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Yamareco

記録ID: 859145
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(GW富士宮ルート)

2016年05月02日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:54
距離
9.8km
登り
1,456m
下り
1,449m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:51
休憩
1:03
合計
5:54
8:24
8:24
4
8:28
8:28
25
8:53
9:01
20
9:21
9:23
30
9:53
9:57
30
10:27
10:29
19
10:48
10:58
29
11:27
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2
11:29
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12
11:41
11:54
8
12:02
12:02
5
12:07
12:08
31
12:39
12:40
13
12:53
12:59
12
13:11
13:23
15
13:38
13:38
10
13:48
13:49
11
14:00
14:03
3
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
八合目池田館
水ヶ塚から。やはり雪少ない。水ヶ塚は何やら新建屋が工事中
水ヶ塚から。やはり雪少ない。水ヶ塚は何やら新建屋が工事中
恒例の、宝永登山口から。雪なし
恒例の、宝永登山口から。雪なし
6合目バリケードなし。融雪水すらない
6合目バリケードなし。融雪水すらない
新七。ここまで上がってきている外国人軽装者団体あり
新七。ここまで上がってきている外国人軽装者団体あり
愛鷹山だろう。このあと間もなく、2200m以下は低い雲に覆われた
愛鷹山だろう。このあと間もなく、2200m以下は低い雲に覆われた
えーと、元七。夏道を来ました
えーと、元七。夏道を来ました
八合目を見上げる。夏道はほぼ積雪なし
八合目を見上げる。夏道はほぼ積雪なし
宝永側の雪渓を直登する人多数
宝永側の雪渓を直登する人多数
八合目までは夏道で行けた。しかし、八合目の手前で突然、Zポールの石突きが陥没して壊れた。これで、手元のポールは左右とも使えなくなった
八合目までは夏道で行けた。しかし、八合目の手前で突然、Zポールの石突きが陥没して壊れた。これで、手元のポールは左右とも使えなくなった
八合目から上の雪渓の様子
八合目から上の雪渓の様子
8合目からの夏道はまだかろうじてノーアイゼンで行けるので、雪渓を避けて夏道を行く
8合目からの夏道はまだかろうじてノーアイゼンで行けるので、雪渓を避けて夏道を行く
金の成る木あたりから上を望む。雪渓気持ちよさそう
金の成る木あたりから上を望む。雪渓気持ちよさそう
9合目手前。ノーアイゼンなのでなるべく雪を避けて登る
9合目手前。ノーアイゼンなのでなるべく雪を避けて登る
9合目から上は鳥居の左の夏道を行く
9合目から上は鳥居の左の夏道を行く
9.5合手前。まだツボ足
9.5合手前。まだツボ足
9.5合目でチェーンスパイク装着、ピッケル装備
9.5合目でチェーンスパイク装着、ピッケル装備
頂上直下の雪渓ど真ん中にある岩場にかろうじて取り付いた。
雪がぐずぐずで、チェーンスパイクではまるでグリップしない。
やはり12爪で来るべきだったと激しく後悔しているところ
頂上直下の雪渓ど真ん中にある岩場にかろうじて取り付いた。
雪がぐずぐずで、チェーンスパイクではまるでグリップしない。
やはり12爪で来るべきだったと激しく後悔しているところ
それでも山頂直下の夏道ロープに何とか辿り着いた。ここまで来れば登るのは何とかなるだろう。問題は下りなのだが、それはさておき
それでも山頂直下の夏道ロープに何とか辿り着いた。ここまで来れば登るのは何とかなるだろう。問題は下りなのだが、それはさておき
富士宮口頂上は雪がそれなりに残っている
富士宮口頂上は雪がそれなりに残っている
剣ヶ峰も雪たっぷりっぽい
剣ヶ峰も雪たっぷりっぽい
馬の背。このくらい雪があると、風さえ強くなければかえって登りやすいかも
馬の背。このくらい雪があると、風さえ強くなければかえって登りやすいかも
剣ヶ峰着。ゆっくり来たので3時間半。ゆっくり過ぎた。ここまで埋まってるのは初めて見た
剣ヶ峰着。ゆっくり来たので3時間半。ゆっくり過ぎた。ここまで埋まってるのは初めて見た
測候所屋根まで積雪がある
測候所屋根まで積雪がある
その屋根越しに南アが見えた。素晴らしい
その屋根越しに南アが見えた。素晴らしい
剣ヶ峰はアメダス12時-1.5℃だそうで。風は5~10m/s程度か
まったく寒くない、本当に好天だ
剣ヶ峰はアメダス12時-1.5℃だそうで。風は5~10m/s程度か
まったく寒くない、本当に好天だ
お鉢も雪たっぷりだなあ。今回はシュプールも見当たらない
お鉢も雪たっぷりだなあ。今回はシュプールも見当たらない
お鉢巡りも考えていたけれど、剣直下がこんな状態で、とてもトラバースできない、僕には到底無理だ。
お鉢巡りも考えていたけれど、剣直下がこんな状態で、とてもトラバースできない、僕には到底無理だ。
駒ヶ岳から御殿場口山頂を見下ろしたところ。こちらも埋まってる
駒ヶ岳から御殿場口山頂を見下ろしたところ。こちらも埋まってる
いや、まったく余裕ありませんでした。這う這うの体で下ります。
12爪の人たちがサクサク下りていく中、僕はカニのように横這いしながらチェーンスパイクで一段一段ステップを作ってのろのろ下りるのです。
まずは写真右手に見える平坦部を目指して斜め下へトラバースしてるのだけど、もうね、生きた心地がしないです。9.5合目まで30分以上かかった。チェーンスパイクのメリットは、このデメリットで帳消しになってる
いや、まったく余裕ありませんでした。這う這うの体で下ります。
12爪の人たちがサクサク下りていく中、僕はカニのように横這いしながらチェーンスパイクで一段一段ステップを作ってのろのろ下りるのです。
まずは写真右手に見える平坦部を目指して斜め下へトラバースしてるのだけど、もうね、生きた心地がしないです。9.5合目まで30分以上かかった。チェーンスパイクのメリットは、このデメリットで帳消しになってる
何とか9.5合目着。うーん、この傾斜でシリセードは無理。去年はやってたような気もするけれど、今回はとてもそんな気分にはなれない
何とか9.5合目着。うーん、この傾斜でシリセードは無理。去年はやってたような気もするけれど、今回はとてもそんな気分にはなれない
9合目を望む。とにかく雪を避けながら下る
9合目を望む。とにかく雪を避けながら下る
8合目まで下りてきてようやく安堵した。ここからなら雪の上を歩かずに下ることができる
8合目まで下りてきてようやく安堵した。ここからなら雪の上を歩かずに下ることができる
下りのときに5合目が見えてるのも珍しい気がする。多くの場合ここらへんで雲の中に突入しているので
下りのときに5合目が見えてるのも珍しい気がする。多くの場合ここらへんで雲の中に突入しているので
新七の直下が、夏道が雪で埋もれていて厄介だ。ここも傾斜が急なので雪上を歩きたくない。右手のガレ場を下りて、ブル道に合流した
新七の直下が、夏道が雪で埋もれていて厄介だ。ここも傾斜が急なので雪上を歩きたくない。右手のガレ場を下りて、ブル道に合流した
何とか無事戻りました。やれやれ
何とか無事戻りました。やれやれ
5合目から富士山拝めたけれど、2200m以下は雲に覆われて、下界からは富士山見えなかった
5合目から富士山拝めたけれど、2200m以下は雲に覆われて、下界からは富士山見えなかった

