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記録ID: 859319 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走槍・穂高・乗鞍

幸運の槍ヶ岳

日程 2016年04月29日(金) 〜 2016年05月01日(日)
メンバー kuro_a, その他メンバー1人
天候4/29 晴れ時々曇り
4/30 晴れのち暴風雪
5/1 雨のち晴れ
アクセス
利用交通機関
電車バス
松本~上高地:臨時列車&バス
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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歩くペース 0.8〜0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち69%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

2日目
山行
5時間33分
休憩
2時間54分
合計
8時間27分
宿泊地05:0405:37槍沢大曲り06:19槍沢・天狗原分岐07:15坊主岩屋下08:38槍ヶ岳山荘09:3209:42槍ヶ岳10:5010:59槍ヶ岳山荘11:4912:26坊主岩屋下12:45槍沢・天狗原分岐12:4713:04槍沢大曲り13:31宿泊地
3日目
山行
4時間23分
休憩
1時間41分
合計
6時間4分
宿泊地08:4008:50赤沢岩小屋(ババ平)09:11槍沢ロッヂ09:2509:52二ノ俣10:01一ノ俣10:0210:14槍見河原10:54横尾 (横尾山荘)11:1711:57新村橋(パノラマ分岐)11:5812:09徳澤園13:0413:50徳本口(徳本峠分岐)13:54明神館13:5514:32河童橋14:38上高地バスターミナル14:4414:44ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
肩の小屋~槍ヶ岳山頂:梯子直下は雪が残っており、慎重なピッケル&アイゼン操作が必要です。浮石もあります。
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図 [pdf]
2016年05月の天気図 [pdf]

装備

共同装備 テント

写真

賑わうバスターミナル。粉雪が舞っていた。
2016年04月29日 07:05撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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賑わうバスターミナル。粉雪が舞っていた。
やがて晴れ間が広がり始めた
2016年04月29日 07:15撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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やがて晴れ間が広がり始めた
お猿も日向ぼっこしながら蚤取りをしている
2016年04月29日 08:30撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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お猿も日向ぼっこしながら蚤取りをしている
徳沢のテント場。この時は数張り程度。ロッジが復活したからお風呂も入れますね♪
2016年04月29日 08:58撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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徳沢のテント場。この時は数張り程度。ロッジが復活したからお風呂も入れますね♪
横尾も大賑わい
2016年04月29日 10:13撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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横尾も大賑わい
1
ババ平。一部に地面が露出したところがあって、そこにテントを張りました。寝心地は今一だったけど、傍らの雪壁が風除けになってくれた。
2016年04月30日 05:10撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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ババ平。一部に地面が露出したところがあって、そこにテントを張りました。寝心地は今一だったけど、傍らの雪壁が風除けになってくれた。
3
翌朝、歩き始めます
2016年04月30日 05:11撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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翌朝、歩き始めます
陽がさして来ました
2016年04月30日 05:11撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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陽がさして来ました
所々にデブリが
2016年04月30日 05:28撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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所々にデブリが
稜線が明るく照らされます
2016年04月30日 05:49撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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稜線が明るく照らされます
1
よく見ると、いくつもの雪崩跡が
2016年04月30日 05:50撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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よく見ると、いくつもの雪崩跡が
急傾斜に息があがります
2016年04月30日 06:14撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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急傾斜に息があがります
2
空が青い
2016年04月30日 06:14撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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空が青い
しんどい
2016年04月30日 07:05撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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しんどい
2
穂先が見えた♪
2016年04月30日 07:05撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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穂先が見えた♪
下方に上ってくる人達の行列が見えます
2016年04月30日 07:05撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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下方に上ってくる人達の行列が見えます
小屋の硝子窓が陽に輝きます
2016年04月30日 07:06撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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小屋の硝子窓が陽に輝きます
2
もう少し
2016年04月30日 07:37撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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もう少し
稜線に到着。飛騨沢方向を覗く。
2016年04月30日 08:53撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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稜線に到着。飛騨沢方向を覗く。
参りましょう
2016年04月30日 08:53撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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参りましょう
1
色々あったが、山頂に立てました
2016年04月30日 10:16撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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色々あったが、山頂に立てました
5
小屋まで戻ると、空模様が怪しくなり始めました
2016年04月30日 11:40撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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小屋まで戻ると、空模様が怪しくなり始めました
青空が消えた。この後、テン場に着いた直後、暴風雪になりました。
2016年04月30日 12:12撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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青空が消えた。この後、テン場に着いた直後、暴風雪になりました。
翌朝、雨が止む頃から下山開始
2016年05月01日 08:47撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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翌朝、雨が止む頃から下山開始
ルリビタキ?
2016年05月01日 10:14撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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ルリビタキ?
4
ニリンソウの群生ですね
2016年05月01日 13:40撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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ニリンソウの群生ですね
2
残雪を纏った山々は、やっぱり美しい
2016年05月01日 13:59撮影 by PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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残雪を纏った山々は、やっぱり美しい

