明神ヶ岳〜火打石岳（二宮金次郎柴刈り路）

2016年05月03日(火) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,328m
• 下り: 689m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:32

8:38 スタート地点
9:31 9:36 二宮金次郎腰掛け石
9:46 9:46 二宮金次郎柴刈り路
11:29 12:11 明神ヶ岳
13:18 13:18 苅川峠（狩川峠）
13:35 13:38 矢倉沢峠
14:04 14:04 金時登山口
14:10 仙石バス停

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：大雄山線 相模沼田駅から徒歩
帰り：仙石バス停まで徒歩
　　　仙石バス停から、小田原駅行きの箱根登山バスに乗車

コース状況／危険箇所等

危険箇所：特になし
登山ポスト：相模沼田駅近くにはありませんでした。

その他周辺情報

明神ヶ岳には山小屋や茶屋はありませんが、矢倉沢峠では「うぐいす茶屋」が営業していました。
サイダー（150円）を注文したところ、おまけに「味噌こんにゃく」を頂きました。

写真

5/3 8:13

大雄山線に乗って・・・

5/3 8:38

今日のスタート地点は相模沼田駅。

5/3 8:55

変電所。ここの脇を通過すると、"二宮金次郎柴刈り路"への最短ルートになるようです。

5/3 9:06

足柄茶の茶畑。今日は茶摘みをしている茶畑が多かったです。

5/3 9:14

ずっと日なたの車道歩きで汗だくでしたが、渓流のヒンヤリした空気で癒やされました。

5/3 9:15

"二宮金次郎柴刈り路"は、ここが起点になるようです。

5/3 9:21

八坂神社の近くで見つけた"畑の駅"。"道の駅"ならぬ"畑の駅"とは・・・

5/3 9:28

ホウチャクソウ。

5/3 9:32

二宮金次郎腰掛け石。本当に腰掛けていたかは不明(笑)