装備

個人装備
靴:バハダ2ミッド(初代)

感想

恒例のGW富士山、また無謀なチェーンスパイクで自らを危険に陥れた。アホだ。今の時期はきちんと12本爪で行くべきでした。

今年の富士山スカイライン冬季閉鎖解除は4/28(木)。富士山の雪はとても少ないように見える。

5/2はこのGW期間中では晴れて暖かく風も比較的弱いという絶好の富士登山日和の予報だったので、伊豆50kmトレランから中1日で疲労が残っていたが強行した。期待していたようなスカッとした快晴ではなく、水蒸気多めな淡い感じの一日ではあったが、天気には恵まれた。

12爪かチェーンスパイクかで直前まで悩んでいた。雪が少ないとはいえ9合5勺から上ではいつも苦労しているので12爪がいいのは承知していた。一方で雪用靴と12爪の重さには辟易しているので、性懲りもなくバハダ2ミッドとチェンスパイクで行ってしまった。バハダ2ミッドはいいのです、これは雪上歩行でも日帰り程度なら浸水してこない、トレランシューズとは思えないくらい極めて優れものの登山靴なのです。問題はチェンスパイクの使い方なのだ。チェンスパイクはやはり斜度の緩いところでしか使うべきではないのだろう。できることなら、バハダ2ミッドに12爪が装着できればいいのだけれど、僕の手元のアイゼンはセミワンタッチでバハダ2には合わない。ストラップ式の12爪なら装着できるだろうか? 

結局、下りで時間かかっているので、チェーンスパイクで足元を軽くしてスピードを稼ぐ作戦としては殆ど奏功していない。だったら安全面を考えれば12爪のほうが有利だ。

今回はタイムアタックせずに歩いたので登りもいつもより大幅に時間がかかっているけれど、おかげであまり疲れずに済んでよかった(正確には、もともと疲労は残っていたが、それをさらにひどくするような状態にはならなかった)。山を楽しむにはこのくらいゆっくり目がいいのかもしれない。

水分:持参2L(水1L, アクエリアス0.5L, 保温コーヒー0.5L)、消費1L。食料消費:おにぎりx1、稲荷x2、大福x2、煎餅小袋x1。

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