感想/記録
by kuro_a

楽しみにしていたGW。微妙な天気予報を気にしながらも、隊長と示し合わせて、上高地入りした。臨時便で朝6時半頃に到着したバスターミナルは粉雪が舞っているが大勢の登山者で活気がある。ゆっくりと支度し景色を楽しみながら歩く。やがて青空が広がり始める。高空を行く飛行機が引く航跡が美しい。お猿もリラックスして昼寝している。徳沢、横尾と過ぎ道に雪が残るようになった。上り坂がきつくなり始めると、久しぶりの山行に太股の筋肉が弱音を吐く。ババ平に到着した時はほっとした。

残雪期とは思えないほど暖かい夜を過ごして、4時起床、5時出発。行く手の斜面を陽が明るく照らし始めるとテンションも急上昇だ。
遠く殺生ヒュッテ、肩の小屋が見える。小屋の硝子窓が太陽を反射して鋭く光っている。急傾斜に喘ぎながら歩き続ける。傍らをBCスキーヤーが滑り降りていく。穂先を見ては力をもらい踏ん張り続けて、ようやく肩の小屋に到着した。

急いで用意を整える。やはり頂上直下に雪がしっかり着いている。下りでは様子によっては隊長を確保できるようにハーネスを着け、ロープを持ち、穂先へと進み始めたが、雪渓に突入した所で、隊長が戻ると言う。とても残念だが無理強いは出来ない。
分かれて雪渓に突入した。かなり登山者が多く、難所では数珠繋ぎ状態だ。上り下り相互に様子を窺いながら道を譲り合って進んだ。雪渓の中間箇所で、少し停滞。下りてきたパーティがロープを出そうか相談を始めた。時間が掛かりそうなので、先に上がらせていただきたい旨を伝えて、少し横にずれて再び上り始めた。雪は適度に締まっておりピッケルとアイゼンは良く効く。

雪面を見ながら慎重に上っていると、突然、あっと言う声が聞こえすぐ左側に人が倒れて来た。真下の人が支えたのだろうそれ以上の落下は止まった。しかし真っ逆さまだ。周囲の人達も私も驚愕しながらも必死に彼の四肢を掴んだ。見ると一斗缶程もある岩を抱いている。岩が落ちると叫び声が聞こえた。下には行列が出来ており10人以上が雪に取り付いている、さらに岩角を越えて見えない場所にも沢山の人達がいるのは間違い無い。死に物狂いで彼の右脚を抱き締めた。皆が口々に下方に向かい、よけて、逃げてと叫ぶ。離しては駄目だと逆さまになった人に言う人、離せという人、いややっぱり駄目だという声が交錯した。
岩を抱いた彼は必死な様子で岩を動かして安定した雪面に据えてくれた。そこで徐々に彼の姿勢を上下入れ替える事が出来た。僅か数分の事だったのだろうが物凄く長く感じた。

気を取り直して山頂へ上がったが、何か気もそぞろで、写真を二枚撮って降りた。隊長に何が起きていたか話す。隊長が引き返さなかったら、私の直後にいてまともにぶつかっていたかもしれないと思う。虫の知らせがあったのかもしれない。

一休みしていると俄かに雲が沸き風が勢いを増した。急いでババ平めがけて下る。途中で尻セードを交えながら一目散に戻り、テントに潜り込むと同時に音を立てて雪、みぞれ、雹が降り注いできた。強風にテントがブワンブワンと揺れている。暴風雪は翌朝まで荒れ続いた。後で知ったが、この天候の急変がいくつかの悲劇を生んだようだ。

翌、早朝には雨に変わり、やがてやみ、青空が戻った。上高地BTに向けて歩きながら眺める残雪を纏った山々は凄く美しかった。

山歩きは片時も油断出来ないが、やはり素晴らしい。

訪問者数:372人
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この記録へのコメント

登録日: 2015/9/9
投稿数: 485
2016/5/3 19:12
 岩を抱えて倒れた者です
kuro_aさん こんばんは
そして、ありがとうございました。
岩が崩れ不運だったとはいえ、周りに支えてくれた方々がいて幸運でした。
怖い思いをさせて申し訳なくおもいます。
登録日: 2012/4/14
投稿数: 46
2016/5/3 20:00
 Re: 岩を抱えて倒れた者です
yama3day0さん
あなたの行為は賞賛にあたいしますよ
僕があなただったら、あの急傾斜の雪面で逆さまになって落ちていく時に、他の人達を思い、大岩を放さない勇気があったか、そんな行動が出来たか、自信ないです
浮石を掴んでしまうのは誰にでもおきうることです
ありがとうございました
登録日: 2015/9/9
投稿数: 485
2016/5/3 20:34
 Re[2]: 岩を抱えて倒れた者です
ありがとうございます。
涙出そうです…(笑)
登録日: 2013/8/9
投稿数: 24
2016/5/4 6:58
 よかった・・・
とにもかくにもご無事で何よりとはまさにこのことですね。
読んでてハラハラしました。
やっぱりこの時期の山は怖いです。
くろさんのスキルあればこそですね。
助けられた方もご無事でよかったです!
登録日: 2012/4/14
投稿数: 46
2016/5/4 9:10
 Re: よかった・・・
kiyo-miさん
何かとついていましたよ
あまりにも人数が多いと危険度が増しますね
あと、天候が変わりやすいから日程に余裕がないと無理しがちですね

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