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Yamareco

記録ID: 859256
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ハイキング
富士・御坂

毛無山 * 隠れ急登と雲隠れの富嶽 *

2016年05月02日(月) [日帰り]
 - 拍手
ピアソラ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:48
距離
8.5km
登り
1,181m
下り
1,179m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:54
休憩
0:45
合計
7:39
8:50
107
10:37
10:38
120
12:38
12:39
12
12:51
12:53
10
13:03
13:33
51
14:24
14:29
11
14:40
14:42
83
16:05
16:09
20
16:29
毛無山駐車場
○ CT(標準) : 6時間45分
○ CT(実績) : 6時間30分 (休憩含まず)
天候 ○ 天気 : 晴れ 時々 曇り。
○ 風速 : 普通(5m/s程度)。
○ 気温 : やや暑め(10℃くらい)。
○ 視程 : かなり短め。
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○ 往路
 ・6:00 {自宅} - 6:45 国立府中IC
 ・6:45 国立府中IC - 7:45 河口湖IC
 ・7:45 河口湖IC - 8:30 麓有料駐車場
  ※高速を下りて国道139号線をしばらく進み、道の駅朝霧高原を
   越えたあたりで「ふもとっぱら」方面へ右折(鋭角)します。
コース状況/
危険箇所等
○ 麓有料駐車場の利用料は500円/日です(基本前金)。
○ 1合目から9合目までほぼ絶え間なく急登が続きます(ロープ場数ヵ所)。
  必ずしも危険ではないですが、登山口からの標高差は1000m以上あります。
 このため「隠れ急登」と呼ばれているようです。
○ 稜線は比較的なだらかな道です。
○ 地蔵峠からの下山路は登山路ほど急ではないですがかなりガレています。
  数ヵ所の渡渉やロープ場もあり、終始気の抜けない印象です。
  (特に、雨が降ったあとは、沢の増水に注意しましょう)
○ 道標やテーピングは多数ありトレースも明朗なため、道迷いはまずないでしょう。
その他周辺情報 (1) トイレ
 コース上には一つもありませんでした。
 アクセスの途中(コンビニ等)で済ませておくのが良いでしょう。

