30 9:01

いつも気になるたぶん採掘場っぽい山。
どこなんだろう？

4/30 9:01

気持ちの良さそうな縦走路だなー

4/30 9:01

焼山

4/30 9:01

日本海

4/30 9:02

さて、妙高山も控えているし下りますか

4/30 9:02

あれ、なにやら怪しげな雲が

4/30 9:02

こちらも。噴煙っぽく雲が湧きだしてきました。

4/30 9:09

先を急ぎましょう

4/30 9:13

こことか滑ったら気持ちいいんだろうなー

4/30 9:19

バッチリ自分のトレースを刻んで下山
「勝利の火打山」

4/30 9:44

さて、次は妙高山です。来た道から分岐して目指します。

4/30 9:57

雪庇

4/30 10:19

小屋らしきものが見えました
あの外輪山の向こうか

4/30 10:51

外輪山からの妙高山

4/30 10:51

天気が悪い。。。テンション下がる

4/30 11:13

目の前に見えて時間的にも体力的にも余裕でピークを踏める。。
はずだけれども、大倉乗越からの下降点が難しい。
傾斜がゆるめなところを下ってみますが、それでも傾斜が強い、おまけに雪のつきが半端無く悪い上、そこに新雪が乗り、時間的にも雪がゆるんできていてアイゼンがまっーーたく効きません

4/30 11:13

覚悟を決めて降りたとしても登るのがダルそう。おまけに天気も悪いし一人だしつい最近遭難事故があったばっかりだし。。
と考えているうちに気持ちで負けました。撤退決定
「敗北の妙高山」
前日にいきなり決めてルートの事前調査が中途ハンパだったので敗北は必然でしたね。反省。

4/30 11:49

そうと決めたら降りましょう

4/30 11:54

広い雪原

4/30 12:54

足跡は多数

4/30 13:04

だいぶ降りてきました

4/30 13:27

橋の上の雪も融け

4/30 13:27

はあ。妙高は心残り、、いや、でも火打山は最高だったしいいや。

4/30 13:57

ゴール

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

ファイントラック エバーブレスフォトン Tシャツ フラッドラッシュスキンメッシュロングスリーブ 靴下:ドライマックス グローブ 帽子 OMM ULTRA15 行動食 ハイドレーション ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 GPSウォッチ BD ウルトラディスタンス ピッケル アイゼン

備考

水が足りない

感想

hirotieee

GW前半、本来であれば尾瀬にテント泊でもしようかと思っていましたが冬型の大荒れの天気のようなのでやめて妙高、火打に日帰り登山に。
前半の火打山は前日のまさかの積雪で気温も低く、完全に冬が舞い戻ってきたような冬山で最高の山行。
妙高山はちょっとナメていました。
乗越の雪の状態が悪くさらにそこに新雪が乗っかり一人で挑むのは少しシンドイ状況だったので撤退することに。
火打山より先に登って雪が緩む前ならなんとかなったかもしれませんし、下調べ、読図等々入念にやっていればその場の判断でもなんとかできたでしょうが、そういうのを怠っている以上無理は禁物。「いや、登れたはず。。。」と後悔もしましたが、各地で遭難多発、さらについ先日妙高山で遭難された方がいたことを思えば適切な判断だったと思います。
山はここに在るわけだしまた来れば良いだけです。
GW後半は尾瀬、ラスト2日は槍ヶ岳に挑みたいと思います。