岳沢BC 奥穂南稜、コブ尾根
GINZA_Nagano
その他2人 コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:00
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:00
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:00
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:00
| 天候 | 30日ホワイトアウト、1日雪霙、2日曇、3日晴れー曇り夜雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
吊尾根は結構疲れた。奥明神沢・天狗沢の登下降も結構急。足取り確かなメンバであるべき |
| その他周辺情報 | 前穂頂上直下、コブの頭には３０日下山できなかったPのビバーク跡地もなまなましかった |
写真
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装備
| 個人装備 |
スリング５
ビナ５．
|
|---|---|
| 共同装備 |
ガス缶大１．水は小屋でとれた。
|
感想
30/土 奥穂南稜はウチが先頭で3P.大滝左から雪のない藪尾根に取り付く。トリコニー1は岩。残りは雪稜混じり。奥穂山頂は奥穂小屋から数名。ここまでは晴れ間もあったが、雪風が強まりみるまに視界が悪化。吊尾根の出だしは急に見えて、下降にロープを出してしまう。吊尾根は長い。風も出て視界もない。風よけもないので休めない。辛抱して歩く。明神・前穂からくるPとすれ違い、稜線通しに前穂山頂。やっぱり視界はない。前穂から奥明神沢の降り口もホワイトアウトで見えない。道標はあるが字が読み取れない。後続Pと一緒に逡巡。道標右側の踏み跡を追ってバックステップで下りる（後日道標左が正解と判明）。途中懸垂を交えてやっとこ奥明神沢に出る。結構疲れ果てた。
1/日 朝から霙。停滞を決める。小屋で酒を飲み本を読む。ジャンと前穂にビバーク組が居るとのこと。他人事には思えない。
2/月 昨秋リベンジのコブを狙う。コブ沢を軽く詰め、正面の尾根に取り付くと、そこは昨秋の撤退点・残置支点が残っていた。尾根はすぐ雪渓に吸収され、後続が沢から追いつく。コブのI峰（マイナーピーク？）は岩。方々に残置があるがかえって迷う。右巻きでTさんが取り付くが、悪い。フォローで立ち上がると、いきなり手ガバの岩がはがれ、派手に落ちる。ついでに右に回ってガリーを詰める。�曲�？はスノーポラードで懸垂。あとは雪稜と岩を交えてコブの頭に出る。頭の脇にはビバーク跡。 天狗へは夏道が出ているが、疲れているのでペースも上がらず。天狗のコルから天狗を登り返す気もしない。BCに帰着。生ビール乾杯の後、Tさん下山・入れ違いでKさん入山。
3/火 奥明神沢から前穂へ。先行トレースもあるのだが、雪が固く刺さりが悪い。なにより、傾斜もあって疲れる。ノドから左に入ると、左上に逡巡した道標が見えた。つまり下山は道標の左で合っていたことになる。バックステップを交えて下る。30日に上から見下ろしたときは懸垂かとも思った。
低気圧が来るので早々に撤収下山するが、沢渡の下道が事故渋滞。1645の直行バスに乗ったが、20時の最終あずさにはギリ間に合わず。打ち上げして松本で夜を明かした。
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