迷っても沢に下りてはいけません(至仏山+尾瀬)
- GPS
- 13:19
- 距離
- 42.6km
- 登り
- 1,921m
- 下り
- 1,931m
コースタイム
- 山行
- 12:26
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 13:15
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★至仏山★ 山ノ鼻からのコースは現在登り限定です。東面は急斜面。途中からチェーンスパイク装着しました。落ちたら止まらない感じの斜面なので転倒しないように慎重に。 ★白尾山→皿伏山→尾瀬沼★ テープがあてになりません。2度コースをはずし、皿伏山からの下りでは沢に迷いこみ大変な目に会いました。山と高原地図の迷いマークはその通りでした。 |
その他周辺情報 | 鳩待峠から沼田ICまでの間にコンビニや飲食店多数あります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ 1
長袖インナー 1
ソフトシェル 1
ズボン 1
靴下 1
グローブ 1
予備手袋 1
ダウンジャケット 1
雨具 1
ゲイター 1
帽子 1
靴 1
ザック 1
チェーンスパイク 1
昼食、朝食 2 オニギリ、パン
行動食 1 飴、チョコ
非常食 1 エネルギーバー
飲料 2 500mlx2
コンパス 1
笛 1
ヘッドランプ 2
予備電池 2
GPS 1
ガイド地図(ブック) 1
ファーストエイドキット 1
保険証 1
携帯 2
時計 1
サングラス 1
タオル 1
ツェルト 1
ストック 1
カメラ 1
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感想
★本日のコース★
「至仏山」だけではもったいないので、「富士見峠」経由「尾瀬沼」まで行って「尾瀬ケ原」を通って2度目の「山ノ鼻」経由で「鳩待峠」へ戻る周回コース。雪が残るこの時期にはちょっと長いかなとも思いましたが、なかなか来る機会もないし自家用車なので帰りの時間を気にすることもないし、無理ならショートカットもできるしということで予定通りに決行しました。
★記録★
寝坊して出発が40分遅れ。その分前半戦の「至仏」は飛ばします。約2時間チョットで山頂を踏んで写真を撮って下山。登って来る方とたくさんすれ違いました。「鳩待峠」で朝食とって、水を買って後半戦に向けて出発。
「富士見峠」の途中でスキーのソロの方と話をしました。
彼「どちらまで?」
私「このまままっすぐ「尾瀬沼」まで行こうと思います。」
彼「皿伏経由ですか?」
私「はい」
彼「それはすごい」
私「???」
後でその意味を知ることになります。
天気も回復して写真撮りながら快調に進みます。
「富士見峠」、ここまで順調なのでハイキングのつもりで先に進みました。結構登りきついな、初見なので何度も地図を確認しながら慎重に進みます。それが却ってあだになりました。「白尾山」からの下り、「皿伏山」への登りで最初の道迷い。そこは地図読んで切り抜けました。次に「皿伏山」からの下り、ちょっと怪しくなったので地図を確認と出そうとしたら、無い。ヤバい。でもGPSあるから良いか。で画面みたら地図入ってない!カード入れ忘れてました。いつもは初めての場所では2万5千の地形図もっていきますが今回バタバタしてそれもなし。ピンチ。登りは踏み跡追えましたが下りでテープが途切れた所で適当に下ったら、沢に出てしまいました。標高高いと雪に埋まった沢が道に見えてしまうのですね。水の音で気がつく。しばらく下りてGPSを確認するとそのまま下っても「尾瀬沼」には出そうもない。仕方なく背丈以上ある笹の薮こぎで強引に登り返し尾根を2つ超え、コンパスで方向確認しながらなんとか登山道に復帰しました。GPSの軌跡で迷走ぶりをご理解いただけると思います。携帯のアンテナ立ってなかったので日没までに復帰できなければ遭難騒ぎになるところでした。
そこから先は順調と思ってましたが迷った分水を余分に消費してしまい、水切れ。仕方なく沢の水汲んで凌ぎます。そうこうしているうちに見晴しに到着。飲み物購入し先を急ぎます。宿泊する方が心配してくれました。
彼「今日はどちらまで?」
私「鳩待まで戻ります」
彼「え〜足は?車?」
私「はい」
彼「何時間みてるの?1時間半くらい?」
私「いえ、それは無理です。2時間弱ですね」
彼「気をつけて」
私「はい、ありがとうございます」
その後、木道で数パーティとすれ違い。ユルユル写真撮りながら進みます。夕日に映える木道、「至仏山」、「燧ヶ岳」。自分だけの静かな時間が流れます。もう安全圏だしライトも2つあるので日が暮れても大丈夫。なんとかライト点灯せずに「鳩待峠」まで戻ってきました。
★感想★
ソロで山に入るのがメインなので装備は2重3重に備えているつもりが、バタバタと準備したため地図が疎かになってました。最後の砦GPS(たとえ地図入れてなかったとしても)があって良かったです。地図はそもそも落とさない携帯方法考えないといけませんね。
kennoguさん、お久しぶりです。
雪道&道迷いの尾瀬40k超え、さすがです。
また、道迷い中でも写真を撮る余裕もナイスです。
ご安全に!
kenkenhkさんが帰国して香港に山レコ仲間はいなくなってしまいましたが、レースは継続してます。香港マラソンに出たら昔の感覚が戻ってきてロードのトレーニングも始めました。今シーズンは日本でUTMFの他、ロードを2レース走る予定です。
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