5/3 9:32

腰掛け石の脇には、小さなベンチが据え付けられています。

5/3 9:48

こんな沢沿いの何気ない場所が登山口です。

5/3 9:49

登山口はこの標識が目印です。

5/3 9:54

登り始めは人工林が続きます。

5/3 10:08

展望台はもう少しのはず・・・

5/3 10:09

ヤブレガサの若葉。

5/3 10:18

突然の車道！

5/3 10:18

・・・と驚いていると、すぐ脇に展望台(笑)がありました。

5/3 10:18

モヤがかかっていて、展望を楽しめませんでした。

5/3 10:27

車道から再び登山道へ。

5/3 10:33

また人工林だ・・・と思っていると、

5/3 10:38

突如明るい広葉樹林が出現しました。

5/3 10:41

外輪山の尾根に至るまで、ずっとこのような広葉樹林が広がっていました。

5/3 10:46

スズタケが増えてきた・・・

5/3 10:57

ギンリョウソウ。数m四方にわたって群生しているのは初めて見ました。

5/3 11:02

ミヤマシキミ。

5/3 11:07

新緑いいですねぇ・・・

5/3 11:18

ようやく外輪山の尾根に到達。あとはチョイと登れば明神ヶ岳に着くはず。

5/3 11:28

明神ヶ岳に到着。後ろには箱根山と大涌谷が見えますが、去年と比べて噴煙が非常に減っています。

5/3 11:29

金時山のバックに富士山・・・良い眺めです。

5/3 11:57

今日のお昼はアルファ米。

5/3 12:12

エンレイソウ。蕾じゃなくて、既に実になっているんでしょうか？

5/3 12:13

真っ白なスミレ。本当の種名は分かりません。

5/3 12:20

クサボケ。明るい尾根道がさらにパッと明るくなります。

5/3 12:22

歩き進めると、金時山と富士山の位置関係が変わってきます。

5/3 12:25

今日は表丹沢の稜線もガスがかかっているようです。

5/3 12:36

再び、金時山と富士山が一直線上に並びました。

5/3 12:44

こんな歩きやすい道ですが、疲れていると小さなアップダウンがズシッと効いてきます。

5/3 12:47

火打石岳。本当のピークはここから少し離れた場所ですが、凄まじい笹藪に阻まれて到達できそうにないです。

5/3 12:50

ブナの若葉。よく見ると、イヌブナの葉のように毛に覆われてます。

5/3 12:53

爽やかな新緑。

5/3 12:55

またまたギンリョウソウ。

5/3 13:03

明神ヶ岳の山腹から外輪山尾根の手前まではスズタケばかりでしたが、外輪山の尾根はずっとハコネダケのようです。

5/3 13:04

金時山＋富士山だけでなく、箱根山も外輪山を従えて雄大な景色です。

5/3 13:07

ササ原の中を進む一直線の道。

5/3 13:10

これはクサソテツ（コゴミ）？

5/3 13:13

外輪山の尾根が金時山まで繋がっているのが良く分かります。

5/3 13:18

奥（南側）に向かって、地図には無い謎の道が続いています・・・

5/3 13:22

矢倉沢峠への最後の登り坂。

5/3 13:28

金時山が随分大きくなってきて、富士山がその背後にほとんど隠れてしまいました。

5/3 13:28

箱根山と外輪山と仙石付近の集落。

5/3 13:36

矢倉沢峠の東側にある三叉路。左は明神ヶ岳方面、奥は金時山方面、手前は地蔵堂方面へ繋がっています。

5/3 13:39

うぐいす茶屋で購入したサイダー（150円）。今時珍しい缶のサイダーです。

5/3 13:45

うぐいす茶屋の全景。

5/3 13:51

砂利っぽい道なので、下りは滑らないように要注意！

5/3 13:58

登山道はここまで。あとは仙石バス停まで別荘地を通る車道を歩きます。

5/3 14:04

ハイキングコースもここでお終い。

撮影機器：

COOLPIX P330 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ

備考

持って行けば良かった：ストック。ストック無しで1000m以上の登りだと、さすがに足が疲れました。

感想

ardisia

[コース]
2013年版の山と高原地図の"箱根"に、相模沼田駅から延々と歩いて明神ヶ岳へ上るルートがあったので、それを真似してコースを設定しました。
明神ヶ岳へ登るだけだともったいないので、箱根外輪山上の明神ヶ岳〜火打石岳〜矢倉沢峠間の未踏ルートも歩くコースにしましたが・・・さすがに標高差1100mを超える登り＋外輪山縦走は少々キツかったです。（※GW以降は暑さで厳しいコースだと思います）
　
[展望・景色]
箱根外輪山の稜線まで上り詰めた頃は、既にちょっと曇りがちな天気でしたが、どうにか箱根山（神山）・金時山・丸岳・愛鷹山・富士山を見ることが出来ました。
明神ヶ岳から矢倉沢峠までの間は、歩くにつれて金時山と富士山の位置が徐々に変わっていくのが良かったです。
また、外輪山上は展望の良い場所（尾根）と、樹林の中（尾根を巻く道）が繰り返すので、ずっと樹林や笹藪の中ということはありませんでした。

[動植物]
コース前半の変電所あたりでは、近くでキジの鳴き声がしたり、モズが飛び交ったりと、やけに野鳥の気配の濃いエリアでした。
登山道に入ってしばらくは単調な人工林の道でしたが・・・広葉樹林に入るとコルリ（♂）や、スズタケの根元で群生するギンリョウソウを見つけました。
外輪山の尾根歩きでは、クサボケ・エンレイソウ・ミツバツチグリなどの花を見ることが出来ました。

[飲食・お土産]
2013年版の山と高原地図では、矢倉沢峠の「うぐいす茶屋」が廃業と書かれていますが、どうやらちゃんと営業しているようです。
なお、昨年末に金時山に登った時にも、うぐいす茶屋が営業していたのを確認しています。

[その他]
矢倉沢峠で、金時山へ地図も持たずに登った女性二人組から道を尋ねられました。
矢倉沢峠の"うぐいす茶屋"のご主人に伺ったところ、道間違いの人は多いということです。
ですが、服・靴・ザックは立派なのに、地図も持たずに登るとは・・・