(2) 登山ポスト
 見つけられませんでした。

(3) 温泉施設
 下山後、西湖の湖畔にある温泉施設「いずみの湯」に行きました。
 ぬるめ適温(源泉36℃)でいつまでも浸かってられるお湯です。
  ※営業時間(平日・日曜) : 10:00 〜 21:00(最終受付:20:30)
  ※料金 : 900円/人
  ※参考HP : http://www.hamayouresort.com/hotspa/izumi/
麓の有料駐車場からスタート!正面に毛無山(けなしやま:1964m)の山頂部が見えます。なんかでかくてかなり手強そう💦。
2016年05月02日 08:46撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
5/2 8:46
麓の有料駐車場からスタート!正面に毛無山(けなしやま:1964m)の山頂部が見えます。なんかでかくてかなり手強そう💦。
駐車場を出てすぐのところにニリンソウが咲いてました。
2016年05月02日 08:50撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/2 8:50
駐車場を出てすぐのところにニリンソウが咲いてました。
はさみ岩。けっこう大きな岩がゴロゴロして歩きづらいです。
2016年05月02日 09:17撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
5/2 9:17
はさみ岩。けっこう大きな岩がゴロゴロして歩きづらいです。
ロープ場も登場。ますます嫌な予感💦。
2016年05月02日 09:21撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/2 9:21
ロープ場も登場。ますます嫌な予感💦。
不動の滝。僕の単焦点レンズのカメラでもこんなに大きく撮れてしまうほど迫力ある滝でした!日本百名瀑に選ばれていないのが不思議なくらい。
2016年05月02日 09:34撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
2
5/2 9:34
不動の滝。僕の単焦点レンズのカメラでもこんなに大きく撮れてしまうほど迫力ある滝でした!日本百名瀑に選ばれていないのが不思議なくらい。
毛無山の名物おじさんに遭遇。なにやらこれまでに1300回以上も登られているようです。若い頃は1日に4回登られたことも。す、すごい!そのおじさん曰く、ここは「隠れ急登」と呼ばれているとのこと。やっぱりー、そんな気がしたぁ(涙)。
2016年05月02日 09:52撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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5/2 9:52
毛無山の名物おじさんに遭遇。なにやらこれまでに1300回以上も登られているようです。若い頃は1日に4回登られたことも。す、すごい!そのおじさん曰く、ここは「隠れ急登」と呼ばれているとのこと。やっぱりー、そんな気がしたぁ(涙)。
花弁の直径が1cm程度のちっちゃいリンドウがところどころに咲いてました。
2016年05月02日 10:33撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/2 10:33
花弁の直径が1cm程度のちっちゃいリンドウがところどころに咲いてました。
6合目付近(1500mくらい)。このあたりはまだ冬の装いだなー、と空を見上げていたら、パラグライダーが飛んでました!僕も一度はやってみたいな。
2016年05月02日 11:03撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/2 11:03
6合目付近(1500mくらい)。このあたりはまだ冬の装いだなー、と空を見上げていたら、パラグライダーが飛んでました!僕も一度はやってみたいな。
こまめに休みを挟み、やっと7合目に到着。もうコースタイムは気にしません!
2016年05月02日 11:26撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
5/2 11:26
こまめに休みを挟み、やっと7合目に到着。もうコースタイムは気にしません!
稜線に出てすぐのところにある「北アルプス展望台」という名の岩の上に登ると、南アルプスの白い稜線がかろうじて見えました。北アルプスは残念ながら見えませんでした。
2016年05月02日 12:27撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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5/2 12:27
稜線に出てすぐのところにある「北アルプス展望台」という名の岩の上に登ると、南アルプスの白い稜線がかろうじて見えました。北アルプスは残念ながら見えませんでした。
稜線上の道は比較的なだらかでしたが、山頂まであとわずかというところでついに父の足が悲鳴をあげました。腿がどうにもツって辛いので、最高点へは僕独りで行き、手前の山頂で落ち合うこととしました。
2016年05月02日 12:31撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/2 12:31
稜線上の道は比較的なだらかでしたが、山頂まであとわずかというところでついに父の足が悲鳴をあげました。腿がどうにもツって辛いので、最高点へは僕独りで行き、手前の山頂で落ち合うこととしました。
山頂(1946m)をスルーし、単身最高点(1964m)を目指します。山頂から最高点までは草原状になっていて、今回のコースのハイライトとも呼べるような場所でした。父にも一目見せたかった。
2016年05月02日 12:42撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/2 12:42
山頂(1946m)をスルーし、単身最高点(1964m)を目指します。山頂から最高点までは草原状になっていて、今回のコースのハイライトとも呼べるような場所でした。父にも一目見せたかった。
ここが最高点。縦走路からほんの少し外れた分かりづらい場所にありました。
2016年05月02日 12:54撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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5/2 12:54
ここが最高点。縦走路からほんの少し外れた分かりづらい場所にありました。
再び山頂へと戻って、父と記念撮影(撮影を申し出て頂いたハイカーの方に感謝です)!ポーズをとる際、帽子を取って「毛無バージョン!」と自虐ネタを披露する父(笑)。気丈に振る舞っていましたが、このとき既に相当疲れていたはずです。
2016年05月02日 13:31撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
7
5/2 13:31
再び山頂へと戻って、父と記念撮影(撮影を申し出て頂いたハイカーの方に感謝です)!ポーズをとる際、帽子を取って「毛無バージョン!」と自虐ネタを披露する父(笑)。気丈に振る舞っていましたが、このとき既に相当疲れていたはずです。
せめて富士山の絶景が見られれば少しは気休めになったはずですが。。。これは一瞬雲間から顔を覗かせた富士山。この日はこれが限界でした。
2016年05月02日 13:30撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
3
5/2 13:30
せめて富士山の絶景が見られれば少しは気休めになったはずですが。。。これは一瞬雲間から顔を覗かせた富士山。この日はこれが限界でした。
富士山を諦めて下山開始。その矢先、(行きはスルーしてましたが)山頂直下の登山道の傍らにバイカオウレンのプチ群生を発見しました。
2016年05月02日 13:39撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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5/2 13:39
富士山を諦めて下山開始。その矢先、(行きはスルーしてましたが)山頂直下の登山道の傍らにバイカオウレンのプチ群生を発見しました。
少し遅めの春の妖精です。とても可憐です。
2016年05月02日 13:38撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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5/2 13:38
少し遅めの春の妖精です。とても可憐です。
お昼休憩を挟んで少しは元気を取り戻した父。下りということもあり、軽快に足を運びます。ちょっと安堵です。
2016年05月02日 13:42撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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5/2 13:42
お昼休憩を挟んで少しは元気を取り戻した父。下りということもあり、軽快に足を運びます。ちょっと安堵です。
ただ、それもここ(地蔵峠)まで。
2016年05月02日 14:37撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
5/2 14:37
ただ、それもここ(地蔵峠)まで。
ガレすぎ💦。父ダメージ大(涙)。けっこうこのようなガレ場がずっと続きました。
2016年05月02日 14:48撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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5/2 14:48
ガレすぎ💦。父ダメージ大(涙)。けっこうこのようなガレ場がずっと続きました。
イワカガミは間もなく開花しそうです。が、父に花を楽しむ余裕は既にありません。
2016年05月02日 15:00撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
1
5/2 15:00
イワカガミは間もなく開花しそうです。が、父に花を楽しむ余裕は既にありません。
渡渉数回。ロープ場数回。気の抜けない下りが続きます。
2016年05月02日 15:16撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
5/2 15:16
渡渉数回。ロープ場数回。気の抜けない下りが続きます。
比丘尼の滝。比丘尼(びくに)がPCで一発で変換できたので少し驚きました。
2016年05月02日 16:06撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
5/2 16:06
比丘尼の滝。比丘尼(びくに)がPCで一発で変換できたので少し驚きました。
やっと駐車場に戻ってきました。既にほうほうの体の父。父には少しハードすぎたようです。かなり反省。今度またお手軽なやつを企画するので、気を取り直してまた一緒に行きましょう。
2016年05月02日 16:30撮影 by  GR DIGITAL 4 , RICOH
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5/2 16:30
やっと駐車場に戻ってきました。既にほうほうの体の父。父には少しハードすぎたようです。かなり反省。今度またお手軽なやつを企画するので、気を取り直してまた一緒に行きましょう。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

簡単安全で、眺めの良い山であればOKなり。

というのが、父からのオーダーだった。にも関わらず、
よりによって真逆の条件の山を選んでしまったようだ。我ながら反省だ。
せめて富士山が綺麗に見られれば良かったのだが。

疲れすぎた父は、下山後に食事も喉を通らないほどだった。可哀想なことをした。
今回がきっかけで山を嫌いにならないことを願うばかりだ。

山を名前で選んでしまったこと(父には毛が無い)と、
時間がなくて事前リサーチを怠ったことが全ての敗因のように思う。

次回こそは、父の言う条件を全てクリアした「良い山」に連れていきたい。

P.S.
毛無山が「悪い山」ということではありません。

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